最初のメールキャンペーンの作成

最初のメールキャンペーンの作成

このセクションでは、メールキャンペーンの作成と配信の方法について確認できます。

キャンペーンの作成

キャンペーンの画面で、[キャンペーンを作成する]をクリックします。    
  1. 内容がわかりやすくなるようにキャンペーン名を入力します。例:Zylker社が月次のニュースレターを配信する場合、キャンペーンに「Zylkerメールマガジン2024年12月」などの名前を設定します。
  2. トピックの関連付けの欄で、メールキャンペーンの配信先の連絡先に対して割り当てるトピックを選択します。連絡先をさまざまなトピックで分類することで、連絡先の興味に応じたメール配信が可能になります。連絡先は、自身に割り当てられたトピックを確認して興味のある内容のみに登録することができます。
  3. [保存して続ける]をクリックします。メールキャンペーンの基本情報の入力ページが開きます。キャンペーンの作成

基本情報の入力

  1. 件名:メールキャンペーンの内容を表す件名を入力します。連絡先の興味を引く件名を付けることで、メールの開封率を高めることができます。
  1. プリヘッダー:プリヘッダーとは、件名に続いて表示される、メール本文を要約した短いテキストです。受信トレイのメール一覧の画面でのみ表示されます。メールの内容をわかりやすく入力します。

配信元の詳細の入力

[配信元の詳細を追加する]をクリックします。メールの配信元がわかりやすくなるように配信元名を入力し、配信元アドレスを選択します。配信元名には、組織名やブランド名などが使用されることが多いです。
  1. 宛先に応じた配信元の設定:メールキャンペーンの配信元の設定をカスタマイズできます。 すべての宛先(連絡先)に対して同じ配信元アドレスを使用したり、宛先(連絡先)に応じて独自の配信元を指定したり、Zoho CRMの担当者の配信元アドレスを使用したりすることが可能です。
  2. 配信元名:配信元名を入力します。わかりやすい名前を入力することで、メールの開封率を高めることができます。
  3. 配信元アドレス:メールキャンペーンを配信するためのメールアドレスです。組織のメールアドレスを使用することで、組織のブランドのメールキャンペーンであることを知らせることができます。
  4. [返信先アドレスの詳細を表示する]をクリックし、返信の追跡設定を行います。

  5. 返信の追跡:返信の追跡設定を有効にすると、メールキャンペーンに対する連絡先からの返信を追跡し、管理できます。標準では、この設定はすべてのメールキャンペーンで無効になっています。メールキャンペーンの作成時にこの設定を有効にすることができます。有効にすると、専用の返信先アドレスが生成されます。
    1.返信先:メールキャンペーンに対する連絡先の返信先を指定できます。すべての宛先(連絡先)に対して同じ返信先アドレスを使用したり、宛先(連絡先)に応じて独自の返信先を指定したりできます。また、Zoho CRMからインポートした連絡先に対してメールキャンペーンを配信する場合、Zoho CRMの担当者のメールアドレスを返信先アドレスとして使用したりすることが可能です。
    2.返信先アドレス:メールキャンペーンに対する連絡先の返信先のメールアドレスです。

Info
ヒント
  • info@、admin@、support@などの役割に基づくメールアドレス(メーリングリストなど)を、配信元アドレスとして使用しないことをお勧めします。これらのメールアドレスは、迷惑メールフォルダーに分類される可能性が非常に高くなります。
  • メールの件名のA/Bテストを実施し、より反応が多い方を把握します。

メールの受信者の選択

キャンペーンを配信するには、メールを受信する登録者のリストが必要です。デスクトップまたはGoogle スプレッドシートに登録者のデータベースを保存している場合、これらの登録者をインポートして、配信リストとして保存できます。





メールの本文

Zoho Campaignsでは、すぐに使用できるデザインテンプレートが用意されています。要件に合うメールテンプレートを選択し、伝える内容に合わせて修正を加えるだけで、すぐに使用できます。

メールキャンペーンをはじめて作成する場合は、基本のテンプレートから始めることをお勧めします。テンプレートの選択に加え、 テンプレートエディター を使用して、画像、テキストボタン、アンカータグなどのデザイン要素を追加できます。ドラッグ&ドロップの簡単な操作で、メールのレイアウトを簡単にカスタマイズできます。 テンプレートエディターを使用して本文をデザインする方法についての詳細はこちら


