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フォームビルダーでは、Form 項目に、回答者から収集する情報の項目が一覧表示されます。
Single 折れ線グラフ
Single Line項目は、簡潔な入力に適したフォーム項目です。主に短いテキストや数値データの入力に利用されます。例えば、文字数制限や特定の入力形式を設けて、ユニークな識別番号を収集することができます。
項目のプロパティでは、機能性やユーザー体験を高めるためのさまざまなカスタマイズが可能です。
差し込み項目テキスト
差し込み項目テキストを設定することで、期待される入力内容について簡単なヒントや例を回答者に示すことができます。これにより、分かりやすさが向上し、正確な入力を促します。
文字数制限
指定した文字数制限を設けることで、入力内容を所定の範囲内に収めることができます。
範囲:+10、-10 ~ 255 文字
初期値
フォーム表示時に初期値を設定できます。あらかじめ内容を入力しておくことで、回答者のデータ入力を効率化できます。
バリデーション
- 必須:この項目にデータを入力しないとフォームを送信できないようにします。
- 重複なし:同じ内容の入力が重複して送信されるのを防ぎます。
入力種類
入力種類を選択することで、Single 折れ線グラフ項目で回答者がどのような入力をできるかを設定できます。下記の設定から選択可能です。
- すべての文字
- 英字のみ
- 英字と数字
- 英字・数字・スペース
- 英字とスペース
- カスタムエントリー形式
特定の形式(例:英数字の組み合わせによるID番号など)で項目の回答を収集したい場合は、Single 折れ線グラフ項目プロパティの入力種類でカスタムエントリー形式オプションを選択してください。
シンプルな利用例として、エントリー形式オプションがどのように活用できるかを動画でご覧ください。
このオプションを利用するには、
-
Single 折れ線グラフ 項目のプロパティに移動します。
-
Input 種類で、ドロップダウンからカスタム Entry 形式を選択します。

-
Entry 形式で、下記の表記を使用して、回答を受け取る際の形式を入力します。
W |
大文字アルファベット |
w |
小文字アルファベット |
L |
任意の英字(大文字・小文字を区別しません) |
d |
数字 |
* |
英数字 |
@ # $ % ^ & * ( ) - _ + = \\ | : ' ' , . / スペース |
記号 |
-
上記の文字を入力差出人として承認するには、これらの文字の前に\\ を付けてください。例は以下の通りです。
\\w はアルファベットw を表します
\\L はアルファベットL を表します
\\d はアルファベットd を表します
\\* は文字* を表します
\\\\ は文字\\ を表します
以下の例を確認し、理解を深めてください。
例えば、1文字のアルファベット+12桁の数字から成る運転者ライセンス番号(例:S-514-778-616-977)を収集したい場合、Single 折れ線グラフ 項目のプロパティで以下のパターンを入力してください。
W-ddd-ddd-ddd-ddd
回答者の従業員IDを以下の形式で収集したい場合:
ZYK-pm-0497(ZYK - 小文字2文字 - 4桁の数字)
Single 折れ線グラフ 項目のプロパティで以下のパターンを入力してください。
ZYK-ww-dddd
Wd-36-fp\\6546(Wd - 2桁の数字 - 小文字2文字 \\ 4桁の数字)
Single 折れ線グラフ 項目のプロパティで以下のパターンを入力してください。
\\W\\d-dd-ww\\\\dddd
または、希望する形式で項目入力を受け取るためのパターンを生成することもできます。その方法は以下の通りです。
-
PropertiesのEntry 形式内右上にある生成する 形式オプションをクリックします。
-
ポップアップで、希望する形式の例を入力します。
例:回答者のPAN(納税者番号)を、最初の5文字がアルファベット、次に4桁の数字、最後にアルファベットとなる形式で収集したい場合、以下のような形式例を入力できます。
メモ: 形式内に静的な内容を含めたい場合は、その内容を中括弧{}で囲む必要があります。
例:{ZYK} - 123と入力すると、ZYK - dddの形式が生成されます。
-
生成するをクリックします。
-
Entry 形式内で作成済みの形式を使用するには、使用する 形式をクリックします。
初期設定のエラーメッセージ「Entry does not 照合する the 必須 形式」は、設定>カスタム Messages>項目 Validation Messagesからカスタマイズでき、回答者が必須の形式で入力しやすいようサポートできます。
Input Text Case
入力されたテキストの表示方法を柔軟にコントロールでき、フォームに求められる書式基準に合わせて調整できます。
- システムの初期設定
- 大文字
- 小文字
- 単語の先頭を大文字
Multi 折れ線グラフ
Multi 折れ線グラフ項目は、単一の折れ線グラフでは対応できない、より多くの入力が必要な回答を取得するためのフォーム項目です。回答者に詳細な情報や説明を記入してもらいたい場合に特に有用です。例えば、イベントや商品のフィードバックフォームで、参加者や購入者が全体的な感想やサービスについての追加コメントを共有できるようにすることができます。
項目のプロパティには、機能やユーザー体験を向上させるさまざまなカスタマイズ機能があります。
差し込み項目テキスト
差し込み項目テキストを設定でき、回答者がどのような内容を入力すればよいか、簡単なヒントや例を示すことが可能です。これにより、回答内容が明確になり、正確な入力を促します。
文字数制限
項目には、指定した文字数または単語数の上限を設定でき、回答が定められた範囲内に収まるように管理できます。
範囲:+10、-10 ~ 65535文字/+10、-10 ~ 5000単語
初期値
フォーム読み込み時に表示する初期値を設定できます。これにより、項目にあらかじめ内容を入力しておくことで、回答者のデータ入力作業を効率化できます。
バリデーション
- 必須:この項目にデータを入力しない限り、フォームを送信できないように設定できます。
入力テキストの大文字・小文字
入力されたテキストの表示形式を柔軟にコントロールでき、フォームの意図する書式基準に合わせることが可能です。
- システムの初期設定
- 大文字
- 小文字
- 単語の先頭を大文字
番号
番号項目は、回答者から数値データを収集するためのフォーム項目です。
