1.見込み客をインポートしようとすると、システム内でメールアドレスが重複しているという内容のメッセージが表示されます。
しかし、CRMのデータを確認したところ、同じメールアドレスの重複データはありませんでした。この問題を解決するには、どうすればよいですか?
同じメールアドレスで重複データがないことを確認したら、[見込み客]タブ→[処理]→[見込み客の登録の承認]に移動して[見込み客の承認]の画面に表示されるデータ一覧をご確認ください。
登録の承認対象となっている見込み客のデータは、承認前の状態であるため、全体検索では表示されません。このため、全体検索時には表示されないデータの中に、承認対象の一覧には表示されるデータがあり、承認対象も含めるとデータが重複している場合があります。なお、この一覧には、Webフォーム、API、インポートを通じてCRMに追加されたデータのみが表示されます。手動で追加されたデータはこちらには表示されません。
2.最近データをインポートしたところ、スキップされたデータがあることが表示されました。ですが、スキップされたデータの一覧をダウンロードするためのメニューが表示されません。スキップされたデータの一覧をダウンロードするにはどうしたらいいですか?
スキップされたデータの一覧をダウンロードするメニューは、スキップされたデータ数が10,000件以下の場合にのみ表示されます。10,000件を超える場合は、インポートの状況のページには該当のメニューが表示されません。
3.CRMアカウントに見込み客をインポートしましたが、その見込み客が、インポート時に関連付けた見込み客の担当者に割り当てられず、自分に割り当てられています。どうすればよいですか?
インポートするファイル:
見込み客をCRMにインポートした後の画面:
これは、インポートしたファイルにおいて[見込み客の担当者]に対応する列に、メールアドレスや見込み客担当者のIDではなく、ユーザー名が含まれているためです。この場合、見込み客の担当者として指定されたユーザーを、システムによって識別することができません。このため、インポートを実行したユーザーが、見込み客の担当者として割り当てられます。インポートするファイル内で見込み客の担当者のIDとして記載するための値を確認するには、該当のユーザーのデータをエクスポートする必要があります。エクスポートしたファイル内で、該当のユーザーのIDを確認することが可能です。
4.見込み客データをインポートする際に、メールアドレスを用いて担当者を指定しましたが、データが該当の担当者に関連付けられません。
以下の画像の例では、KarlさんとAndroseさんという2人のユーザー(見込み客の担当者)のデータが表示されています。「Natasha」という見込み客のデータは、Karlさんに割り当てられているはずでしたが、代わりにインポートを開始したAndroseさんに割り当てられました。
これは、KarlさんがCRMで無効なユーザーであるためです。データをインポートする際に無効なユーザーに関連付けようとすると、システムは無効なユーザーを無視し、インポートしたユーザーに自動でデータを関連付けます。
5.CRMにデータをインポートする際、自動化やその他のプロセス管理機能を実行できません。
自動化とプロセス管理の機能を実行するメニューは、インポートするファイルの行数が10,000以下の場合にのみ表示されます。インポートするファイルの行数が10,000を超えた場合、それらの機能は利用できません。その場合は、ファイルを分割してインポートします。たとえば、12,000行の1つのファイルをインポートする場合、6,000行の2つのファイルに分けてそれぞれをインポートします。
6.「ØyaFestival」のような東ヨーロッパの名前を含むデータをインポートしましたが、「Ø」のような文字が正しく表示されませんでした。
7.CRMのインポート概要において、インポートを取り消すメニューが表示されません。
この操作を実行できるかどうかは、インポート時に[このファイルのデータをどのように処理しますか?]というメニューで選択した方法によって決まります。選択する方法はそれぞれ以下のように表示されます。
新しい見込み客として追加:インポートを取り消すことができます。インポートしてから30日以内であれば、インポートしたデータはZoho CRMから削除できます。
既存の見込み客のみを更新:インポートは取り消せません。
両方:インポートを取り消すことができますが、新しく追加されたデータのみが削除されます。更新されたデータに加えられた変更は元に戻せません。
8.インポート時に割り当てルールを実行することができません。
これは、データのインポート時に[見込み客の既存データの更新のみを行う]を選択したためです。インポートによって既存のデータが更新された場合は、割り当てルールを実行してフォローアップタスクを割り当てる機能は利用できません。
9.Zoho CRMアカウントからデータをエクスポートしましたが、Microsoft Excelでファイルを開くとデータが文字化けします。
Zoho CRMからエクスポートしたデータの文字コードには、「UTF-8」が使用されています。エクスポートしたファイルをMicrosoft Excelで正しく表示するには、この文字コードを選択してファイルを読み込む必要があります。 次の手順にしたがってください。
Excel 2003の場合:
- Microsoft Excelを開きます。
- [データ]→[外部データの取り込み]→[データの取り込み]をクリックします。
- インポートするファイルを選択します。
- [テキスト ファイル ウィザード]が開きます。
- [元のデータの形式]として[カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ]を選択します。
- 元のファイルの一覧から[Unicode(UTF-8)]を選択します。
- [次へ]をクリックします。
- [区切り文字]として[カンマ]を選択します。
- [次へ]をクリックします。
- [列のデータ形式]として[文字列]を選択し、[データのプレビュー]から列を選択します。
- [完了]をクリックし、[データを返す先を選択してください]のメニューで[新規ワークシート]を選択し、[OK]をクリックします。
Excel 2007と2010の場合:
- Microsoft Excelを開きます。
- [データ]→[テキストファイル]をクリックします。
- インポートするファイルを選択します。
- [テキスト ファイル ウィザード]が開きます。
- [元のデータの形式]として[カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ]を選択します。
- 元のファイルの一覧から[Unicode(UTF-8)]を選択します。
- [次へ]をクリックします。
- [区切り文字]として[カンマ]を選択します。
- [次へ]をクリックします。
- [列のデータ形式]として[文字列]を選択し、[データのプレビュー]から列を選択します。
- [完了]をクリックし、[データを返す先を選択してください]のメニューで[新規ワークシート]を選択し、[OK]をクリックします。
10.Zoho CRMからエクスポートしたファイルにおいて、特殊文字や列が正しく表示されていなかったり、一部の列にデータがなかったりしています。
エクスポートした該当のファイルをZoho Sheetにインポートしてみて、同じ問題が発生するかどうかを確認してください。問題が発生した場合は、support@zohocrm.comに詳細をご連絡ください。その際、問題の項目の値や特殊文字の内容を確認できる画面の画像(スクリーンショット)を添付してください。また、開発者による調査のため、データIDとエクスポートIDを記載してください。
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