Webhookとは
この機能を使用すると、特定の処理が実行されたときの、外部アプリへのリアルタイムのデータ転送や通知を自動化できます。ユーザーがZoho Peopleで処理を実行するたびに、指定したURLに通知が送信されることで、遅延なく最新の情報を把握できます。また、 外部アプリと効率的に連携が可能です。
Webhookはユーザー定義の「HTTPコールバック」とも呼ばれ、HTTP POST経由で送信される自動イベント通知として機能します。あらかじめ設定した処理が実行されるたびに、指定されたURLにメッセージを配信して通知します。
Webhookの設定
- サービス内のフォームに対して独自のWebhookを作成して、新規または既存のワークフローに関連付けます。
- ワークフローで特定の操作が行なわれると、Webhookが実行され、Zoho Peopleから外部アプリに自動通知が送信されます。
Webhookのメリット
- 柔軟にカスタマイズできる
- 外部アプリに即時通知を送信できる
- 独自アプリや外部アプリと連携できる
- リアルタイムにデータを同期できる
- 処理結果を確認できる
Webhookの種類
- Webhookの一覧:ユーザーがZoho Peopleアカウントで操作を行うたびに、外部アプリに対して通知を送信できます。
- 失敗したWebhook:Webhook名、フォーム名、関連データ、最新の呼び出し時間、処理の再実行、処理結果のメッセージといった詳細とともに、このページに一覧表示されます。また、フォーム名、Webhook名、期間などを指定して、データを抽出することも可能です。
- 成功したWebhook:Webhook名、フォーム名、関連データ、最新の呼び出し時間、処理の再実行、処理結果のメッセージといった詳細とともに、このページに一覧表示されます。また、フォーム名、Webhook名、期間などを指定して、データを抽出することも可能です。
APIとは
Zoho Peopleでは、外部アプリケーションと連携を行うにあたってAPIを利用できます。APIを利用すると、従業員やフォームのデータをXMLまたはJSON形式のファイルで抽出することが可能です。このファイルをもとに、新しいアプリケーションを開発したり、外部アプリケーションと連携したりすることができます。Zoho PeopleのAPIでは、あらゆるプログラミング言語(Java、.Net、C、C++、PHP)でアプリケーションを開発できます。
Webhookの項目
| 項目名 |
説明 |
データの種類 |
上限 |
| Webhook名 |
Webhookの名前 |
テキスト |
英数字(50文字) |
| 説明 |
Webhookの説明 |
テキスト |
250文字 |
| 通知先のURL |
外部アプリまたはZohoのアプリのAPIとURLを指定します(例:Zoho People、Zoho Creator)。 |
URL |
250文字 |
| メソッド |
APIメソッドの種類(POSTまたはGET)を選択します。標準ではPOSTが選択されています。 |
ラジオボタン |
ー |
| モジュール |
外部アプリにデータを送信する「フォーム」を選択します。 |
選択リスト |
ー |
| フォームの項目の追加 |
[パラメーターの名前]と対応する[パラメーターの値]に入力します。これは、外部アプリにWebhookを実行する間に送信されるリクエストのパラメーターです。 |
文字列 |
3,000文字 |
| 独自のパラメーターの追加 |
Webhook用のパラメーター名と対応する値を指定します。これは、Webhookを実行する際に送信されるリクエストのパラメーターでもあります。名前と値は設定どおりです。このキーと値のペアは、主に認証トークンやセキュリティトークンを送信するために使用されます。 |
文字列 |
ー |
| URLのプレビュー |
外部アプリに通知されるWebhook URL全体をプレビューします。 |
テキスト |
表示のみ
|
Webhookの設定
Webhookの機能はシンプルで、容易に設定できます。HTTP URLを設定し、ワークフロールールに関連付けるだけで、ワークフローの処理を自動化できます。任意のサービスにWebhookを設定するには、以下の手順に従ってください。
- [設定]→任意のサービス→[自動化]→[操作]→[Webhook]の順に移動します。
- [Webhookを追加する]をクリックします。

- Webhookの設定ページでは、以下の手順に従って設定します。
- 変更イベント発生時にWebhookを実行するサービス内のフォームを選択します。
- [Webhook名]を入力します。
- [通知先のURL]を指定します。

- [説明](Webhookの使用目的)を入力します。
- APIメソッドを[POST]または[GET]から選択します。
必要なクエリーパラメーターの指定
[パラメーターの名前]と対応する[パラメーターの値]を指定します。ユーザー定義の形式でパラメーターを指定すると、最大10件のエンティティ項目をパラメーターとして追加できます。例:XML、JSONなど、独自のパラメーター名とパラメーター値を指定します。独自のパラメーターは、最大5件まで追加できます。
必要に応じて、カスタムHTTPヘッダーを追加します。カスタムHTTPヘッダーを追加することにより、リクエストヘッダー内で認証トークン、セキュリティトークン、APIキー、その他の認証情報を安全に送信できます。

URLのプレビューを確認します。URLの更新ボタンをクリックすると、URLを更新できます。

-
[保存する]をクリックします。
Webhookが保存され、ワークフローにタグ付けできるようになります。
Webhookとワークフローの関連付け
Webhookを実行する条件を持つワークフローを作成して、Webhookをワークフローに関連付けます。
Webhookをワークフローに関連付けるには
- [設定]→任意のサービス→[自動化]→[ワークフロー]→[ワークフローを追加する]の順に移動します。
- 入力が必要な項目すべてに入力します。
- [操作]で[Webhook]欄にある[+](追加)アイコンをクリックして、ワークフローに新しいWebhookを追加するか、フォームに作成された既存のWebhookを選択します。
- [追加する]をクリックします。
ワークフローが追加されます。特定の操作が行われると、Webhookが実行され、外部アプリに通知が送信されます。
利用例
Webhookによる退職フォームの従業員ステータス変更
ある従業員が退職することになり、従業員フォームのステータスを「退職」に変更する場合の手順です。Webhook導入前は、従業員フォームと退職フォームの両方で変更を手動で更新する必要がありました。しかし、APIを使用してWebhookを設定すると、従業員フォームでの変更が退職フォームに通知され、自動で更新できるようになります。この利用例でWebhookを設定するには、以下の手順に従ってください。
- [設定]→任意のサービス→[自動化]→[操作]→[Webhook]の順に移動します。
- [Webhookを追加する]をクリックします。
- Webhookの設定ページでは、以下の手順に従って設定します。
- [フォーム名]のドロップダウンを使用して、従業員フォームを選択します。
- [Webhook名]を入力します。
-
[説明]を入力します。
-
APIメソッドの種類は[POST]を選択します。
URLクエリーパラメーターを以下のように入力します。
ユーザー定義のフォーマットの場合:パラメータ名「xmlData」と値「Description」を以下のように指定します。
<Request>
<Record>
<field name='Employee_ID'>${ZOHO_LINK_ID}</field>
<field name='Interviewer'>${Reporting_To}</field>
<field name='Separation_date'>${Exit_Date}</field>
</Record>
</Request>
上記のXML文字列では、tag fieldはZoho Peopleの項目、nameは項目のラベル名、valueタグは送信されるデータを表しています。
独自のパラメーターを入力します。authtokenをパラメータ名、authtokenキーをパラメータ値に指定します。
APIを使用するには、Zoho Peopleアカウントの認証トークンが必要です。Zoho PeopleのAPIガイドについては、
こちらをクリックしてください。
- [保存する]をクリックします。
このWebhookをワークフローに関連付けて、実行条件とする処理を定義します。