この例では、Smart Scanが参加者の連絡先詳細を読み取り、イベント登録フォームを自動入力する方法を説明します。フォームを手入力する代わりに、回答者は名刺をアップロードするだけで、名前、会社名、役職、メールアドレスなどの項目が自動的に入力されます。
名前、会社名、役職、会社メール、電話番号、Webサイト用のフォーム項目を追加します。
フォームのAI セクションから Smart Scan 項目をドラッグして追加し、ラベルを「スキャンする名刺をアップロード」などに設定します。
Smart Scan 項目の設定で、サンプルの名刺画像をアップロードします。
Smart Scan は、アップロードされた名刺から氏名、会社名、メールアドレスなどのテキストを抽出します。
抽出された各値を、対応するフォーム項目にマッピングします。例えば、「名前」→「名前」項目、「会社名」→「会社名」項目、「メール」→「会社メール」項目、その他の項目は必要に応じて必須に設定します。
[保存]をクリックして、マッピングを確定します。
これで、名刺画像がアップロードされるたびに、これらの項目が自動入力されるようになります。
回答者は、ノートパソコンまたはスマートフォンでフォームを開きます。
連絡先情報を手入力する代わりに、Smart Scan 項目を使用します。
[画像を選択]をクリックして名刺の写真をアップロードするか、スマートフォンのカメラでその場で撮影します。
Smart Scan が画像を処理し、数秒以内に、抽出したデータでマッピング済みのフォーム項目(名前、会社名、役職など)を自動入力します。
回答者は自動入力された内容を確認し、必要に応じて修正します。
その後、フォームを送信します。
アップロードされた名刺画像はフォーム送信データと一緒に保存され、抽出されたテキストは通常どおり対応する項目に保存されます。
これにより、回答者の手間と時間を削減できるだけでなく、イベント登録フォームでのデータ収集の精度も向上します(手入力によるタイプミスがなくなります)。
その他の Smart Scan の利用例として、次のようなものがあります。
運転免許証や身分証をスキャンして、個人情報を取得する。
請求書をスキャンして、請求書番号や金額を抽出する。
経費精算フォーム用に領収書を処理する。
オンボーディング、本人確認フォーム、その他のデータ収集プロセスを効率化する。
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