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Zoho CRMでWriterのメールマージタスクを自動化するには、ワークフフロー ルールを作成します。たとえば、Zoho CRMアカウントでリード登録時にマージと送信タスクを自動化したい場合(各リード登録をマージし、そのリードにメール通知を自動送信するワークフロー ルールを使用)。Zoho.writer.mergeAndSendタスクは、ドキュメント内に挿入されたマージ項目に値を供給し、それぞれのマージ済みドキュメントを指定したメールアドレス宛に個別送信します。
ワークフロー ルールを作成し、それをカスタム関数に関連付けるには、管理ワークフロー権限を持つZoho CRMアカウントが必要です。
手順を詳しく見ていきましょう:
手順 1: Zoho CRMでメールマージテンプレートを作成
開始する前に、必要なテキストや画像を含めたメールマージテンプレートを作成してください。Zoho Writerでメールマージテンプレートを作成し、CRMデータ(見込み客、取引先、連絡先、案件)を利用してメールマージドキュメントを作成できます。
Zoho CRM内でもメールマージテンプレートの作成が可能です。詳細な手順は
こちらをご覧ください。
手順 2: Zoho CRMでワークフローを作成
Zoho CRMのワークフロールールは、特定の条件が満たされたときに実行されるメール通知や項目の更新などの一連の処理です。ワークフロールールを作成し、Writerのメールマージタスクを自動化する操作を設定できます。(マージ&メール送信、マージ&ダウンロード、マージ&保存、マージ&署名、マージ&呼び出し など)
Zoho CRMでワークフロールールを作成し、カスタム関数を即時実行操作として関連付ける手順の詳細は
こちらをご覧ください。
カスタム関数を即時操作として選択したら、以下を実行します:
- Delugeスクリプトエディタで新しいカスタム関数を記述し、ワークフロールールに関連付けてWriterのメールマージタスクを自動化します。
-
関数設定のポップアップで「独自に作成」オプションを選択します。
- 続いて表示される新規関数作成ポップアップで、関数名・表示名を入力し、カスタム関数を関連付けるタブを選択します。次へをクリック。
- Delugeスクリプトエディタでカスタム関数の記述を開始します。Delugeスクリプトエディタでカスタム関数をプログラミングする手順は、こちらで確認できます。
カスタム関数を独自に作成
Writerのメールマージタスク(「マージ&送信」「マージ&ダウンロード」「署名用にマージ&送信」など)を自動化するワークフロールールを作成します。
利用可能なWriterタスクの詳細は
こちらをご参照ください。
マージ&送信
構文
= Zoho.writer.v2.mergeAndSend(
,
,
,
,
);
サンプルスクリプト
『Merge and 送信する』タスクのサンプルスクリプトは、以下の画面に表示されています。
例
CRM データの情報を使ってパーソナライズされた見積書を自動生成し、メールで送信します。さらに、作成した見積書をZoho WorkDrive内の指定フォルダーへ保存したり、見積書をCRM データに添付するなど、複数の処理も実行できます。
Merge and Store
構文
= Zoho.writer.v2.mergeAndStore(
,
,
,
,
);
サンプルスクリプト
『Merge and Store』タスクのサンプルスクリプトは、以下の画面に表示されています。
例
CRM データの情報を使って請求書を生成し、Zoho WorkDriveの指定フォルダーに保存します。また、請求書をメールで送信したり、CRM データ内でステータスを更新するなど複数の処理も実行可能です。
Merge and Sign
構文
= Zoho.writer.mergeAndSign(
,
,
,
,
,
)
サンプルスクリプト
『Merge and Sign』タスクを実行するサンプルスクリプトは、以下の画面に表示されています。
例
複数人の署名が必要な発注書のシナリオを考えてみましょう。営業担当者はCRM データの情報を利用して発注書を作成し、営業マネージャーに承認依頼として送信できます。さらに、承認済み発注書をメールでクライアントに送付することも可能です。
Merge and Invoke
構文
= Zoho.writer.mergeAndInvoke(
,
,
,
)
サンプルスクリプト
「Merge and Invoke」タスクを実行するためのサンプルスクリプトは、下記の画面に表示されています。
例
CRMからクライアントの詳細情報を用いて商談契約書をmergeし、署名用に送信することができます。署名が完了した後、カスタム関数をinvokeして、契約書のコピーをCRMデータに添付ファイルとして保存することも可能です。