項目のプロパティでは、
- 差し込み項目のテキストを設定し、回答者が入力すべき内容の簡単なヒントや例を示すことができます。
- 入力される数値の桁数を設定できます。範囲:+10、-10 ~ 18桁
- 最小値および最大値を設定することで、許可する数値範囲を制限できます。回答者は指定された最小値と最大値の間のみ入力できます。例えば、年齢項目の場合、最小年齢を18、最大年齢を65に設定できます。
- 他の項目の回答を利用して、番号項目で入力できる最小値および最大値を動的に変更できます。
- 番号項目に単位を設定することで、回答者にとって分かりやすく文脈が明確になります。例えば、距離を入力する項目にはmetersやキロメートルなどの単位を追加できます。
バリデーション
- 必須:この項目にデータを入力しない限り、回答者はフォームを送信できません。
- 重複禁止:同じ内容のエントリーが送信されるのを防ぎます。
- 負の値の許可:回答者が0未満の数値を入力できるようにします。
- 番号入力の確認を含める:このオプションを選択すると、回答者は確認のためにもう一度数字を入力する必要があり、両方の入力が一致しているか確認できます。これにより入力ミスを防げます。
小数
小数項目は、小数点を含む数値データを収集するためのフォーム項目です。分数値をより正確に取得できます。
項目のプロパティで、
- 差し込み項目のテキストを設定し、回答者が入力すべき内容の簡単なヒントや例を示すことができます。
- 千の位区切り記号:大きな数値を入力する際に、カンマやピリオドなどの記号を自動的に挿入して千の位ごとに区切ることができます。
- 端数処理(小数点以下):収集するデータの一貫性と精度を保つため、小数点以下の桁数を設定できます。
- 単位を小数項目に設定し、回答者にとって分かりやすく文脈が明確になります。
検証
- 必須: この項目にデータを入力しないとフォームを送信できないようにします。
- いいえ 重複: 同じ内容の入力が送信されるのを防ぎます。
- 負の値の許可: 回答者が0未満の数値を入力できるようにします。
- 小数入力の確認を含める: このオプションを選択すると、回答者に小数値を再入力してもらい、両方の入力が一致しているか確認することで入力ミスを防げます。
名前
名前項目は、フォーム内で効率的に名前に関する情報を収集するための項目です。
プロパティ:
- 名前 要素: 名前項目は通常、複数の要素で構成されており、件名(Mr., Mrs., Ms.)、名、Middle 名前、姓などが含まれます。
- 各要素に対応する
アイコンをクリックすることで、特定の名前要素を必須に設定できます。これにより、名や姓など、回答者に必要な情報の入力を促し、収集データの完全性を高めます。
- 名前要素のラベルを隠すことで、フォームの見た目をすっきりとシンプルにできます。スペースが限られている場合や、よりミニマルなデザインを希望する際に便利です。
-
Input 種類:
回答者が入力できるInput 種類を、名前項目で以下の設定から選択できます。
- すべての文字
- 英字のみ
- 英字と数字
- 英字・数字・スペース
- 英字とスペース
これにより、名前項目をさまざまな命名規則やデータ要件に柔軟に対応させることができます。
- 差し込み項目 Text: 各名前要素に差し込み項目テキストを設定することで、ユーザーへのガイダンスや入力時の期待値を明確にできます。差し込み項目テキストは、フォーム項目内で一時的に表示される例やヒントとして機能します。
-
Input Text Case: 入力されたテキストの表示形式を、フォームのフォーマット基準に合わせて柔軟に管理できます。
- システムの初期設定
- 大文字のみ
- 小文字のみ
- 頭文字のみ大文字
詳細はこちら(入力テキストの大文字・小文字設定について)
住所
住所項目は、明確な要素ごとに網羅的な住所情報を取得し、場所データの収集を体系的かつ標準化された方法で実現します。
- 住所 要素:
番地: 特定の町名・番地や建物情報。
住所 折れ線グラフ 2: スイート番号やアパート番号など、追加の住所詳細。
市区町村: 市区町村または地域。
状態/Region/都道府県/州: 状態、地域、または都道府県/州。
郵便番号: 当該地域の郵便番号。
国: 居住国。
- 各個人の住所要素を必須項目に設定する場合は、該当する要素の
アイコンをクリックします。たとえば、番地、市区町村、国を必須項目に設定して、重要な住所情報の入力を確実にすることができます。
- フォーム内でよりすっきりとした表示や効率化を図るために、「関連付け先:住所要素」のラベルを非表示にすることも可能です。
- Auto-fill 住所 差出人: このオプションは、入力内容に基づき住所項目を提案・自動入力することでユーザーの利便性を向上させます。3つの要素(番地、住所 折れ線グラフ 2、または郵便番号)のいずれかを選択してこの機能を有効化します。有効化したフォームで選択した項目の入力を始めると、候補となる住所が一覧で表示されます。候補から住所を選択すると、他の住所項目も対応する詳細で自動的に入力されます。
- Input Method: 状態/Region/都道府県/州: 住所項目の「状態/Region/都道府県/州」要素については、入力方法を選択できます。ユーザーが手動で入力するか、選択した国に基づいて動的に生成される都道府県リストから自動で選択することが可能です。
- Allowed 国: ドロップダウンメニューで利用可能な国の設定を調整し、フォームの利用者や用途に合わせて関連する国のみを表示できます。
- 初期設定 国: 初期設定 国を設定することで、フォーム入力の手順を簡素化できます。リストから国を選択する方法のほか、回答者のIP場所に基づいて自動的に国を特定する方法もあります。
- 差し込み項目 Text: 各住所要素に差し込み項目テキストを用意することで、ユーザーへの案内や回答者の期待値を明確にできます。差し込み項目テキストは、フォーム項目内で一時的な例やヒントとして表示されます。
- Input Text Case: 入力されたテキストの表示形式を自由に管理でき、フォームのフォーマット基準に合わせることができます。
- システムの初期設定
- 大文字
- 小文字
- 単語の先頭を大文字
電話番号
フォーム内の電話番号項目は、回答者から電話番号を標準化された形式で収集します。例えば、イベント登録フォームで参加者が連絡先情報を入力する場合などに電話番号項目を利用することで、ユーザーは電話番号を入力できます。
