「Zoho Webinar」(ゾーホー・ウェビナー)は、Webセミナーやオンラインイベントを実施し、管理するためのツールです。プレゼンテーションの配信、アンケートや質疑応答の実施、予定の管理と参加者の招待、参加状況に関するレポートの作成などが可能です。
Zoho Webinar連携により、次のことが可能になります。
Zoho CRMでWebセミナーを作成するには、まずマーケットプレイスでZoho Webinar連携を有効にする必要があります。連携を有効にすると、次のことが可能になります。
ユーザーの追加
Zoho WebinarにZoho CRMユーザーを追加することで、ユーザーがZoho CRMの画面からWebセミナーの情報を登録できるようになります。
リマインダーの設定
主催者と参加者に対して、指定の時刻に、Webセミナーに関するリマインダー通知を送信するように設定できます。
Webセミナーの登録者をZoho CRMの見込み客/連絡先として登録
Webセミナーに登録した人の情報を、Zoho CRMに見込み客/連絡先として登録できます。
反応ステータスの更新
Zoho Webinarのサービス用ステータスを、Zoho CRMのキャンペーン反応ステータスと同期できます([サービス用ステータス]は連携するサービス専用に使用するもので、[キャンペーン反応ステータス]はすべての種類のキャンペーンを横断して共通的に使用するものです)。これにより、Zoho Webinarで登録者/参加者のステータスが更新された場合に、Zoho CRM内のキャンペーンにおける該当者(見込み客/連絡先)のステータスを連動して更新することが可能です。
たとえば、サービス用ステータスが[参加済み]の場合に、参加者のキャンペーン反応ステータスを[Webセミナー参加済み]に更新するといった設定が可能です。設定内容に応じて、参加者のキャンペーン反応ステータスが自動で更新されます。
なお、サービス用ステータスには、[招待済み]、[登録済み]、[参加済み]の3つの種類があり、それぞれのステータスに対して、どのキャンペーン反応ステータスを関連付けるかを指定することが可能です。また、キャンペーン反応ステータスとサービス用ステータスを同期しないように選択することも可能です。
Zoho Webinar連携を設定するには
連携が完了すると、Zoho CRMの[キャンペーン]タブからWebセミナーの情報を登録(Webセミナー用のキャンペーンを作成)できます。
Webセミナーを登録するには
作成したWebセミナーにはそれぞれ専用の登録用URLが自動的に生成されます。Webセミナーの登録用URLは、メールテンプレートに差し込み項目として挿入できます。この差し込み項目が、招待メールの送信時に、実際のURLに自動的に置き換えられます。
メールテンプレートにWebセミナーの登録用URLを挿入するには
Webセミナーの登録後、見込み客/連絡先に招待メールを送信できます。
Webセミナーに見込み客/連絡先を招待するには
キャンペーン反応ステータスでは、Webセミナーに参加した見込み客/連絡先の参加状況を管理できます。
キャンペーン反応ステータスは、見込み客ステータスとは異なりますのでご注意ください。
キャンペーン反応ステータスは、特定のキャンペーンにおけるステータスを管理するためのものであり、同じ見込み客に対してもキャンペーンごとに異なるステータスを設定できます。
キャンペーン反応ステータスを更新するには
アンケートを作成するには
不要になった場合、Zoho Webinar連携をいつでも無効にできます。連携を無効にしても、Zoho Webinarアカウントの設定には影響しません。Zoho Webinarアカウントから引き続き、Webセミナーを管理できます。
Zoho Webinar連携を無効にする場合の留意事項は、以下のとおりです。
Zoho Webセミナー連携を無効化するには
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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