スパムフィルター回避の方法

スパムフィルター回避の方法

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連絡先にメールを配信すると、次の3つの手順で処理されます。
  1. 配信元であるユーザーが、Zoho Marketing Automation(メールマーケティングサービス)を通じてメールを配信します
  1. メールボックスプロバイダーや迷惑メール対策サービスの迷惑メールフィルターによって精査されます
  1. 受信者がメールを受信します
メールボックスプロバイダーや迷惑メール対策サービスが設けている迷惑メールフィルターは、メールが連絡先に届くまでに通過するセキュリティ対策の1つです。迷惑メールフィルターは、さまざまなアルゴリズムを使用してメールに不審な点がないかを確認し、受信を希望していないメールや信頼できないメールを検出して、ユーザーの受信トレイに届かないようにします。迷惑メールフィルターによる分類に応じて、メールはユーザーの受信トレイや迷惑メールフォルダーに振り分けられるか、不達、却下、隔離されることがあります。メールがどこに振り分けられるかは、主にメールの配信方法、メールの本文、メッセージに対する連絡先の反応によって決まります。

通常、迷惑メールフィルターは、フィッシングやなりすましの試みがないか、配信元の活動を確認します。確認される項目は次のとおりです。
  1. 配信元ドメイン

  2. 配信元名

  3. 配信リスト

  4. メールの本文

  5. キャンペーンの配信日時と頻度

配信元ドメイン

配信元メールアドレスには、評価の高い有効なビジネス用ドメインを使用してください。Zoho Marketing Automationでドメインをまだ認証していない場合は、必ず認証してください。未認証のドメインから配信されたメールは、迷惑メールフィルターに不審と判断される可能性があります。

迷惑メール対策サービスは、配信元の活動や連絡先の反応に基づいて、配信元ドメインの評価を判断します。

  1. この評価スコアが低くなりすぎると、ドメインがブラックリストに登録される可能性があります。迷惑メール対策サービスまたはブラックリスト提供元であるSpamhausSorbsSpamcopなどの主要サービスを利用して、ドメインの評価を定期的に確認することをお勧めします。
  1. AOL、Gmail、Yahoo!、Outlookなどの一般向けメールサービスのドメインは、迷惑メールフィルターに否定的な印象を与えます。これらのサービスが採用しているDMARCポリシーでは、一般向けドメインのメールアドレスを使用したメール配信は推奨されていません。DMARCは迷惑メールフィルターの設定において重要な役割を果たすため、DMARCポリシーに準拠してメールを配信することをお勧めします。
  1. メッセージの配信には、常に自社のビジネス用ドメインを使用してください。サブドメインを使用しても問題ありませんが、連絡先が配信元を簡単に識別できる必要があります。たとえば、組織名がZylkerの場合、patricia@zylker.compatricia@admin.zylker.comなどのアドレスは問題ありません。一方、manager@zylkero.somedomain.commanager@zylker.b.somedomain.comは、ドメインが「zylker」ではなく「somedomain.com」であるため、不審と判断されます。迷惑メールフィルターがドメイン名を確認すると、「somedomain.com」は迷惑メールの可能性が高いとしてフラグが付けられます。
  1. 受信者が返信できない「no-reply@yourdomain.com」のような配信元アドレスは使用しないでください。このようなアドレスも、迷惑メールフィルターに不審と判断されます。

配信元名

  1. 配信元名に句読点や記号を多用すると、迷惑メールとしてフラグが付けられます。たとえば、「Patricia」を「P!!a#tr_i^c$ia」と表記しないでください。
  1. 配信元名にメールアドレスを使用しないでください。たとえば、「jim@zylker.com」ではなく「Jim」を使用します。
  1. 迷惑メールフィルターは配信元情報の一貫性を確認するため、すべてのメールで同じメールアドレスと配信元名を使用してください。

