顧客側が開始する会話と企業側が開始する会話のそれぞれの料金例
WhatsAppの会話ベースの価格モデル(料金体系)では、会話した分だけ料金が請求されます。この料金体系は一見分かりにくいですが、仕組みさえ分かれば簡単です。また、利用状況によってはコストパフォーマンスが高いというメリットもあります。この記事では、「顧客側が開始した会話」と「企業側が開始した会話」の両方の例を挙げて、実際にどのように課金が発生するかについてご説明します。なお、会話ベースの価格モデルの詳細については、
こちら
をご参照ください。
例1:顧客側が開始した会話
月曜日
の
午後4時
に顧客からのメッセージを受信したとします。企業は顧客からメッセージを受信してから24時間以内に返信しなければなりません(24時間を超えると返信できなくなります)。
企業は
火曜日
の
午前10時
に返信を行いました。この際、企業が返信を行ったことにより、「顧客側が開始した会話」(UIC:User-Initiated Conversation)1件分の料金が発生します。また、火曜日の午前10時を起点とする24時間の顧客サービス時間枠が開始します。
ここで、企業側からさらに
火曜日
の
午後3時
にメッセージを送信したとします。この時点では、火曜日の午前10時から24時間が経過していないため、追加の料金は発生しません。
その後、
水曜日
の
午後2時
に顧客からの返信を受信しました。この場合、火曜日の午前10時からすでに24時間以上が経過しているため、顧客側から新しい会話(セッション)が開始されたものとみなされます。
企業がこのメッセージに返信を行うと、
「顧客側が開始した会話」
1件分の料金が新たに発生します。なお、企業からの返信は、顧客からのメッセージを受信してから24時間以内に送信する必要があります。
例2:企業側が開始した会話
月曜日
の
午前9時
に企業側から顧客にテンプレートメッセージを送信したとします(なお、テンプレートメッセージは、Metaから事前に承認を受けた後でのみ送信できます)。この場合、
「企業側が開始した会話」
(BIC:Business-Initiated Conversation)1件分の料金が発生します。また、テンプレートメッセージを送信した時点で、24時間の顧客サービス時間枠が開始します。
その後、同日(月曜日)の
午前11時半
に顧客からの返信を受信しました。この時点では「顧客側が開始した会話」の料金は発生しません。顧客からの返信は、企業側がテンプレートメッセージを送信してから24時間以内に受信しているためです。
その後、企業側が
火曜日の午前10時
に顧客に返信したとします。企業側が最初にメッセージを送信してからすでに24時間以上が経過しています。
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「企業側が開始した会話」と「顧客側が開始した会話」のどちらの料金が発生しますか?
「顧客側が開始した会話」1件分の料金が発生します。
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なぜ「企業側が開始した会話」ではなく「顧客側が開始した会話」の料金が発生するのですか?
月曜日の午前11時半に開始した24時間の顧客サービス時間枠が有効であるためです。(月曜日の午前9時に開始した顧客サービス時間枠の有効期限は切れています)。これにより、企業側は月曜日の午前11時半に受信したメッセージにテンプレート以外の内容を返信できます。この際、「顧客側が開始した会話」の料金が発生します。

複数の会話企業と特定の顧客の間で複数の会話を同時に進めることができるようになりました。詳細については
こちらをご参照ください。