営業活動を開始する前に、まず見込み客の興味関心についてよく理解することが重要です。そのための情報収集の手段としては、ソーシャルメディアが効果的です。TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアは、日本では数千万人、世界では数億人のユーザーに利用されています。ユーザーの中には、利用中の商品やビジネスにおける要件について投稿する人もいます。
このような有用な情報を見込み客や顧客のデータに関連付けることで、営業活動を効果的にできます。これには、Zoho CRMのソーシャルメディア連携の機能が役立ちます。ソーシャルメディア連携では、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディア上の反応や投稿などの情報を、Zoho CRMアカウント内の見込み客/連絡先データと関連付けて管理できます。なお、この機能は、ソーシャルメディア管理サービス「Zoho Social」(ゾーホー・ソーシャル)を通じて提供されます。
Zoho CRMとソーシャルメディアを連携するにあたって、複数のブランド情報を設定して管理することが可能です。ブランドごとにソーシャルメディアアカウントを関連付けて管理できます。ブランドごとに異なるアカウントを関連付けることも可能です。
なお、Zoho Socialの有効なアカウントを持っていない場合でも、Zoho CRMアカウントでブランド情報を設定できます。この場合、Zoho CRMでブランド情報を設定すると、Zoho Socialでライトプランのアカウントが自動的に作成されます。設定可能なブランド数の上限は、次のとおりです。
[ソーシャル]タブから、組織のTwitterアカウントやFacebookページを管理し、関連情報を検索したり、見込み客や連絡先とやりとりしたりできます。ソーシャルメディアアカウントの設定は、管理者が組織の共通設定として行う必要があります。設定を行うことができるのは、ソーシャル管理者の権限を持つユーザーのみです。
Twitterアカウントの追加 | Facebook ページの追加 | [ソーシャル]タブの活用
TwitterやFacebookの個人プロフィールを、Zoho CRM内の見込み客/連絡先データに関連付けることが可能です。これにより、見込み客や連絡先の興味関心や最新の情報をZoho CRMの画面から確認して、営業活動に活かすことができます。なお、これはユーザーごとに利用する機能です。ユーザーは自分のTwitterアカウントやFacebookアカウントを使用して認証する必要があります。また、この機能を利用するには、ソーシャルメディアの個人プロフィールの権限が必要です。(詳細はこちら)
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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