Zoho Deskの[活動]タブでは、活動データ(タスク、予定、通話)を登録して、管理できます。活動の担当者、開始日時、期限、リマインダーなどを設定することで、各活動を適切に管理することが可能です。活動データには、データ一覧からアクセスできます。
データ一覧には、すぐに使用できる初期設定の一覧(あらかじめ用意されている一覧)があります(例:[すべての活動]、[自分の未完了の活動]、[自分の遅延中の活動]など)。また、初期設定の一覧の他に、必要に応じて、独自の一覧を作成することもできます。また、独自の一覧は、組織内のすべての担当者または特定の担当者に共有することも可能です。
活動の一覧ページへのアクセス
活動の一覧ページにアクセスするには、以下の手順を実行します。
- [活動]タブをクリックします。
- 画面左側のメニューで[活動]が選択されている場合、通話、タスク、予定がすべてまとめて表示されます。また、画面左側のメニューで[通話]、[タスク]、[予定]のいずれかを選択すると、該当の活動データのみを確認することが可能です。
左側のメニューで[すべての一覧]をクリックして、一覧を選択します。なお、[活動]タブに最初にアクセスすると、[すべての活動]の一覧が表示されます。その後のアクセス時には、前回最後に表示していた一覧が表示されます。
Zoho Deskに用意されている初期設定の一覧は、以下のとおりです。
- すべての活動
- すべてのキャンセル済みの活動
- すべての完了した活動
- すべての未対応の通話
- すべての未完了の活動
- 自分の活動
- 自分のキャンセル済みの活動
- 自分の完了した活動
- 自分の未対応の通話
- 自分の未完了の活動
- 自分の遅延中の活動
- 自分のチームの活動
- 遅延中の活動
- スパムの活動
- 今日+遅延(期限が今日の活動と、期限をすでに過ぎている活動)
- 今日の活動
一覧を選択すると、画面右側に該当の活動データが一覧表示されます。一覧で、活動(タスク/予定/通話)の件名をクリックすると、データの詳細を確認できます。
独自の一覧の作成
活動データの独自の一覧を作成できます。独自の一覧では、指定した条件に該当する活動データのみを表示できます。作成した独自の一覧は、画面左側のメニューで初期設定の一覧の下部に表示されます。
独自の一覧を作成するには:
- [活動]タブをクリックします。
- 活動ページの画面左側のメニューで、[活動]の隣に表示されている(追加)アイコンをクリックします。
- データ一覧の作成ページで、独自の一覧の名前を入力します。
- [フィルター条件]の項目で、データの抽出条件を指定します。
- [表示対象](誰に対して一覧の表示を許可するか)を指定します。
[自分のみ]、[すべての担当者]、[特定の担当者]のいずれかを選択します。 - [作成する]をクリックします。
フィルター条件として指定できる条件
[フィルター条件]では、どのような条件に基づいてデータを抽出するかを指定できます。条件として指定できる項目は以下のとおりです(テキスト項目:[担当者]、[件名]、[カテゴリー]、[問い合わせ]、[ステータス]、[優先度]、[説明]。数値項目:[経過日数]、[所要時間]。日時項目:[期限]、[作成日時]、[更新日時]、[完了日時]、[開始日時]、[自分に通知]。その他:[作成者]、[更新者]、[連絡先の名前]、[活動の種類]など)。
独自の一覧の作成に関するヒント:
- [経過日数]に関する条件を設定すると、データを作成してからどれくらい経過しているかに基づいて、データを抽出できます。たとえば、この条件を適用することで、過去7日間に作成した活動データや、過去30日間に作成した活動データの中で遅延中のものなどを抽出することができます。
- Zoho Deskの初期設定の一覧(あらかじめ用意されているデータ一覧)を編集することはできません。初期設定の一覧に特定の条件を追加してデータを抽出したい場合は、同様の条件を使用して独自の一覧を新しく作成する必要があります。
- 独自の一覧はブラウザーの新しいタブを開いて表示することも可能です。新しいタブで開くには、画面左側のメニューで独自の一覧名の上にカーソルを重ねて、[…](その他)アイコンをクリックし、[新しいタブで開く]をクリックします。
一覧の編集
独自の一覧は、必要に応じて編集できます。
独自の一覧を編集するには:
- 画面左側のメニューで編集したい独自の一覧の上にカーソルを重ねます。
- 表示された[…](その他)アイコンをクリックして、[編集する]をクリックします。
- 必要な変更を行って、[保存する]をクリックします。
独自の一覧の削除
不要になった独自の一覧は削除できます。
独自の一覧を削除するには:
- 画面左側のメニューで削除したい独自の一覧の上にカーソルを重ねます。
- 表示された[…](その他)アイコンをクリックして、[削除する]をクリックします。
- 表示された確認画面で、[削除する]をクリックします。
一覧の並べ替え、フィルターの適用、表示設定
1) 一覧におけるデータの並び順は、必要に応じて変更できます。
活動データは、以下の基準で並べ替えることができます。
- 件名
- カテゴリー
- 期限/開始日時
- ステータス
- 優先度
- 登録日時
- 更新日時
- 並べ替え基準の選択に加えて、並び順を[昇順]とするか、[降順]とするかも選択可能です(日時の昇順は古い順、降順は新しい順です)。
一覧内の活動データを並べ替えるには:
- 活動の一覧ページで右上に表示されている[…](その他)アイコンをクリックします。
- 並べ替えの条件を指定します。
条件を選択すると、指定した条件に基づいて、一覧ページ内のデータの並び順が更新されます。
2) 一覧でフィルター条件を指定すると、条件に合致するデータのみを抽出して表示できます。
- フィルター条件としては、以下の項目の値を指定できます。
- 担当者、期限/開始日時
一覧にフィルター条件を適用するには:
- 活動の一覧ページで画面上部に表示されている(フィルター)アイコンをクリックします。
- 抽出したいデータの[担当者]、[期限/開始日時]を指定します。
条件を指定すると、指定した条件に基づいて一覧の表示内容が更新されます。
フィルター機能は、[すべての活動]、[未完了の活動]、[遅延中の活動]といった一般的な一覧で、さらに条件を絞り込んでデータを表示したい場合に便利です。
3) 1ページあたりのデータの表示件数を変更できます。
初期設定では、活動データの一覧においては1ページあたり10件のデータが表示されます。1ページあたりのデータの表示件数は、必要に応じて変更可能です(最大50件)。1ページあたりのデータの表示件数を変更した場合、設定内容は保存され、次回のアクセス時にも適用されます。
活動データの一覧では、複数のデータを選択して、一括処理を実行できます。一括処理を行うと、1件ずつ処理を行う場合に比べ、大幅に時間を節約できます。活動データに対して実行できる一括処理は、以下のとおりです。