Zoho Vaultには、ユーザーをインポートし、AD/LDAPのユーザーの一覧と定期的に同期できるユーザープロビジョニングアプリが用意されており、ユーザー管理を効率化できます。Windowsでは、プロビジョニングアプリをスケジュールされたタスクとして設定し、ADの設定に基づいてZoho Vaultのユーザーを自動的に追加、更新、無効化、または削除できます。
前提条件
仕組み
プロビジョニングアプリはActive Directoryにクエリーを実行し、ユーザーをインポートします。また、Zoho Accountsから組織のユーザーを同期します。アプリは、LDAPクエリーとZoho Accountsからインポートされたユーザーを比較します。
メモ:さまざまな除外ルールに基づいて、除外するユーザーを指定することもできます。
LDAPクエリー
プロビジョニングアプリでは組織のZoho Vaultアカウントにユーザーを追加したり、アカウントからユーザーを削除したりできるため、アプリでLDAPクエリーと除外ルールを設定することが重要です。LDAPサーバーとZoho Vaultの間で同期するユーザーを決定し、該当するユーザーだけが対象となるように、プロビジョニングアプリでLDAPクエリーを設定します。
以下に例を示します。
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AD/LDAP内のすべてのユーザーをインポートまたは同期するには |
ベースDN:DC=zillum,DC=com |
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Austinという名前の組織単位(OU)内のすべてのユーザーをインポートまたは同期するには |
ベースDN:OU=Austin,DC=zillum,DC=com |
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Austin OUに属する特定の部門(例:「ITAdmin」)のユーザーのみをインポートまたは同期するには |
ベースDN:OU=Austin,DC=zillum,DC=com |
インポートしたアカウントのユーザー認証
同期の種類
AD/LDAPとZoho Vaultを同期する方法は3つあります。
コマンドライン同期
コマンドラインを使用してAD/LDAPを同期するには、あらかじめAD/LDAPを少なくとも1回手動で同期しておく必要があります。手順は次のとおりです。
--conf=D:\Users\Administrator\ZohoProvisioning\provisioning.conf
定期同期
定期的に同期するには、上記のコマンドをWindowsタスクスケジューラで設定します。新しいユーザーが追加、削除、または無効化されるたびに、指定したメールアドレス宛てにメールが送信されます。
複数のドメインからのユーザーのインポート
複数のドメインからZoho Vaultにユーザーをインポートするには、2つの方法があります。
単一フォレスト
単一フォレスト内の複数のドメインを照会するには、グローバルカタログを使用します。プロビジョニングツールでLDAP://の代わりにGC://と入力すると、グローバルカタログを検索し、同じフォレスト内のすべてのユーザーをZoho Vaultにインポートまたは同期できます。
複数のフォレスト
複数のフォレストからユーザーをインポートするには、プロビジョニングツールを複数回実行する必要があります。複数のフォレストのユーザーを同期することはできません。
トラブルシューティング
ユーザーのインポート時、またはAD/LDAPとZoho Vaultの同期時に問題が発生した場合は、問題の調査に役立てるため、Windowsのユーザープロファイルディレクトリー(例:D:\Users\Admininstrator.Domain\ZohoProvisioning\logs))にあるログファイルを送信してください。