問い合わせ対応業務は、時間との戦いでもあります。特に、顧客との間でSLA（サービスレベル契約：サポートサービスの対応期限、範囲や品質などを保証する契約）を締結している場合などには、問い合わせの解決時間をいかに短縮できるかは切実な問題です。このような場合には、Zoho Desk上でも効率的な操作を行うための工夫が必要になるでしょう。

注

1. この機能は、Zoho Deskの無料プランでは利用できません。
   
2. 必要な権限：問い合わせを複製するには、問い合わせの作成権限が必要です。 

1. 複製したい問い合わせをクリックして、問い合わせの詳細ページを開きます。
   
2. 問い合わせの詳細ページで、右上に表示されているその他（…）メニューをクリックします。
   
   
3. メニューから［複製する］を選択します。
   
4. 複製した問い合わせの編集画面が開きます。各項目には、複製元の問い合わせと同じ値が入力されます。
   
5. 必要に応じて、各項目の値を編集します。
   
6. ［送信する］をクリックすると、新しい問い合わせが作成されます。
   

重要事項

1. 複製した問い合わせに引き継がれるのは、問い合わせの基本情報と説明のみです。
   
2. 添付ファイル、メールのやりとりの内容、コメントなどは引き継がれません。
   
3. 複製した問い合わせの件名の末尾には、複製元の問い合わせと区別するため、複製したことを示す表記（テキスト）が自動で付加されます。
   
4. 共有された問い合わせやスパムの問い合わせは、複製できません。
   
5. 複製した問い合わせの編集画面で、メール送信機能を利用することはできません。
   
6. 問い合わせの複製操作は、問い合わせの操作履歴に記録されます。