本文をすでに用意している場合、または他の方法で追加したい場合には、その他の方法で本文を追加できます。

  • HTMLエディター :本文に画像やロゴなどのデザイン要素を含めたり、文章に装飾を加えて配信したい場合は、こちらを選択します。キャンペーンの受信者側では、HTML形式に対応したブラウザー/メールクライアントや端末を使用する必要があります。
  • テキストエディター :画像やロゴなどを含まないシンプルなテキスト形式のメールを配信する場合は、こちらを選択します。元の内容をできる限りそのままで表示することができます。テキスト形式のメールの到達率は相対的に高く、内容の損失が発生しにくいです(詳細はこちら)。
  • インポート/アップロード :メール用にHTML本文をインポートできます。HTMLファイルと関連画像を参照して選択し、アップロードできます。デスクトップ、またはZoho WorkDrive/Google ドライブ/Dropboxなどのクラウドサービスからのインポートが可能です(詳細はこちら)。
  • 最近配信 :すでにメールキャンペーンを配信している場合、以前のキャンペーンの本文をテンプレートとして、新しいキャンペーンを作成できます。



以下の画像は、メールキャンペーンの本文の作成画面の例です。
ヘッダーとフッターのテーマ:ドロップダウンからヘッダーとフッターのテーマを選択できます。既存のテンプレートがない場合、新しいテーマを作成することもできます。作成するには、[設定]→[カスタマイズ]→[ヘッダーとフッター]の順に移動します。


ソーシャル共有

Zoho CampaignsアカウントとFacebook、X(旧Twitter)、Tumblr、LinkedInなどのソーシャルメディアアカウントを連携し、メールキャンペーンを共有することができます。

詳細設定

  1. トラッキング:この設定を有効にすると、メールキャンペーンに対する受信者(連絡先)の反応を追跡できるようになります。
  2. Google アナリティクスを使用したURLのトラッキング: メールキャンペーンからより多くのデータを取得したい場合は、Google アナリティクスなどのデータトラッキングサービスを選択してください。メールの受信者がどのようにリンクをクリックしたかを把握できれば、次回メールを配信する際に、何が効果があり、何が効果がないかをより的確に判断できます。 
  3. 連絡先スコアリング:属性やキャンペーンへの反応に基づいて、メールの受信者(連絡先)に対してスコア(得点)を付与できます。このスコアを通じて、見込み客の有望度や受注へのつながりやすさを把握できます。
  4. Wistiaで動画の視聴回数を計測する:この設定を有効にすると、メールキャンペーンを通じて視聴されたWistiaの動画の視聴回数を追跡できます。
  5. フォローアップ処理: キャンペーンへの反応に基づいて、メールの受信者に新しいメールキャンペーンを配信できます。メールの開封/クリック/特定のリンクのクリックに基づいて、自動処理を設定できます。
  6. カレンダー:このキャンペーンをOffice 365の予定表に予定として追加できます。

メールのプレビューとテスト

ニュースレターメールを連絡先に配信する前に、何度も自分で読み返します。その後、レビュー用に、数人の同僚にテストメールを配信します。メールの校正、文法ミスや配置の不具合のチェック、リンクのテストで正しいページに移動するかの確認を依頼します。

メールキャンペーンの配信

メールキャンペーンを配信する前に、 [レビュー後に実行する] 設定を使用する必要があります。これは、配信されたメールが、受信者の迷惑メールフォルダーではなく受信トレイに届きやすくするためのものです。Zohoコンプライアンスチームが、件名、配信リスト、本文などについて、迷惑メール対策コンプライアンスに関する内容についてチェックします。

その他、メール配信に最適な日時や曜日を検証し、把握することも重要です。キャンペーンをテスト送信して結果を分析し、どの時間帯が最も目に留まり、注目を集められるかを確認しましょう。




メールキャンペーンの効果測定

キャンペーンの結果を評価することで、今後のメール配信の向上に役立てられます。開封やクリックなどの状況をリアルタイムに把握できます。これらのデータに基づいて、うまくいったこと、うまくいかなかったことを分析します。次回のキャンペーンで試すことができる改善方法を見つけ出します。

以下のデータについて、トラッキングし、情報を把握できます:

  • メールの配信数
  • 開封数とクリック数
  • 登録解除数と苦情数
  • ソーシャルメディア上でのリーチ
  • 地域別の開封状況

キャンペーンを数件配信するとこれらのデータが蓄積されます。データを基にターゲティング戦略の洗練や効果向上を図ることが可能です。


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