フォームへの入力をIP住所ごとに1回のみに制限する方法
フォームを制限し、公開するIP住所ごとに1回のみ入力を承認することができます。詳細については、フォームおよびこちらをご参照ください。
同じ公開するIP住所からユーザーが2回目にフォームへアクセスした場合、フォームは表示されません。その代わり、ユーザーにはメッセージが表示されます。初期設定のメッセージは以下の通りです:このフォームは1回のみ入力できます。このメッセージはカスタマイズも可能です。下記は、フォーム上でのメッセージ表示例です。
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ウェブブラウザからユーザーがアクセスした場合:
この機能を有効にすると、ユニークな公開するIP住所のみが取得されるため、同一の公開するIP住所から2件の入力を送信することはできません。
いつ これを使用するべきか?
- 公開するIP住所とは、ISP(インターネットサービスプロバイダー)が家庭や企業などにインターネット接続のために発行するIP(インターネットプロトコル)住所です。
- 一般的に、各法人や組織などには1つの公開するIP住所が割り当てられます。内部のユーザーは、非公開IP住所で区別されます。そのため、同じ公開するIP住所を複数のユーザーが共有している場合、このプロパティを有効にすると、その中の1人だけがフォームを送信できます。
- また、ユーザーは別の公開するIP住所からアクセスすれば、フォームを送信することが可能です。
「ユーザーごとに1件のみエントリーを許可」やいいえ 複製する valuesの有効化もご検討ください。
この制限はどのように実現されていますか?
ユーザーがフォームから送信したデータに加え、Zoho Creator では「どのユーザーがデータを追加したか」「いつ追加したか」「最後に更新したユーザーは誰か」などの詳細も記録されます。これらの詳細はシステム項目に保存されます。
システム項目のAdded ユーザー IP 住所には、データが追加された公開するIP住所が格納されます。Zoho Creatorは、この項目に保存された情報をもとに、同じ公開するIP住所からデータが既に送信済みかどうかを認証します。