データのインポート方法を確認する前に、SAP Hanaデータベースに接続するための前提条件を確認します。
SAP Hanaの前提条件
SAP Hanaへの接続を続行する前に、次の条件を満たしていることを確認してください。
1. Zoho DataPrepサーバーにデータベースの読み取り権限を付与します。
2. データベースへのログイン認証情報が正しいことを確認します。ベストプラクティスとして、各データベースで利用可能な標準のデータベース管理ソフトウェアを使用し、Zoho DataPrepサーバーから対象データベースへの接続をお試しください。
1.
[ホーム]ページ、
[パイプライン]タブ、または
[ワークスペース]タブから既存のパイプラインを開くか、
パイプラインを作成し、
[データを追加]をクリックします。
情報:パイプラインの作成画面の上部にある[データをインポート]
アイコンをクリックして、複数のデータ元からパイプラインにデータを取り込むこともできます。
2. 次の画面で、必要なデータベースを選択するか、左ペインの[データベース]カテゴリーをクリックします。
3. [データ連携]ドロップダウンから[新しいデータ連携]を選択します。既存のデータ連携がある場合は、[データ連携]ドロップダウンから必要なデータ連携を選択できます。
4. [データ連携名]セクションで、データ連携の名前を入力します。
5. Zoho Databridgeは、ローカルデータベースからのデータのインポートを支援するツールです。ローカルデータベースからデータをインポートするには、データブリッジが必須です。
メモ:Zoho Databridgeを初めてダウンロードする場合は、
こちらでインストール方法を確認してください。
6. 使用する端末にデータブリッジをインストールしたら、[データブリッジ]ドロップダウンから対象のデータブリッジを選択します。
メモ:データのインポート元となるデータベースと同じネットワークにインストールされているデータブリッジを選択してください。
7. [データベースの種類]ドロップダウンで[SAP Hana]を選択し、[データベースサーバーのホスト名]と[ポート]番号を入力します。
8. [データベース名]を入力し、認証が必須の場合はユーザー名とパスワードを入力します。
メモ:データベースサーバーがSSLを通じて暗号化されたデータを提供するよう設定されている場合は、
[SSLを使用する]チェックボックスも選択できます。
9. データベース設定を保存し、[連携する]を使用してデータベースに接続します。
メモ:データ連携設定は、今後データベースからインポートする際に使用できるよう自動的に保存されます。認証情報は安全に暗号化されたうえで保存されます。
10. インポートするテーブルを選択します。
11. 代わりにSQLクエリーを使用してデータをインポートすることもできます。
データベースからクエリーを使用してデータをインポートする場合、増分取得オプションは利用不可です。ローカルデータベースからの増分取得の詳細については、こちらをクリックしてください。
12. [インポート]ボタンをクリックします。
13
. データフローを作成して各ステージに必要な加工処理を適用したら、ステージを右クリックし、エクスポート先を追加してデータフローを完成させます。
メモ:パイプラインにエクスポート先を追加した後、まず手動での実行を使用してパイプラインを実行できます。手動での実行が正常に動作することを確認したら、パイプラインを自動化するための予約を設定できます。実行の種類については、こちらをご確認ください。
予約、バックフィル、手動での再読み込み、Webhook、またはZoho Flowを設定する際は、すべてのデータ元に対してインポート設定を必ず行う必要があります。インポート設定を行わないと、実行内容を保存できません。インポート設定の方法については、
こちらをクリックしてください。
14.
実行を設定すると、実行時にパイプライン処理が作成されます。処理のステータスと詳細な情報は、処理の概要で確認できます。こちらをクリックして、処理の概要の詳細をご確認ください。
SAP Hanaのデータ連携を編集するには
DataPrepでは、データソースやエクスポート先に連携するたびに認証情報を入力する手間を省くため、データ連携が保存されます。保存済みのデータ連携は、[データ連携を編集する]オプションを使用していつでも編集し、新しいパラメーターや認証情報に更新できます。
1. 新しいデータセットの作成中に、[データソースを選択してください]セクションの左側の欄で、[保存済みのデータ連携]をクリックします。
2. 保存済みのデータ連携は、データのインポート画面から直接管理できます。三点リーダー(3点)アイコンをクリックすると、データ連携の共有、編集、概要の表示、削除を行えます。
3. 保存済みのデータ連携を新しいパラメーターや認証情報に更新するには、
[データ連携を編集する]オプションをクリックします。
使用例
SAP Business One(オンプレミス)からZoho Analyticsへの日次データ連携の自動化
課題:
ユーザーは、オンプレミスのSAP Business One(SQL Server/HANA)システムからトランザクションデータ(請求書、顧客、商品、在庫など)を毎日午前9時(IST)に自動取得し、Zoho DataPrepでクレンジング、変換、結合を行ったうえで、手動操作なしでZoho Analyticsのダッシュボードを更新する必要があります。
主な検討事項:
データブリッジ→DataPrep→Analyticsと、データベース→Analyticsの直接連携のどちらが推奨構成ですか?
増分データ読み込みと予約実行の信頼性を確保するにはどうすればよいですか?
時間の経過に伴うスキーマ変更(新しい項目)にはどのように対応しますか?
オンプレミス環境のSAP B1に適用すべき、パフォーマンスとセキュリティに関するベストプラクティスは何ですか?
解決策:
SAP Business One→Zoho Databridge→Zoho DataPrep→Zoho Analyticsの構成を使用すると、この処理を自動化できます。まず、OSに応じて
Zoho Databridgeをインストールし、オンプレミスのSAP B1データベースをDataPrepに安全に連携します。次に、SAP B1を元データ、Zoho Analyticsをエクスポート先とするパイプラインを作成し、DataPrepで必須のデータクレンジング、変換、結合ルールを適用します。パイプラインが毎日午前9時(IST)に実行されるよう予約すると、手動操作なしでダッシュボードを自動更新できます。
メモ:ERPアプリケーションから直接インポートすることはできません。SAP HANAやMicrosoft SQL Serverなど、ERPの基盤となるオンプレミスデータベースからデータをインポートできます。
主な検討事項への回答:
1)推奨構成:
SAP Business One→Zoho Databridge→Zoho DataPrep→Zoho Analyticsの構成を使用します。Zoho Analyticsへの直接連携は、変換が不要な場合にのみ推奨されます。ただし、オンプレミス環境に安全にアクセスするには、引き続きZoho Databridgeが必要です。
2)信頼性の高い増分読み込みと予約実行:
DataPrepの予約実行では、新規および更新済みのレコードを増分取得できるため、毎日の実行の信頼性とデータの鮮度を確保できます。
3)スキーマ変更への対応:
元データに追加された新しい項目は、予約実行時に自動的に検出されます。
データ構造の照合により、Zoho Analyticsにデータをエクスポートする前にスキーマの互換性が検証されます。
4)パフォーマンスとセキュリティに関するベストプラクティス:
パイプラインの実行時の負荷を軽減してパフォーマンスを向上するには、[新規および更新済みのデータを取得]を有効にします。
SQL Serverまたは
SAP HANAの設定が前提条件を満たしていることを確認し、オンプレミス環境への安全な接続にはZoho Databridgeを使用してください。