配信リスト

キャンペーンの配信先となる配信リストは、適切な状態に保つ必要があります。リスト内の連絡先は有効で、メールの受信を希望している必要があります。リストを定期的に整理しないと、メールに関心のない連絡先や無効なメールアドレスが蓄積し、迷惑メールフィルターからの評価が低下します。また、メールの受信を希望する連絡先にもメールが届かなくなる可能性があります。そのため、毎月の予定にリストの整理を組み込み、次の項目が含まれない適切なリストを維持してください。
  1. 不達
  1. 苦情
  1. 迷惑メールトラップ
  1. 登録解除
メールマーケティングでは、メールの受信者から許可を得ることが非常に重要です。迷惑メールフィルターは、登録解除、不達、迷惑メールに関する苦情を確認します。これらは、配信リストへの登録に同意していないユーザーにメールを配信した場合に発生します。登録時に連絡先から同意を得て、受信者に配慮したリストを作成してください。

メールの本文

件名

件名やメールの本文では、購入注文割引在庫一掃親愛なる友人へ掲載実績助けてください無料、特典緊急副収入など、迷惑メールと判断される語句を多用しないでください。これらの語句は迷惑メールで頻繁に使用されるため、迷惑メールフィルターによる評価が下がります。
件名では、すべて大文字の表記、URL、不要な句読点や記号の使用を避けてください。

URL

多くの迷惑メールには迷惑サイトへ移動するURLが含まれているため、迷惑メールフィルターはURLを慎重に確認します。URLを使用する場合は、次の点に注意してください。
  1. ブラックリストに登録されたドメインのURLは不審と判断されます
  1. 複数回リダイレクトされるURLは不審と判断されます
  1. 一般公開されているサービスの短縮URLも、メールの配信到達率に悪影響を及ぼす可能性があります。

メッセージ

メールの本文に次のいずれかが含まれている場合、迷惑メールフィルターによる評価が下がる可能性があります。
  1. 偽のクーポンなど、虚偽の約束
  1. 誤解を招く件名やメッセージの内容
  1. 「管理者」、「セキュリティ」、「支払い」、「銀行」、「クレジットカード」、「ATMの暗証番号」、「現金」など、迷惑メールで多用される語句
  1. 低品質の画像
  1. 画像のみの内容
次の方法は、迷惑メールフィルターによるメールの評価に肯定的な影響を与えます。
  1. テキストのみの内容を使用する
  1. メールの本文におけるテキストと画像の比率を適切に維持する(40:60)
連絡先がメール内に配信停止の方法を見つけられない場合、そのメールを迷惑メールとして報告する可能性があります。これは配信元ドメインの評価に悪影響を与えるため、迷惑メールフィルターは、配信停止の方法が明確に記載されているかを確認します。迷惑メールの判定では、配信元を識別できることが重要です。ユーザーは、配信元を簡単に識別できるメールのみを開封します。迷惑メールフィルターも配信元を識別できるかどうかを最優先するため、フッターに次の情報を含めると効果的です。
  1. 配信元または組織名と住所
  1. 電話番号、FAX番号、または問い合わせフォーム
  1. 配信元メールアドレス
  1. 商業、協同組合、協会、またはパートナーシップの登録番号
  1. メールの本文の作成者名
  1. 納税者番号

キャンペーンの配信日時と頻度

メールを配信する時間帯も、迷惑メールフィルターにとって重要です。連絡先がメールを迷惑に感じる可能性のある時間帯を考慮して、配信を予約してください。

受信者の受信トレイに大量のメールを送りつけようとすると、迷惑メールフィルターが検知します。その結果、配信元ドメインがブラックリストに登録されることもあります。連絡先から否定的な反応を受けないように、メールの配信間隔を一定に保ってください。

キャンペーンのメール配信の頻度についての詳細はこちら。

迷惑メールフィルターでは、次の項目も確認されます。
  1. Webページ、およびメールの本文内のURLから移動した先のサイトに含まれる、迷惑メールで多用される語句。
  1. メールのメタタグ情報に含まれる、フィッシングに類似する可能性のある内容。
迷惑メールフィルターは、関連性の高いメールだけが連絡先に届くように高度な判定を行います。そのため、連絡先の関心に合った魅力的で関連性の高いメールを配信することで、迷惑メールフィルターからの評価を高めることができます。