- 項目形式: 項目形式ドロップダウンリストから希望する電話番号形式を選択します。これにより、電話番号の表示方法を地域や組織の設定に合わせて調整できます。Zoho Formsでは、電話番号の形式として海外と### - ### - ####の2種類が用意されています。
- 差し込み項目テキスト: 差し込み項目テキストを設定することで、ユーザーへの案内や回答者への期待値を明確にできます。差し込み項目テキストは、フォーム項目内に一時的に表示される例やヒントとして機能します。
- 国コード: 海外形式を選択した場合、電話番号項目に国コードを含めることができます。また、ドロップダウンに表示される国を指定し、ユーザーにとって使いやすい入力体験を提供できます。
- 許可された国: 電話番号項目に国コードを含める場合、初期設定ではすべての国コードが表示されます。必要な国のみドロップダウンから選択することで、リストを絞り込むことも可能です。
- 初期設定国: 電話番号項目に国コードを含める場合、ユーザーエクスペリエンス向上のために初期設定国を設定できます。リストから国を選択するか、回答者のIP場所に基づき自動的に国を判別することができます。
- 範囲: 電話番号項目で入力可能な最小桁数および最大桁数を指定します。
バリデーション
- 必須この項目にデータが入力されていない場合、フォームを送信できないようにします。
- 重複なし同一内容の登録を防止します。
- 数字のみ許可電話番号項目には数字のみ入力できるよう制限されます。これによりユーザーが数字以外の文字を入力することを防ぎ、データの一貫性と正確性を確保できます。
-
電話番号入力の確認を含めるこのオプションを選択すると、回答者に再度電話番号の入力を求めて確認を行うことができ、両方の入力内容が一致しているか照合できます。これにより入力ミスを防げます。
運用のヒント
- 明確な案内電話番号の入力形式や確認項目の使い方について、回答者にわかりやすく案内しましょう。
- 動的な初期設定国ユーザーのIP場所に基づき、初期設定国を動的に設定することで、よりパーソナライズされた体験を提供できます。
メール
メール項目は、フォーム上でメールアドレスを収集し、正確性やバリデーション、ユーザーによる確認を確保するための様々なプロパティを提供します。
プロパティ
- 差し込み項目テキスト: 差し込み項目テキストを入力することで、ユーザーへのガイダンスを強化し、回答者の期待値を設定できます。差し込み項目テキストは、フォーム項目内で一時的な例やヒントとして機能します。
- ドメインバリデーション特定のドメインを許可または制限でき、フォームを組織のニーズに合わせて柔軟にカスタマイズできます。たとえば、回答者に公式または特定のメールドメインの使用を求める場合や、組織に関連するドメインのみを利用できるようにしたい場合、ドメインバリデーションオプションを使用します。
- 入力テキストの大文字・小文字入力されたテキストの表示形式を制御し、フォームで意図した書式基準に合わせて調整できます。
システムの初期設定 (-) 回答者が入力した元の内容の大文字・小文字が保持されます。
大文字 (AA) 項目に入力されたすべてのテキストが大文字で表示されます。
小文字 (aa) 入力されたすべてのテキストが小文字に変換され、統一されたフォーマットで表示されます。
バリデーション
- 必須この項目にデータを入力しない限り、回答者がフォームを送信できないようにします。
- いいえ Duplicates同じ内容の入力が送信されるのを防ぎます。
-
含める メール input confirmationこのオプションを選択すると、回答者に確認のためもう一度メールアドレスを入力してもらいます。両方の入力内容が照合されることで、入力ミスを防止できます。
日付
日付項目を使うと、指定した範囲内の日付を取得できます。
差し込み項目テキスト差し込み項目テキストを設定することで、ユーザーの案内や回答者への期待値を明確にできます。差し込み項目テキストは、フォーム項目内に一時的に表示される例やヒントとして機能します。
回答日時を自動入力することで、日付項目に現在の日付をあらかじめ入力することや、その他さまざまなカスタマイズが可能です。詳細は日付設定のカスタマイズをご覧ください。
バリデーション
- 必須この項目で日付を選択しないと、フォームを送信できないようにします。
- 重複なし同一内容の送信を防止します。
時間
フォーム内の時間項目は、時間の入力を取得するために設計されており、形式や分単位の間隔、現在時刻の自動入力などのカスタマイズ設定を提供します。
- 時間形式: ユーザーが希望する時間形式(12時間または24時間表記)で時間を入力できるようにし、地域や組織の各種設定に柔軟に対応します。
- 分単位の間隔: 分単位の間隔を指定し、工数の細かさを制御できます。たとえば、15分間隔を設定することで、12:00、12:15、12:30などのリストからユーザーが選択できます。
- 初期値: ユーザーがフォームにアクセスした際に、自動で入力される初期設定の時間を設定できます。
- 回答時刻の自動入力: このオプションを選択すると、時間項目にフォームアクセス時の現在時刻が自動で入力されます。これによりユーザーの入力時間を短縮でき、送信タイムスタンプが正確に現在時刻を反映します。
バリデーション
- 必須この項目で時間を選択しないと、フォームを送信できないようにします。
- 重複なし同一内容の送信を防止します。
日付-時間
- 日付-時間項目は、日付と時間の両方の値を収集し、形式・範囲・事前入力設定をカスタマイズできる多様なプロパティを提供します。
- ユーザーが特定の範囲内で日付を入力できるように設定し、日付入力の期間を管理できます。
- ユーザーが希望する時間形式(12時間または24時間)で時間を入力できます。
- フォームにアクセスした際、日付-時間項目に現在の日付と時間を自動入力できます。
Month-Year
- Zoho FormsのMonth-Year項目では、回答者が選択できる月と年の範囲を指定できます。
- この項目は、予約やプロジェクト期間など、回答者の選択肢を特定の期間に制限したい場合に特に便利です。
Decision 箱
Decision 箱項目は、ユーザーが同意または不同意を、箱を確認または解除することで示すことができます。さまざまなプロパティによって、ユーザー体験をカスタマイズし、意思決定に関連するデータを効果的に取得できます。
- 初期状態:Decision 箱の初期設定ステータスを設定でき、フォームの読み込み時に箱が最初からチェック済み(同意を示す)か未チェック(不同意を示す)かを定義できます。
