問い合わせの一覧のテーブル表示

問い合わせの一覧のテーブル表示

問い合わせの一覧を[テーブル表示]の形式で表示すると、問い合わせの情報を表計算シート上で確認するように表形式で表示できます。テーブル表示では、1行につき1件の問い合わせの情報が表示されます。また、各列では問い合わせの各項目の情報を確認できます(問い合わせ番号、件名、連絡先の名前、顧客の返信日時、期限、ステータス、問い合わせの担当者、経路など)。テーブル表示の便利なところは、問い合わせを1つ1つクリックして詳細ページを開かなくても、問い合わせの詳細情報を一覧表の形式で確認できるところです。 

 

また、テーブル表示では、表の列にどの項目を表示するかもカスタマイズできます。たとえば、列に[返信の期限]の項目を表示するように設定すると、各問い合わせの返信期限を一覧で確認できます。これにより、どの問い合わせに最優先で対応しなければならないかをすばやく判断することが可能です。

 

以上のように、テーブル表示では、問い合わせに関してどのような情報を確認したいかに応じて列をカスタマイズし、問い合わせの詳細情報を見やすく表示できます。 

 

なお、問い合わせの一覧の表示形式としては、以下のようなものがあります。

  • [クラシック表示]:初期設定の表示形式です。問い合わせの基本情報を一覧で見やすく確認できます(問い合わせの経路、件名、番号、連絡先、作成日時、ステータス、やりとりやコメントの件数、担当者)。
  • [コンパクト表示]:クラシック表示と同様の情報をよりコンパクトに表示できます。クラシック表示と比べて、余白は少なくなりますが、一度により多くの問い合わせを表示できます。
  • [テーブル表示]:問い合わせの情報を表形式で一覧表示できます。どの項目の情報を表示するかは、カスタマイズすることができます。

テーブル表示の列のカスタマイズ

テーブル表示は、一見すると、クラシック表示やコンパクト表示と似ています。一方で、テーブル表示には、列をカスタマイズでき、問い合わせの情報を並べて比較したり確認したりしやすいという利点があります。

 

初期設定で表の列として表示される項目は、以下のとおりです(問い合わせ番号、件名、連絡先の名前、顧客の返信日時、期限、ステータス、問い合わせの担当者、経路)。




テーブル表示に切り替えるには: 

  1. Zoho Deskのアカウントにサインインします。
  2. 画面上部のメニューで[問い合わせ]タブをクリックします。問い合わせの一覧ページで画面右上に表示されている[クラシック表示]という表記の選択リストをクリックします。
  3. 選択リストから[テーブル表示]を選択します。
    ページが更新され、問い合わせの一覧の表示形式がテーブル表示(表形式)に切り替わります。 


表の列は、追加したり削除したりできます。また、列の並び順を変更することも可能です。これにより、必要な項目の情報のみを、見やすい順番で表示することができます。 

テーブル表示で表の列をカスタマイズするには:

  1. 問い合わせの一覧ページで[テーブル表示]を選択し、表の左上に表示されている列を選択するためのアイコンをクリックします。
  2. 列の選択画面で、表の列に表示したい項目を選択します。
    :テーブル表示に表示できる列は、最大15件です。
  3. 表示したい項目(列)を選択したら、[保存する]をクリックします。

列の非表示と並べ替え:

  1. 列の選択画面で、項目のチェックを外すと、対象の項目(列)を非表示にできます。
  2. 列の選択画面で、項目の左端にカーソルを重ねて、項目をドラッグ&ドロップすると、項目(列)の並び順を変更できます。
メモ[問い合わせ番号]は、必須表示の項目であるため、表から削除することはできません。また、[問い合わせ番号]の項目は、最初の列に固定されているため、別の位置に移動することはできません。

表示する列の追加(項目の追加)

テーブル表示の列のカスタマイズ機能では、列に表示する項目を自由に選択できます(標準項目とカスタム項目のどちらでも選択可能です)。 
 
たとえば、列に[プラン]というカスタム項目を表示することで、問い合わせを行ったユーザーがどのプランを利用しているかを一覧で確認できます。これにより、有料プランなど、特定のプランを利用しているユーザーに対して優先的な対応を行うことが可能です。 
 
列に追加できる標準項目は以下のとおりです(分類、優先度、役職、問い合わせの保留時間、問い合わせの完了日時、やりとりの件数、更新日時、コメントの件数、顧客の返信日時、返信の期限、商品名、レイアウト、言語)。



重要事項  
  1. テーブル表示は、有料プランでのみ利用できます。
  2. テーブル表示における列のカスタマイズ設定(表示する列や並び順に関する設定)は、対象の一覧にアクセスできるすべてのユーザーに対して適用されます。なお、テーブル表示で列のカスタマイズ設定を行っても、クラシック表示やコンパクト表示の表示内容には影響がありません。
  3. テーブル表示の列に複数行テキストの項目を追加することはできません。
  4. 部門の選択リスト(画面右上)で、[すべての部門]を選択している場合は、テーブル表示を利用できません。
  5. テーブル表示の設定は部門ごとに適用されます。テーブル表示での列のカスタマイズ設定は対象の部門にのみ反映されます。
  6. テーブル表示で、値が(null)の項目には、ダッシュ記号-)が表示されます。

問い合わせのフィルター

問い合わせの一覧には、フィルター機能が用意されています。条件を指定して、表示する問い合わせを絞り込むことが可能です。フィルターの条件には、担当者、ステータス、期限、優先度などの標準項目をはじめとするさまざまな項目を使用できます。

 

また、標準項目だけでなく、独自に追加したカスタム項目をフィルターに使用することも可能です。任意の項目を組み合わせて、目的に合ったデータを絞り込むことができます。

 

たとえば、あるサポートチームのマネージャーが問い合わせの一覧を参照する中で、特定の製品カテゴリーで優先度が高いものを抽出して確認したいとします。このような場合にフィルターを用いることで、条件に当てはまる問い合わせをすぐに抽出して確認できます。フィルターを活用することで、たくさんの問い合わせの中から今参照したいものだけに集中でき、必要な対応をスピーディに行うことが可能です。

 

留意事項

 

  1. フィルターの条件にカスタム項目を使用できるのは、問い合わせタブのみです。
  2. 適用できるフィルターの上限は、250件です。また、それぞれの項目において指定できる値の上限は、50件です。
  3. 日付日時選択リストルックアップの種類の項目もフィルターで使用可能です。
  4. アクセス権限を持っていない項目は、フィルターには使用できません。
  5. フィルター欄では、使用する項目を名前で検索できます。
  6. フィルターの上限は、組織単位ですべての部門に共通で適用されます。
  7. 問い合わせのフィルターは、その条件を設定した担当者(ユーザー)の画面にのみ適用されます。これにより、他の担当者の画面に影響を与えることを気にせずに、自分で必要なフィルターを設定できます。





問い合わせのフィルターを利用するには

  1. 画面上部のメニューで[問い合わせ]タブをクリックします。
  2. 問い合わせの一覧ページで、上部の一覧名の隣にある(フィルター)アイコンをクリックします。
    画面左側にフィルター条件の設定メニューが表示されます。



  3. フィルター条件の設定メニューで、条件を指定します。
    条件を指定すると、フィルターに該当する問い合わせの一覧が表示されます。



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