こんにちは。
今週は、CRMのホーム画面を見やすくカスタマイズする方法をご紹介します。
Tip #17: CRMのホーム画面の情報を見やすく整理
Zoho CRMのホーム画面は、CRMを開くと最初に表示される画面であり、日々の業務を把握し今後の見通しを立てる重要な役割を果たします。
しかし、ホーム画面の情報が整理されていないと、多忙なスケジュールに忙殺され生産性に悪影響を与える可能性があります。
これは、CRMを使用する全ての人に当てはまります。
そこで今回は、どのようなホーム画面が担当者やチームに良い影響を与えるかに焦点を合わせて紹介します。
ビューの活用
ビューを使用して表示を切り替えると、ホーム画面で自分が見たい情報にフォーカスしてデータを確認できます。 Zoho CRMのホームタブでは、クラシックビュー、ユーザー自身のホーム画面、カスタマイズしたホーム画面の3種類のビューが選択できます。
- クラシックビューでは、タスクのリスト表示、今日の予定、ステージ別の進捗情報の3つがすべてのユーザーに表示されます。
- ユーザのホーム画面では、自分が見たい情報だけが表示されるようカスタマイズできます。たとえば営業マネージャーであれば、担当者別売上の推移やテレセールスの状況、月次売上見込みがオススメです。マーケティング担当者であれば、日別の見込み客獲得数やキャンペーン別売上レポートなどが良いでしょう。
- カスタマイズされたホーム画面では、階層で共通のビューを作成し共有できます。たとえば、すべての営業担当向けのビューを作成して共有し、日々確認してほしい情報を共有できます。
タブグループを作成し、タブを整理
自分に必要なタブだけが表示されるようにタブを整理すると、画面が見やすくなるだけでなく操作の効率も上がります。
まずは、組織全体で使わないタブはすべて非表示にし、使用するタブだけ表示されるようにしましょう。たとえば、非営利団体では、見積・請求書などの販売注文に関するタブは使わないケースが多いでしょう。それらを非表示にして、タブの表示順序も入れ替えられます。
さらに、「タブグループ」を使えば、チームごとに表示されるタブを選ぶことも可能です。
具体的には、タブグループを作成、表示させるタブを選択し、特定のユーザーと共有することができます。たとえば、営業グループでは見込み客、取引先、連絡先、商談、レポートおよびダッシュボードのみを使用するなら、営業グループというタブグループを作成し、該当ユーザーがアクセスできるよう設定するだけです。
ぜひお試しいただき、質問があればお気軽にコメントください。
また、他にも役立つ整理方法があればぜひお聞かせください!