- 状態表示メッセージ:Decision 箱のチェック状態に応じて、状態表示メッセージをカスタマイズできます。このカスタマイズされたメッセージは、メール通知やZoho 表計算シート連携、Google 表計算シート連携、レポート、エントリー、承認、タスクなど、さまざまな場面で活用されます。これにより、意思決定ステータスが明確に伝わり、理解されます。
- リダイレクトされたフォーム/WebサイトでのDecision 箱状態の事前入力:現在のフォームからリダイレクト先のフォームやWebサイトにDecision 箱状態の事前入力を設定している場合、現在のフォームの意思決定ステータスがリダイレクト先にも引き継がれます。これにより、ユーザーがフォーム間を移動する際にも意思決定ステータスが保持され、シームレスで一貫したユーザー体験が実現します。よくある質問(FAQ)もご参照ください。
バリデーション
- 必須:この項目のチェックボックスを選択しないとフォームを送信できないように設定します。例えば、ユーザーがフォーム内で重要な意思決定をする必要があり、この決定をせずに送信することが許可されていない場合などに、Decision 箱項目を必須とすることができます。
実装のヒント:
- 明確なラベル:Decision 箱およびその関連設定には、明確で簡潔なラベルを使用し、混乱を避けてください。
- 一貫したメッセージ:状態表示メッセージが使用されるコンテキストと一貫性があることを確認し、分かりやすいコミュニケーションを維持してください。
- ユーザーガイダンス:必要に応じて、ユーザーが適切な意思決定を行えるよう、説明や追加情報を提供してください。
ドロップダウン
ドロップダウン項目は、ユーザーがリストから1つのオプションを選択できるようにします。リスト内の選択肢をカスタマイズしたり、ユーザーエクスペリエンスを向上させるためのさまざまなプロパティが用意されています。
- 項目種類: プロパティでドロップダウンの項目種類をRadio項目種類に変更できます。
- 差し込み項目テキスト: 各名前要素に差し込み項目テキストを設定すると、ユーザーへの案内や回答者への期待値を明確にすることができます。差し込み項目テキストは、フォーム項目内の一時的な例やヒントとして表示されます。
- 必要に応じて選択肢のリストを追加し、ユーザーが差出人を選択できるようにします。選択肢の名称は自由に設定でき、フォームの内容に合わせてカスタマイズできます。
- インポート設定: あらかじめ定義された標準リストを挿入したり、手動で項目に選択肢を追加することができます。たとえば、国のリストなど長い設定リストがある場合、各国をドロップダウン項目の選択肢として一つずつ追加するのは手間がかかります。作業を簡単にするため、Zoho Formsではグループ化した選択肢を一括でインポートできるため、ドロップダウンリストに多くの選択肢を簡単に追加できます。
- 値の割り当て: 各選択肢に値(数値、テキスト、メール)を割り当てることができます。割り当てられた値は計算に利用可能です。出力の確認で、担当者の選択肢に割り当てた値を数式・メール通知・お礼ページ・連携でどのように使用できるか確認できます。また、グループ化した選択肢に対してルールを設定することも可能です。
-
グループ選択肢: 選択肢を複数のグループに整理できます。選択肢が多い場合に分類して管理やユーザーの操作性を向上させるのに特に便利です。
- 選択肢の並べ替え: 選択肢をアルファベット順で昇順または降順に並べ替えできます。大文字・小文字を区別した並べ替えの有効化・無効化も選択可能です。詳細はこちら
- ドロップダウンスタイルを変更して検索オプションを含める: ドロップダウンを検索可能に設定すると、ユーザーは長い設定リストから必要な選択肢名を入力して素早く探すことができます。ドロップダウン項目を検索可能にするには、テーマタブ > フォームのカスタマイズ > フォームタブ > 項目 > ドロップダウンリスト > スタイル > 検索可能に進んでください。
バリデーション
- 必須: 回答者がドロップダウン項目の選択肢を選ばずにフォームを送信することができないようにしてください。
Radio
Radio項目は、ユーザーが一覧から1つの選択肢を選ぶことができます。Radio項目では、ユーザーがいずれかの選択肢を選択すると、同じ項目内の他の設定は自動的に選択解除されます。さまざまなプロパティが用意されており、選択肢リストのカスタマイズやユーザー体験の向上が可能です。
- 項目種類: プロパティでRadio項目種類をドロップダウン項目種類に変更できます。
- 表示データ: Radio項目のレイアウトやスタイルをカスタマイズし、選択肢を1列、2列、3列、または横並びで表示できます。
- 差し込み項目 テキスト: 各名前要素に差し込み項目テキストを設定することで、ユーザーガイダンスを強化し、回答者の期待値を明確にできます。差し込み項目テキストは、フォーム項目内で一時的な例やヒントとして機能します。
- 必要に応じて選択肢のリストを追加し、ユーザーが差出人を選択できるようにします。選択肢の名称は自由に設定でき、フォームの用途に合わせて調整可能です。
- インポート設定: あらかじめ用意されたスタンダード設定のリストを挿入したり、手動で選択肢を項目に追加できます。
- 値の割り当て: 各選択肢に値(数値・テキスト・メール)を割り当てることができます。割り当てた値は、計算などに利用可能です。出力例を確認フォーム内の計算式、メール通知、お礼ページ、各種連携で割り当てた値を活用する方法をご覧いただけます。
- 選択肢の並べ替え: 選択肢をアルファベット順(昇順・降順)に並べ替えることができ、大文字・小文字を区別する並べ替えの有効化/無効化も選べます。詳細はこちら
バリデーション
- 必須: Radio項目で選択肢を選ばない限り、フォームを送信できないように設定します。
複数選択
Multiple Choice項目は、ユーザーがあらかじめ設定された選択肢リストから1つまたは複数の回答を選択できるようにします。
- 項目種類: プロパティでMultiple Choice項目種類をCheckbox項目種類に変更できます。
-
Choice Limit: ユーザーが選択できる選択肢の数に上限を設定できます。
-
インポートする設定: あらかじめ定義された標準設定のリストを挿入するか、手動で選択肢を項目に追加できます。
- 値の割り当て: 各選択肢に値(数値、テキスト、メール)を割り当てることができます。割り当てた値は計算に使用できます。出力を確認割り当てた値のフォーム上での利用方法(数式、メール通知、お礼ページ、連携機能など)もご確認いただけます。
