WebhookブロックのGETメソッド

WebhookブロックのGETメソッド


顧客への対応を行うにあたって、他のアプリ/システムに登録されている顧客の注文ステータス、予約の詳細、商品の在庫状況などの情報を確認したい場合があります。

WebhookブロックのGETメソッドでは、Zoho Desk、Zoho CRM、注文システム、ナレッジベースなどの外部アプリ/システムからデータをリアルタイムで取得できます。取得した情報は、自動ガイドボットのチャットのメッセージ内に表示することが可能です。チャットの対応業務をよりスムーズに行うことができます。 

以下では、WebhookブロックのGETメソッドの概要やよくある質問について説明します。


参考情報:自動ガイドボットのWebhookブロックの概要 

GETメソッドとは   

GETメソッドとは、APIを通じて別のアプリ/システムからデータを取得する仕組みです。

例:
特定の顧客に関するデータを取得したいとします。

この場合、GETメソッドを使用することで、該当の顧客のデータを取得してチャット内で表示できます。この処理は自動で行われます。データを直接操作する必要はありません。



GETメソッドの主な使用例   

GETメソッドの主な使用例は、以下のとおりです。
  1. 参照番号をもとに顧客の注文を確認する
  2. ユーザーIDまたはメールアドレスをもとに予約状況を確認する
  3. Zoho Deskの過去の問い合わせを表示する
  4. 商品の詳細や在庫状況を取得する
  5. ナレッジベースの関連記事を取得する
  

使用するタイミング  

GETメソッドが役に立つタイミングは、以下のとおりです。
  1. Zoho DeskやZoho CRMに保存されているユーザーの詳細を確認したい
  2. 注文管理システムに登録されている最新の注文ステータスを表示したい
  3. 予約情報や旅程を取得したい
  4. 外部データベースのヘルプドキュメントや製品データを参照したい
チャットでの対応時において最新情報を取得し、チャットの利用者とのやりとりにおいて使用することで、対応をよりスムーズに進めることができます。 
使用例
使用例
顧客が注文のステータスを確認したいとします。この場合、GETメソッドを使用して注文ステータスのデータを取得し、チャット欄に表示できます。


レスポンスのサンプル

 { 
   "subCategory" : "サブ(一般)", 
   "statusType" : "未完了", 
   "subject" : "注文の処理が遅れています。優先的に確認をお願いします。", 
  "dueDate" : "2025-06-21T16:16:16.000Z", 
 } 

Webhookブロックの各メソッドの違い 

GET
POST
PUT
PATCH
DELETE
GET
主な使用目的
一般的な使用例
リクエストボディ

サーバーからデータを取得する
ユーザー情報の取得
問い合わせの履歴の取得
ナレッジベースの記事の取得
×
メールアドレスをもとに顧客のサブスクリプション情報を表示する
POST
主な使用目的
一般的な使用例
リクエストボディ

外部アプリ/システムに新しいデータを作成する
新しい問い合わせの作成
フォームの送信
ユーザーのフィードバックの記録
○(例:JSON)
チャットの利用者の情報をもとにZoho Deskで新しい問い合わせを作成する
PUT
主な使用目的
一般的な使用例
リクエストボディ

既存のデータを更新する/置き換える
問い合わせのステータスの更新
連絡先情報の更新
サブスクリプション情報の変更
○(すべてのデータ)
問い合わせの優先度を「緊急」に変更する
PATCH
主な使用目的
一般的な使用例
リクエストボディ

既存のデータの一部を更新する
問い合わせの優先度の更新
顧客の電話番号の変更
特定の項目の更新
○(一部のデータ)
問い合わせのステータスの項目のみを「対応中」に更新する
DELETE
主な使用目的
一般的な使用例
リクエストボディ

サーバーからデータを削除する
問い合わせの削除
ユーザーの登録解除
顧客のデータの削除
任意
ユーザーの問い合わせを削除する
 

GETメソッドのメリット 


  1. データを変更せずに安全に取得できます。
  2. 外部アプリ/システムに保存されている最新情報を常に表示できます。
  3. 取得したデータをもとに、ボットの会話フローの分岐を設定できます(例:注文ステータスが「配送済み」の場合、配送情報を表示する)。


よくある質問  

GETメソッドによってデータは変更されませんか?
はい、データは変更されません。GETメソッドでは、データの取得のみが行われます。データの変更などの他の処理は行われません。安全に何度でも使用できます。
GETメソッドでは、どの種類のAPIが使用されますか?
Zoho Desk、Zoho CRM、注文システム、データベース、SaaSなどの外部アプリ/システムにおいて、GETメソッドに対応しているREST APIが使用されます。
取得したデータに対してフィルターを適用できますか?
はい、できます。例:?email=user@example.com.
 

使用に関するヒント 


  1. {{user.email}}、{{user.id}}などの動的変数を使用し、リクエストをカスタマイズできます。
  2. パラメーターや構造に関する詳細については、APIドキュメントをご参照ください。
  3. 会話フロー内の値(例:注文ステータス)を保存し、後で使用できます。
  4. リクエストに失敗する場合、URLとパラメーターをもう一度確認してください。
  5. PostmanなどのツールでAPIのテストをあらかじめ行うことで、不具合に迅速に対応できます。