WorkDriveは、ファイルをダウンロードする前にすべてのファイルをスキャンします。
ダウンロード中のファイルにウイルスが検出された場合、警告メッセージが表示されます。ダウンロードをキャンセルするか、自己責任で続行するかを選択することができます。
複数のアイテムをダウンロードしている場合、一部のファイルがウイルスに感染している場合、ウイルスファイルはスキップされ、残りのアイテムがシステムにダウンロードされます。
ウイルスファイルに許可される操作
デフォルトでは、ウイルスファイルに対しては、ダウンロード以外のすべての操作(プレビュー、共有、コピー、移動など)が許可されます。ファイルの所有者は、自己責任でダウンロードすることができます。
他のユーザーとファイルを共有している場合、ファイルをダウンロードすることはできません。
重要なこと
- ウイルススキャンは、ファイルサイズの制限が100 MBです。100 MBを超えるファイルはウイルススキャンされません。
- ウイルススキャンは、すべてのファイル形式に対して実行されます。
- ファイルに対しては、24時間ごとにウイルススキャンが実行されます。ファイルがウイルススキャンされた場合、同じスキャン結果(ウイルスファイルまたは非ウイルスファイル)が24時間表示され、その後、次回のダウンロード時に再度ファイルがスキャンされます。
- WorkDriveデスクトップ同期アプリ(SyncおよびTrueSync)では、異なる組織間で外部共有されるファイル(クロスオーグ)に対してのみウイルススキャンが実行されます。ユーザーは、失敗したリストから自己責任でウイルスファイルをダウンロードすることができます。
- WorkDriveへのファイルアップロード時には、ウイルススキャンは実行されません。
ファイルがウイルスとしてマークされ、所有者がファイルをダウンロードしようとしています。
ファイルがウイルスとしてマークされ、共同作業者がファイルをダウンロードしようとしています。
ユーザーが複数のファイル/フォルダをダウンロードしようとしていますが、一部のファイルはウイルスファイルとしてマークされています。.txtファイル(Skipped_Files.txt)を追加し、ダウンロードに失敗したすべてのファイルと失敗の理由をリストアップします。
実行可能ファイルのダウンロード
ユーザーのマシン上で、実行可能ファイルは一連のコマンドを実行することがあります。未知のファイルを実行すると、システムに損害を与える可能性があります。実行可能ファイルがウイルスとして検出された場合、ウイルスアラートダイアログを表示します。
実行可能ファイルがウイルスとして検出されない場合でも、警告ダイアログを表示してユーザーに注意を促し、慎重に進めるように求めます。実行可能ファイルをダウンロードするのは、ファイルの提供元に信頼がある場合に限ります。
ウイルスの誤検出
ウイルスシグネチャ(ウイルスを検出するためのコード)は頻繁に更新されます。以前はウイルスファイルとして誤検出されていたファイルが後にウイルスではないファイルとして更新される場合や、その逆の場合があります。
ダウンロード時にはファイルのウイルススキャンを行っていますが、常にシステムを標準のウイルス対策ソフトで保護することをお勧めします。