- 選択肢の並べ替え: 選択肢をアルファベット順(昇順・降順)に並べ替えることができます。大文字・小文字の区別を有効化または無効化するオプションも利用可能です。詳細はこちら
バリデーション
- 必須: Multiple Choice項目で選択肢を選ばずにフォームを送信できないようにします。
Checkbox
Checkbox項目は、ユーザーが選択肢リストから1つまたは複数の設定を選択できるようにします。各チェックボックスには、個別の選択肢を示すラベルが付いています。
- 項目種類: プロパティでチェックボックス項目種類を複数選択項目種類に変更できます。
- 表示データ: チェックボックス項目のレイアウトやスタイルをカスタマイズし、選択肢を1列/2列/3列または横並びで表示できます。
- 選択肢の上限: ユーザーが選択できる選択肢の数に上限を設定できます。
- インポート設定: あらかじめ用意された標準設定のリストを挿入するか、手動で項目に選択肢を追加できます。
- 値の割り当て: 各選択肢に値(数値、テキスト、メール)を割り当てられます。割り当てた値は計算に利用可能です。出力方法はこちらフォームの計算式、メール通知、お礼ページ、連携機能で値をどのように利用できるかをご覧ください。
- 選択肢の並べ替え: 選択肢をアルファベット順で昇順または降順に並べ替え可能です。大文字・小文字を区別した並べ替えも有効化または無効化できます。詳細はこちら
バリデーション
- 必須: チェックボックス項目で選択肢を選ばずにフォームを送信できないように設定できます。
Webサイト
Webサイト項目は、フォーム内でユーザーが提供するWebサイトアドレス(URL)を取得し、認証するために設計されています。ユーザーは、Webサイト項目に一般的にURL(Uniform Resource Locator)と呼ばれるWebサイト住所を入力できます。
- 差し込み項目テキスト:各名前要素に対して差し込み項目テキストを設定することで、ユーザーの案内や回答者の期待値を明確にします。差し込み項目テキストは、フォーム項目内に一時的に表示される例やヒントとして機能します。
- 初期値:フォームにアクセスした際、自動的に入力されるWebサイトURLの初期設定が可能です。
バリデーション
- 必須:Webサイト項目にURLを入力しない限り、回答者がフォームを送信できないようにします。
通貨
通貨項目は、特定の通貨とその単位で金額を記録します。これは、取引や寄付、その他の財務情報に関連付けられる金額となります。
- 差し込み項目 Text: 各名前要素に対して差し込み項目テキストを設定すると、ユーザーの案内や回答者への期待値設定が向上します。差し込み項目テキストは、フォーム項目内の一時的な例やヒントとして機能します。
- 通貨の単位を選択し、単位をコードまたは記号で表示したい場合は選択してください。
- 千単位区切り記号: ユーザーが大きな数値の通貨を入力する際に、自動的にカンマやピリオドなどの記号で千の位ごとに区切ります。
- 小数点以下の桁数: 通貨項目では小数値が利用可能です。 収集データの一貫性と精度を保つために使用可能な小数点以下の桁数を設定できます。
- 初期値: ユーザーがフォームにアクセスした際に、あらかじめ設定した初期通貨金額を自動入力できます。
- 範囲: 項目には許容される値の範囲を定義して設定できます。これには最小値および最大値や桁数を指定し、入力可能な値を制限することが含まれます。
バリデーション
- 必須: この項目にデータが入力されていない場合、フォームを送信できないようにします。
- 重複なし: 同一内容の入力による送信を防止します。
- 負の値を許可: 0未満の数値を入力できるようにします。
- 通貨入力確認を含める: このオプションを選択すると、回答者に通貨値の再入力を促し、両方の入力内容が一致しているかを確認することで入力ミスを防ぎます。
ファイルアップロード
File アップロードする項目をフォームに追加すると、ユーザーは複数のファイルを送信でき、アップロード可能なファイルの種類、数、サイズを制御するための様々なカスタマイズ設定が利用できます。
- 許可されているファイル形式:初期設定では、この項目はすべての形式のファイルを受け付けます。ただし、「Allowed ファイルの種類」セクションに希望するファイル形式を入力することで、許可するファイル形式を指定できます。指定した形式のファイルのみが承認されます。
- アップロード制限:アップロードできるファイルの最小数および最大数の両方を設定できます。これにより、送信されるファイルの量を柔軟に管理できます。
File アップロードする Limit : 最大5件まで
- ファイルのサイズ:各ファイルの最小サイズと最大サイズを指定できます。また、これらの制限はキロバイト(KB)またはメガバイト(MB)で設定することが可能です。
最大許容サイズ:20MB/20480KB
20MBを超えるファイルサイズ(最大1GB)を許可する場合:プレミアムまたはZoho One エンタープライズプランにアップグレードし、ファイル添付をZoho WorkDriveに保存するように設定してください。詳細はこちら
- ファイル名:回答者がフォームにファイルをアップロードする際、異なるファイル名が使われるとファイルの整理がしづらくなります。ファイル名を統一し、管理を容易にするために、ファイル名オプションを使用して、回答者がフォームを送信した際にアップロードされたファイルの名前を自動で変更できます。ファイル名自動変更の詳細はこちら。
バリデーション
- 必須:この項目にファイルをアップロードしないと、フォームを送信できないように設定できます。
画像 アップロードする
この項目を使うと、回答者はスマートフォンで画像を撮影したり、ギャラリーやパソコンから画像をフォームにアップロードできます。
画像 アップロードする 項目を設定するには、
- フォームに画像 アップロードする項目をForm 項目から追加します。
- プロパティの下で、項目ラベルに項目の名前を入力します。
- 画像 アップロードする Limitの項目で、アップロード可能な画像の最小数と最大数を入力できます。
- ファイルのサイズで、画像1枚あたりの最小サイズおよび最大サイズを入力できます。
20MBを超える画像(最大1GBまで)を許可する場合は、プレミアムまたはZoho One エンタープライズプランにアップグレードし、ファイル添付をZoho WorkDriveに保存するように設定してください。詳細はこちら
- Allowed ファイルの種類で、許可する画像フォーマットを選択できます。
