カスタム関数を使用して、課題のワークフローを自動化できます。カスタム関数は、プロセスの自動化に使用できる、簡単なプログラムです。自社のニーズに合わせて、関数を独自のスクリプト（ Deluge ）で書き、業務ルールから呼び出せます。 DATE 、 CONCAT 、 REPLACE などの、Javascriptの組み込み関数と同様に設定できます。Zoho Projectsでは、ワークフロールールを使用して、課題の項目を自動的に更新できます。カスタム関数を使用すると、ワークフロールールが起動した直後に、通知の送信や外部サービスとの連携、その他の処理の実行を自動化できます。

この機能を利用できるプラン： 最新版のエンタープライズ プランのみ

利用例

• 課題のエスカレーション時に、カスタム関数を使用して、プロジェクトマネージャーに、SMS/メール/チャットで通知を送信します。
  
• 課題の重要度が更新された際に、カスタム関数を通じて、関連するコメントを課題に追加します。
  
• カスタム関数により、Zohoサービスと外部サービスを連携します。
  

カスタム関数の追加

1. 上部バーにある アイコンをクリックします。
   
2. ［マーケットプレイス］ に移動して、［開発者用情報］の一覧にある［カスタム関数］ を選択します。
   
3. 画面右上にある選択リストから［課題］を選択します。
4. ［新しいカスタム関数］ をクリックします。
   
5. ［関数名］ と ［詳細］ を入力します。
   
6. ［引数］ を設定します。
   
7. Delugeスクリプトエディターでコードを入力するか、エディターの左側のパネルからパラメーターをドラッグ＆ドロップで移動して、カスタマイズします。
   
8. ［保存］ をクリックします。
   
   
   

業務ルールへのカスタム関数の関連付け 

1. 上部バーにある アイコンをクリックします。
   
2. ［課題設定］ に移動して、 ［業務ルール］ を選択します。 
   
3. ［ルール］を選択し、 ［処理］ タブに移動します。
   
4. ［処理］ で、 ［カスタム関数の呼び出し］ をクリックします。
   
5. 十字アイコン（  ）をクリックして、新しいカスタム関数を作成するか、［鎖］アイコン（ ）をクリックして、業務ルールから既存の関数を呼び出します。
   
6. ［ルールの保存］ をクリックします。
   
   
   

業務ルールの設定についての 詳細はこちら をご参照ください。

カスタム関数の実行

1. 上部バーにある   アイコンをクリックします。 
   
2. ［マーケットプレイス］ に移動して、［開発者用情報］の一覧にある［カスタム関数］ を選択します。
   
3. 画面右上にある選択リストから［課題］を選択します。
4. 実行したい関数をクリックします。こちらで、ヘレンは、関数「 Send_Mail 」の実行を試しました。
   
5. 一番下の ［保存して実行］ をクリックします。
   
6. ［課題のID］（引数）を入力します。
   
7. ［実行］ をクリックします。

   
   

カスタム関数の連携のテスト

1. Zoho Projectsに、業務ルール条件に一致するテストデータを追加します。
   
2. アプリケーションで、カスタム関数により実行された通知を通じて、Zoho Projectsから受信した更新をチェックします。
   
3. エラーがある場合は、Zoho Projectsでカスタム関数を修正してから、再度テストします。
   
4. 正しい出力が得られるまで、テストを繰り返します。たとえば、ジョン、ビクター、リンは、課題の担当者が変更されたときに、ヘレンから通知を受信できます。  
   

引数は、10件まで追加できます。