しばらくやり取りしていない古い配信リストを使用する場合、一部の連絡先は、メール受信の登録をしたことを忘れている可能性があります。また、連絡先のメールアドレスが変更されていたり、登録されたアドレスが迷惑メールトラップになっていたりすることも少なくありません。
心配はいりません。次の方法を慎重に計画して実行すれば、古い配信リストを再び活用できます。
配信リストの再活用は、2段階のプロセスです。まず、配信リストを整理して期限切れのメールアドレスや迷惑メールトラップを削除します。次に、反応のない連絡先に再エンゲージメントを行い、関心を取り戻します。
リストクリーニングサービスの使用
Zoho Marketing Automationでは、連絡先がメールを開封したとき、メールに返信したとき、商品やサービスを購入したとき、イベントに参加したときなどに、連絡先にスコアを設定できます。この手法は、連絡先のスコアリングと呼ばれます。この手法を使用している場合は、リストクリーニングサービスによる配信リストの検証後、最近反応があった連絡先のセグメントを作成できます。これらの連絡先は商品やサービスに関心があり、再びメールを受け取る可能性が高いと考えられます。
連絡先の中には、単なる興味や商品、サービスの試用版を利用するために配信リストへ登録した人もいます。試用版の利用後に非アクティブになったり、別の商品やサービスへ移行したりしている可能性があります。このような連絡先をアクティブな状態に戻せる可能性は、非常に低いといえます。
再アプローチ用のメールを配信し、配信リストへの登録継続を希望するか確認するとともに、配信停止の選択肢も提示できます。メール操作トリガーを使用してワークフローを作成し、再アプローチ用メールを開封しない連絡先やメールの受信停止を希望する連絡先を別の配信リストへ移動するよう設定できます。一方、メールの受信を希望する連絡先は、現在の配信リストに残すことができます。
再エンゲージメントメールは、連絡先をアクティブな状態に戻すだけでなく、良好な関係を築くうえでも役立ちます。再エンゲージメントメールのデザインについて詳しく見ていきましょう。
しばらくやり取りしていない配信リストに再エンゲージメントメールを配信する場合は、まず自社をあらためて紹介し、以前メール受信の登録をしたことを丁寧に伝えることをおすすめします。また、今後もメールを受け取りたいと思ってもらえる理由を提示することも大切です。連絡先との交流がなく寂しく思っていたことを伝え、感謝の気持ちとして次回購入時に利用できる割引を提供します。これにより、連絡先の関心を取り戻し、自社に対する肯定的な印象を与えることができます。
➤ フィードバックの依頼
連絡先に寄り添うことは、失われた関係を再構築するための効果的な方法です。フィードバックを依頼すると、連絡先が本当に期待していることを率直に伝えてもらえます。受け取ったフィードバックを活用して今後のキャンペーンを適切にデザインし、良好な関係を築き始めることができます。
➤ 価値ある内容の提供
長期間メールを配信していなかった後に再開する場合は、受信者の関心を引く内容を提供する必要があります。メールのフッターにトピックリンクを追加すると、連絡先は情報を受け取りたい分野を選択できます。その後、選択されたトピックに関するメールを配信し、関心を維持できます。
しばらく使用していなかった配信リストにメールを配信する場合は、反応がなくなる直前までメールを読んでいた連絡先に、まずメールを配信します。また、最近のキャンペーンで高い反応を得た内容を再利用することもできます。これにより、「迷惑メールと見なされやすい内容」であることを理由に、メールがフィルタリングされるのを防げます。
配信したメールへの反応を確認します。肯定的な反応が得られた場合は、残りの連絡先にも少しずつメールを配信します。メールが迷惑メールと判定されたり、苦情が寄せられたりした場合は、ドメインの評価がさらに低下するため、メールの配信を停止してください。古い配信リストの再活用は、新しい連絡先を獲得するよりも低コストであるため、大きなメリットがあります。関心や反応のない連絡先を削除すると配信リストの規模は縮小しますが、見込みのある連絡先をアクティブな状態に戻すことができます。古い配信リストを再活用した後は、連絡先の反応を維持し、投資利益率(ROI)を最大化することに注力できます。