回答者は、デバイスから画像をアップロードするか、ウェブカメラを使用して直接撮影し、

をクリックしてアップロードできます。
メモ:
- 回答者がウェブカメラで写真を撮影する場合、ブラウザでカメラの許可を有効にする必要があります。
- ウェブカメラを使用して画像を撮影できるのは .png 形式のみです。
- フォームがWebサイトに埋め込まれている場合、ウェブカメラで写真を撮影することはできません。この機能を有効にするには、埋め込みコードに下記を含めてください:
allow='camera'
?zf_enablecamera=真
例:
iframeで埋め込む場合
JavaScriptで埋め込む場合
モバイルから画像をアップロードする
モバイルアプリ ユーザーの場合、
- 初期設定方法で、ユーザーがフロントカメラまたはリアカメラを使用して画像を撮影できるようにする場合は、選択します。

-
ユーザーがギャラリーから写真をアップロードできるようにする場合は、Photo Galleryを使用するを選択します。
-
ユーザーがフロントカメラとリアカメラの両方のモードで画像を撮影できるようにする場合は、Cameraモードを切り替えるを選択します。
-
画像撮影時にタイマーを設定する場合は、タイマーを使用するを選択します。
-
撮影した画像のサイズを圧縮する場合は、Compressionを有効にするを選択します。
Audio/Video アップロード
求人アプリケーションでビデオ履歴書を収集したり、映画のオーディション用に動画を取得したり、オンラインフォームで歌のオーディションを受け付ける際など、Audio/Video アップロード項目を使用すれば簡単に対応できます。この項目を使うことで、回答者がオーディオ/ビデオファイルをアップロードしたり、対応するデータを有効なフォームに添付できます。
フォームにAudio/Video項目を追加するには、
- Audio/Video アップロード項目をフォーム項目からドラッグ&ドロップします。
- ポップアップ画面で、回答者にオーディオまたはビデオファイルのアップロードを許可するか選択します。

- 項目のプロパティで、項目ラベルを変更したり、説明欄にアップロードしてほしいメディアファイルの要件を記載できます。
- 項目種類は、いつでもオーディオからビデオまたはその逆に変更可能です。
- ファイル アップロード制限で、アップロード可能なメディアファイルの最小数および最大数を入力できます。
- ファイルのサイズで、メディアファイルの最小・最大サイズを設定できます。最大サイズは20MBです。
20MBを超えるファイル(最大1GBまで)を許可する場合は、プレミアムまたはZoho One エンタープライズプランにアップグレードし、添付ファイルの保存先をZoho WorkDriveに設定してください。詳細はこちら
- 回答者がフォームにオーディオ/ビデオファイルをアップロードした際、ファイル名がバラバラだと管理が煩雑になります。見やすく整理するため、ファイル名オプションで、フォーム送信時に自動的にファイル名を変更できます。
- 許可されるファイル形式で、アップロード可能なオーディオ/ビデオファイルの形式を選択できます。
対応オーディオファイル形式:mp3、m4a、flac、wav、wma、aiff
対応ビデオファイル形式:mp4、mov、wmv、avi、mkv、webm
初期設定では、一部のWebブラウザは特定の形式のみ音声・動画の録音に対応しています。
対応している音声録音フォーマット - wav(すべてのWebおよびモバイルブラウザで対応)
対応している動画録画フォーマット(Webブラウザの場合):
Chrome
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webm
|
Firefox
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webm
|
Edge
|
webm
|
Opera mini |
webm
|
Ulla
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webm
|
Safari
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mp4
|
モバイルアプリ ユーザーの場合:
- ユーザーがメディアギャラリーから音声ファイルをアップロードできるようにするには、Media Galleryの使用を選択します。
- ビデオアップロード項目を提供する場合は、Camera modesの切り替えを選択することで、フロントカメラとリアカメラの両方のモードでユーザーがビデオをデータできるように追加で許可できます。
送信済みフォームエントリー内でアップロードされたメディアファイルは、すべてのエントリー/レポートセクションでダウンロードまたは再生できます。
メモ:
- 音声をデータするには、回答者がブラウザの設定でマイクの権限を許可する必要があります。
- ウェブカメラでビデオをデータする場合、回答者がブラウザの設定でカメラの権限を許可する必要があります。
- 音声付きでビデオをデータするには、カメラとマイクの両方の権限を有効にする必要があります。ただし、カメラの権限のみが有効でマイクの権限がない場合、音声なしでビデオが記録されます。
説明
説明項目をカスタマイズすることで、回答者とのやり取りを個別化できます。説明テキスト内に他の項目の回答を含めることも可能です。
この操作を行うには、
- 説明項目をForm 項目からフォームビルダー内のフォームへドラッグ&ドロップします。
-
説明内に含めた項目の回答は、フォームの入力時に有効なフォーム上に自動的に表示されます。
-
完了をクリックします。
説明でサポートされている項目タイプ
Single 折れ線グラフ、番号、小数、住所、名前、ドロップダウン、Radio、メール、Webサイト、電話番号、日付、日付-時間、時間、通貨、Slider、評価、Formula。
メモ :
- 説明には最大12項目まで含めることができます。
- 説明項目より上部に設定された項目のみ、そのラベルが項目ラベルリストに表示されます。
- 回答収集時のデータ不正利用防止のため、説明に含まれる以下の項目タイプについては、項目エイリアスで値が渡された場合でも事前入力されません:名前、住所、ドロップダウン、Radio、Single 折れ線グラフ。
セクション
フォームが長くなったり、カテゴリーが複数ある場合は、セクションを活用することで内容をより管理しやすい部分に分割できます。フォーム内のセクション項目を使うことで、関連する項目をまとめて整理できます。
