クロスドメイントラッキングとは、異なるドメイン間を移動する訪問者の経路を追跡し、目標やアクションを達成するプロセスです。たとえば、ユーザーがあなたのウェブサイトのホームページ www.technology.comにアクセスし、ページ上のブログタブをクリックしてから、www.blogtechnology.comにリダイレクトされるとします。
クロスドメイントラッキングを有効にしない場合、Zoho PageSenseでは、ユーザーは2つの異なるウェブページにアクセスする別々の訪問者と見なされます。2つのドメイン(www.technology.comとblog.technology.com)をまたがるユーザーセッションも、単一のセッションではなく2つの異なるセッションとしてカウントされます。これにより、正確でない訪問者のトラッキングデータが生じ、ビジネス上の意思決定に影響を与える可能性があります。
クロスドメイントラッキングを有効にすると、訪問者が異なるドメインを移動する実際の経路を表示し、訪れたすべてのドメインから累積的なレポートを作成することができます。この場合、レポートは、あなたのサイトに訪れ、ブログセクションや他のセクション、他のマイクロサイトに移動する訪問者を追跡します。
必要に応じて、Zoho PageSenseの個々のプロジェクトでクロスドメイントラッキングの設定を有効または無効にすることができます。例えば、複数のドメインを使用するeコマースストアを運営しており、顧客がウェブサイトにアクセスした瞬間から、ページ上のブラウザアイテムとのやり取り、カートに商品を追加し、購入を決定するまでの顧客の経路を把握したい場合があります。このような場合、プロジェクトでクロスドメイントラッキングを有効にすることで、カートページ www.shoppingcart.com から支払いページ www.payments.com までのさまざまなドメインをまたいだバイヤーの経路をより包括的に把握し、以下のメトリクスを追跡することができます:
ただし、ユーザーの個人データの追跡に関するプライバシーポリシーがますます厳しくなることへの適合性について心配がある場合、PageSenseでいつでもこのオプションをオフにすることができます。単一のビジネスドメインからの訪問者情報のみを追跡します。
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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