質問ブロックの種類
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用途
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テキスト
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顧客からテキスト形式の情報を受け取ります
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画像
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顧客から画像ファイルを受け取ります
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動画
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顧客から動画ファイルを受け取ります
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音声
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顧客から音声ファイルを受け取ります
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スライダー
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一定の範囲/目盛りから顧客に値を選択してもらいます
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メールアドレス
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顧客からメールアドレスの情報を受け取ります
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URL
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顧客からWebサイトのURLを受け取ります
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通貨
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顧客から、支払い/返金に関する詳細を受け取ります
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カレンダー
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顧客に日付/時間のいずれかまたは両方を選択してもらいます
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数値
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顧客から数値形式の情報を受け取ります
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例1: 「ジルたび」という旅行代理店が航空券やホテルをオンラインで予約できるサービスを提供しているとします。ジルたびの担当者は、航空券の予約を自動ガイドボットからも受け付けられるようにするため、航空券の予約用のフローを作成しています。その際、航空券を予約した顧客が、必要に応じて、引き続きホテルの予約手続きを行えるようにしたいと考えました。この場合、ジャンプブロックを利用することで、航空券のフローでの予約処理が完了したらホテル予約用のフローに移動するように設定できます。2つのフローを関連付けるには、入力変数と出力変数の関連付けが必要です。具体的には、航空券予約のフローの変数を、ホテル予約のフローの変数に関連付ける必要があります。これにより、航空券予約のフローで顧客から取得した情報を、ホテル予約のフローであらためて確認しなおさなくても再利用できます。たとえば、航空券予約で到着日の値を保存するための変数「@到着日」を、ホテル予約の自動ガイドボットの変数「@チェックイン日」に関連付けます。また、航空券予約のフローの「@搭乗者名」を、ホテル予約のフローでの出力変数「@利用者名」に関連付けます。このように設定することで、顧客は航空券の予約の際に入力した詳細情報を、ホテル予約の際にあらためて入力する必要がありません。ホテル予約用のフローで必要な基本情報の入力のための処理が省略されるため、顧客は部屋に関する情報の入力から手続きを開始できます。
例2: ジルケア社は、スマートフォンなどのモバイル端末をオンライン上で販売しているとします。ジルケア社には、営業部門、お客様サポート部門、仕入部門があります。ジルケア社の営業部門からモバイル端末を仕入れ、自社の店舗で販売したいと考えている企業の担当者が、ジルケア社のWebサイトを訪問したとします。このような担当者(ジルケア社の顧客)が自動ガイドボットを利用した場合、営業部門のフローから仕入部門のフローに処理を移動できます。
たとえば、営業部門のフローでの入力変数「@名前」は仕入部門のフローの「@仕入先名」に関連付けられます。同様に、営業部門のフローの出力変数を仕入部門のフローの変数に関連付けることができます。たとえば、営業部門のフローの「@Webサイト」を仕入部門のフローの「@Webサイト」の項目に関連付けます。このように設定することで、営業部門のフローから仕入部門のフローに移動した場合も、営業部門の変数の値を仕入部門のフローに引き継ぐことが可能です。
例3: モバイル端末をオンライン上で販売しているジルケア社で、モバイル端末のサポート受付用の自動ガイドボットを作成するとします。このような自動ガイドボットにおいてジャンプブロックを利用すると、サポート対象の端末の種類(スマートフォン/タブレット端末/スマートウォッチ)と不具合の詳細を顧客が選択したら、選択した内容に応じたブロックにフローの処理を移動させることが可能です。たとえば、顧客が端末の種類としてスマートフォン、不具合の詳細として画面の不具合を選択したとします。フローの処理はジャンプブロックを通じてスマートフォンの機種選択のブロックへと移動します。そのことによって、顧客はスマートフォンの機種を選択し、続けて、端末の交換、代金の払い戻し、返品のための手続きへと進むことができます。
ジャンプブロックに見られるような処理は銀行のATMにおいても利用されています。銀行のATMで残高照会の処理を行った後に、[取引を続ける]等のボタンを押すと、次の取引(預金の引き出し、送金など)の選択画面に移動しますが、これはジャンプブロックと同様の処理によるものです。
質問ブロック では、ブロック変数の名前を変更することもできます。初期設定では、ブロック変数の名前としてブロック名が設定されます。たとえば、ブロック名が 「添付画像」 である場合、初期設定の変数名は 「添付画像」 となります。変数の名前を変更したい場合は、 入力内容を変数に設定する 機能の設定画面から変数名を編集できます。
操作アイコン
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処理名
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処理内容
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全画面表示
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編集画面を全画面で表示します。
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経路を閉じる/開く
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経路の表示/非表示を切り替えます。
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中央に戻る
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編集画面の端に移動してしまった場合に編集画面の中央部に戻ることができます。
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拡大
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編集画面の特定の部分を拡大して表示(ズームイン)します。
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縮小
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編集画面を縮小して表示(ズームアウト)します。
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[下書きを保存する] をクリックすると、フローの内容を一時保存して、後から編集を再開できます。
フローを複数の どこでもサポート のウィジェットと関連付けることによって、フローを複数のWebサイトで利用することもできます。
削除したいフローが別のフローに 関連付けられている 場合、削除についての確認メッセージが表示されます。
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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