フォーム内に明確なセクションを作成することで、ユーザーがフォームの構造を把握しやすくなり、操作性が向上します。Section項目はデータ収集のために直接使用されるのではなく、フォームを論理的なセクションに整理し、関連する情報をまとめるのに役立ちます。
フォームビルダーに新しいセクションをドラッグ&ドロップした後、そのセクションのラベルや件名を入力します。このラベルは内容の把握を助け、ユーザーがそのセクション内の項目の目的を理解しやすくなります。
各セクションごとに案内文を追加し、ユーザーに求められる情報の種類を示すことも可能です。
ページ区切り
Page Break項目を使用すると、複数ページにわたるフォームを作成できます。この項目でフォーム内に区切りを入れ、ページごとに内容を分けることが可能です。ユーザーは1ページずつ進みながらフォームに入力していきます。手順ごとに案内したい場合や、各ページごとに特徴的なステージを設けたい場合に最適です。
Page Break項目を追加する際は、ページの件名を指定できます。このラベルがそのページの内容を示し、ユーザーに分かりやすい案内を提供します。
Section 項目とPage Break 項目の違いは何ですか?
Section 項目:Section項目は、同じページ内でフォームを複数の部分やセクションに分けるために使用します。例えば、「個人詳細」や「出張詳細」などの見出しごとに関連する項目をまとめることで、可読性や構成を向上させます。
Page Break 項目:Page Break項目は、フォームの内容を異なるページに分割します。ユーザーが1ページを入力し終えたら、「次へ」をクリックして次の質問に進みます。長いフォームの場合でも、1ページずつ表示されるため、全体のボリュームによる負担感を軽減できます。
まとめると、Sectionは同じページ内で内容を整理するもの、Page Breakは手順ごとにページを分けて段階的な入力フローを実現するものです。
スライダー
Slider項目を使うと、ユーザーはスライダー上でクリック&ドラッグして任意の数値を選択できます。たとえば、サービスに対する意見や満足度、法人との体験などをフィードバックフォームで回答してもらいたい場合など、さまざまな場面で活用できます。
フォームにSlider項目を追加するには、
- フォームビルダーのForm 項目からSlider項目をドラッグ&ドロップしてフォームに追加します。

- プロパティの下で、回答者がフォームにアクセスした際にスライダーに設定する初期値として数値を入力できます。ただし、回答者は必要に応じてこの初期値を変更可能です。
- 範囲で、ユーザーがスライダー上で選択できる最小値および最大値を設定できます。
- スライダーの目盛りで最小値および最大値の横に表示される値の単位を指定できます。
-
スライダー上のポインター位置ごとの増分サイズを決定する手順値を設定できます。
たとえば、手順値を10に設定した場合、スライダーをクリック・ドラッグするごとに10、20、30…と増加します。
メモ: 手順値が指定した範囲内で等間隔になるように設定してください。
-
表示例のように、該当するチェックボックスを有効にすることで、スライダー上に手順値および手順ポインターを表示できます。
メモ: スライダーの分割数が10以下の場合のみ、手順値および手順ポインターが表示されます。
- 最小値・最大値に異なるラベルを表示したい場合は、表示 Min/Max ラベルオプションを選択し、それぞれ希望のラベル名を入力してください。
評価
評価項目を使うと、さまざまな評価方法をフォームに追加できます。
評価 種類ドロップダウンから、あらかじめ用意された記号を選択し、商品やサービスの単価評価に利用できます。
また、ユーザーが評価時に表示される記号の件数も選択可能です。設定した件数は、目的とする評価スケールに合わせてください(例:5段階評価の場合は記号を5つに設定し、ユーザーは1〜5の範囲でサービスへの満足度を選択できます)。
バリデーション
- 必須:回答者が評価を入力せずにフォームを送信できないようにしてください。
Unique ID
この項目を使用すると、各フォームの回答にユニークIDが割り当てられ、個々のエントリーを一意に識別できます。
設定方法は以下の通りです。
- Unique ID項目をForm 項目からフォームに追加します。
- Propertiesタブで、ユニークIDの開始番号をStarts 差出人欄に数値で入力します。
-
項目の回答内容を接頭語や接尾語としてUnique IDに含めることもできます。
フォームエントリーの一意のIDと担当者は、フォームのすべてのエントリーセクション内Unique ID列で確認できます。
- Unique ID項目は最大250文字まで対応しています。接頭語または接尾語として追加した項目の回答により文字数が最大値を超える場合、Unique IDは250文字までに切り捨てられます。
- Unique IDに接頭語または接尾語として追加できる項目:シングル折れ線グラフ、番号、小数、電話番号、名前、住所、日付、日付-時間、通貨、スライダー、評価、時間、ドロップダウン、ラジオ。
出力を確認して、フォームのPDFコピーでUnique ID項目を表示する方法をご覧ください。
オーディオ/ビデオ埋め込み
Embed項目を使用すると、ビデオやオーディオをフォーム内に直接埋め込むことができます。
フォームにビデオやオーディオを埋め込むには、
- Embed項目をフォーム項目からドラッグ&ドロップします。
-
ポップアップで
Embedの種類を選択し、対応する提供元の適切なURLを入力します。
Zoho WorkDriveから埋め込みコードをコピーする方法
- Zoho WorkDrive でファイルを選択します。
- 画面上部の操作バーにある共有するドロップダウンをクリックします。
- 新規 embed コードをドロップダウンから選択します。
- 次に、下記の例のように強調表示されているデータ元のみをコピーします。

- このコードをZoho FormsのEmbedポップアップに貼り付けます。
メモ: WorkDrive の URL でカスタムドメインを使用している場合は、URL 形式を変更し、カスタムドメインを workdrive。zohoexternal.(dc) に置き換えてください。
例:
3. 項目 Properties で、項目ラベルを変更したり、埋め込みファイルについての説明をInstructions欄に入力できます。
4. 種類 of Embedを Audio から Video またはその逆にいつでも変更できます。埋め込み種類を変更すると、URL の関連付けは前の選択から解除されます。
