Active Directory からのユーザーのインポート

Active Directory からのユーザーのインポート

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Zoho Vaultには、ユーザーをインポートし、AD/LDAPのユーザーの一覧と定期的に同期できるユーザープロビジョニングアプリが用意されており、ユーザー管理を効率化できます。Windowsでは、プロビジョニングアプリをスケジュールされたタスクとして設定し、ADの設定に基づいてZoho Vaultのユーザーを自動的に追加、更新、無効化、または削除できます。


前提条件

  • スーパー管理者の認証情報を持つZoho Vaultアカウント
  • Zoho Vaultで認証済みのドメイン名
  • .NET Framework 2.0がインストールされたWindowsシステム


仕組み

プロビジョニングアプリはActive Directoryにクエリーを実行し、ユーザーをインポートします。また、Zoho Accountsから組織のユーザーを同期します。アプリは、LDAPクエリーとZoho Accountsからインポートされたユーザーを比較します。

  • ユーザーがActive Directoryには存在するもののZohoには存在しない場合、そのユーザーはZoho Vaultに追加されます。
  • ユーザーがZohoには存在するもののActive Directoryには存在しない場合、プロビジョニングツールで設定した同期方法に基づき、Zoho Vaultから削除または無効化されます。

メモ:さまざまな除外ルールに基づいて、除外するユーザーを指定することもできます。


LDAPクエリー

プロビジョニングアプリでは組織のZoho Vaultアカウントにユーザーを追加したり、アカウントからユーザーを削除したりできるため、アプリでLDAPクエリーと除外ルールを設定することが重要です。LDAPサーバーとZoho Vaultの間で同期するユーザーを決定し、該当するユーザーだけが対象となるように、プロビジョニングアプリでLDAPクエリーを設定します。
以下に例を示します。

AD/LDAP内のすべてのユーザーをインポートまたは同期するには

ベースDN:DC=zillum,DC=com
クエリー:(objectClass=user)

Austinという名前の組織単位(OU)内のすべてのユーザーをインポートまたは同期するには

ベースDN:OU=Austin,DC=zillum,DC=com
クエリー:(objectClass=user)

Austin OUに属する特定の部門(例:「ITAdmin」)のユーザーのみをインポートまたは同期するには

ベースDN:OU=Austin,DC=zillum,DC=com
クエリー:(&(objectClass=user)(department=ITAdmin))


インポートしたアカウントのユーザー認証


  • Zoho Vaultでは、AD/LDAPからインポートされた各ユーザーに対して、新しいユーザーアカウントが自動的に作成されます
  • ユーザーは、初期設定時にプロビジョニングアプリで設定した初期設定のパスワードを使用してZoho Vaultにサインインできます。
  • ユーザーが初期設定のパスワードでサインインすると、新しいパスワードの設定を求められます。


同期の種類

AD/LDAPとZoho Vaultを同期する方法は3つあります。

手動同期

  • プロビジョニングアプリを実行し、[同期]を手動で選択します。追加、削除、または無効化の対象となるユーザーの一覧が表示されます。
  • 同期するユーザーを選択し、[同期]を選択します。


コマンドライン同期

コマンドラインを使用してAD/LDAPを同期するには、あらかじめAD/LDAPを少なくとも1回手動で同期しておく必要があります。手順は次のとおりです。


  1. プロビジョニングアプリを実行し、必要な詳細を入力します。
  2. 実行する同期の種類(AD/LDAPで削除済みのユーザーを削除するか無効にするか)を選択します。
  3. 同期をシミュレーションして、追加または削除されるユーザーの一覧を事前に確認できます。
  4. [同期設定を保存]をクリックし、すべてのオプションをファイル(sync.conf)に保存します。
  5. このファイルをProvisioningApp.exeの引数として使用します。
  6. 同期を開始するには、コマンドプロンプトから次のコマンドを実行します。

    ProvisioningApp.exe --action=sync

--conf=D:\Users\Administrator\ZohoProvisioning\provisioning.conf


定期同期

定期的に同期するには、上記のコマンドをWindowsタスクスケジューラで設定します。新しいユーザーが追加、削除、または無効化されるたびに、指定したメールアドレス宛てにメールが送信されます。


複数のドメインからのユーザーのインポート

複数のドメインからZoho Vaultにユーザーをインポートするには、2つの方法があります。


単一フォレスト

単一フォレスト内の複数のドメインを照会するには、グローバルカタログを使用します。プロビジョニングツールでLDAP://の代わりにGC://と入力すると、グローバルカタログを検索し、同じフォレスト内のすべてのユーザーをZoho Vaultにインポートまたは同期できます。


複数のフォレスト

複数のフォレストからユーザーをインポートするには、プロビジョニングツールを複数回実行する必要があります。複数のフォレストのユーザーを同期することはできません。


トラブルシューティング

ユーザーのインポート時、またはAD/LDAPとZoho Vaultの同期時に問題が発生した場合は、問題の調査に役立てるため、Windowsのユーザープロファイルディレクトリー(例:D:\Users\Admininstrator.Domain\ZohoProvisioning\logs))にあるログファイルを送信してください。