5. Embed Container Alignment を使用して、埋め込みコンテナの配置をフォームの左、中央、右に調整できます。
6.埋め込み動画の表示方向(横向きまたは縦向き)を選択できます。特にモバイルデバイスでフォームを表示する際、レスポンシブ対応を向上させます。
7. WidthおよびHeightで、埋め込みオーディオ/ビデオコンテナの幅と高さを調整できます。幅は px と % の両方で設定できます。すべてのデバイスで埋め込みオーディオ/ビデオをレスポンシブにしたい場合は、幅を % で設定することを推奨します。
8. コンテナの許容幅は 250px/30% から 1000px/100%、高さは 150px から 500px までです。この範囲外の値を入力した場合、埋め込みコンテナは自動的に初期設定サイズ(幅 560px、高さ 315px)に調整されます。
対応動画ソース:
YouTube、Instagram、Vimeo、Loom、Dailymotion、Wordpress TV、KinoMap、Zoho WorkDrive、Dubb(Dubb の場合は埋め込みコードからデータ元 URL をコピーしてください)。
対応オーディオソース:
Spotify、SoundCloud、Amazon Music、Youtube Music、Apple Music、Zoho WorkDrive。
9. ビデオ/オーディオの自動再生オプションを有効にするには、以下のパラメーターをURL形式に追加してください。
ビデオソース
|
追加するパラメーター
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Youtube
|
autoplay=1&mute=1
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Youtube Shorts
|
autoplay=1&mute=1
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Vimeo
|
autoplay=1&muted=1&autopause=+10、-10
|
Instagram
|
自動再生は許可されていません |
DailyMotion
|
初期設定で自動再生
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Loom |
autoplay=1
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Wordpress TV
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autoplay=1
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KinoMap
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autoStart=真
|
Zoho WorkDrive
|
autoplay=真
|
Dubb
|
autoplay=+10、-10&muted=+10、-10
|
オーディオソース
|
追加するパラメーター
|
Spotify
|
自動再生は許可されていません
|
SoundCloud |
auto_play=真
|
Amazon Music
|
自動再生は許可されていません
|
Youtube Music
|
autoplay=1&mute=1
|
Apple Music
|
自動再生は許可されていません
|
Zoho WorkDrive
|
autoplay=真
|
メモ:
- 一部のYouTube動画にはダウンロード制限があります。これらの動画をフォームに埋め込んで共有した場合、ウェブフォーム上では再生されますが、モバイルデバイスではダウンロード制限により再生できません。
- 一部のブラウザでは自動再生の制限により、パラメーターを追加してもフォームの読み込み時に動画が自動再生されない場合があります。
ランダムID
Random ID項目を使用すると、フォーム送信時に各エントリーにランダムなIDが割り当てられます。
フォームエントリーにランダムIDを自動生成するには、
1.フォーム項目からRandom ID項目をフォームに追加します。
2.プロパティで、IDの種類を以下の設定から選択できます。
- 数字
値の範囲は+10、-10~9です。テキストの大文字・小文字設定はこのオプションには適用されません。
- 英字
値の範囲はA~Zです。下記項目で大文字または小文字を選択できます。
- 英数字
値はA~Zおよび+10、-10~9の両方を含みます。下記項目で大文字または小文字を選択できます。
3.IDの長さも指定でき、5~10文字の範囲で設定できます。
4.テキストの大文字・小文字では、ランダムIDの書式がご希望のフォーマット基準に沿うよう柔軟に設定できます。
- 大文字
- 小文字
5.IDの重複制限チェックボックスを有効にすると、ランダムIDが一意となり重複が発生しません。
6.フォームエントリーに付与されたランダムIDは、すべてのエントリーおよびレポートセクションの該当列で確認できます。
メモ
1. フォームごとにRandom ID項目は1つのみ追加できます。
2. 数字、英数字タイプではIDが+10、-10で始まる場合があります。
3. IDの重複制限オプションを選択しているにもかかわらず一意のランダムIDが作成できない場合、該当項目は空欄で「すべてのエントリー」セクションに表示されます。
4. IDの重複制限オプションは有料プランでのみご利用いただけます。
1フォームにつき最大1200項目まで追加できます。複数の要素を持つフォーム項目は、項目要素数に基づきカウントされます。
例として、項目数のカウント方法は以下の通りです:
- メール項目は1としてカウントされます。
- 国コード付き電話番号項目は2としてカウントされます。
- グループ化された選択肢を持つドロップダウン項目は2としてカウントされます。
- 名前や住所の各要素は、それぞれ独立した項目要素としてカウントされます。
- マトリックス選択項目の各質問も、それぞれ独立した項目要素としてカウントされます。
1件のフォームエントリー(送信)には、おおよそ
400~700項目要素の値を含めることが可能です。この上限は入力データや項目種類によって異なる場合があります。詳細は
サポート@zohoforms.comまでお問い合わせください。