フィードバックループ(FBL)は、配信済みのメールキャンペーンから 迷惑メールの苦情を通知する プロセスです。Yahoo!、Outlook、AOLなど一部のメールプロバイダーでは、迷惑メールの苦情についてのフィードバックが、キャンペーンに責任のあるメールマーケティングサービスに配信されます。
受信者がメールを迷惑メールに設定すると、「苦情」として考慮されます。メールプロバイダーでは、今後この配信元からのメールが、受信者の受信トレイに到達しないように、ブロックされます。すべてのメールプロバイダーで、迷惑メールの苦情がフィードバックループの形で配信されるわけではありません。
メッセージの配信プラットフォームであるZoho Campaignsでも、苦情を受けたメールアドレスが配信リストから削除されます。Zoho Campaignsから受け取る キャンペーンレポート には、さまざまなメールプロバイダーからのフィードバックループにもとづく苦情率が含まれます。各キャンペーンレポートの苦情に注意して、 苦情率 を 0.1% 未満に抑えることをお勧めします。
Gmailでは、フィードバックループサービスは提供していませんが、迷惑メールの苦情を追跡する Postmaster Tools を提供しています。Gmailを使用している受信者がいる場合、このツールを使用してメール配信方法を分析し、配信できなかった原因を特定できます。
フィードバックレポートを提供しているのは、いくつかのメールプロバイダーに限られます。フィードバックループを提供していないプロバイダーを利用している連絡先から、苦情がないという意味ではありません。次のようなよくある誤解をしないように、気をつけてください。
誤解: 自分のキャンペーンレポートの苦情率はしきい値より低いため、迷惑メールの苦情が一切ない。
実際: フィードバックループを提供していないプロバイダーを使用している連絡先から、苦情を受けている可能性もあります。もし、リストにフィードバックループを提供していないプロバイダーを使用している連絡先しか含まれない場合、どれだけ苦情があっても、キャンペーンレポートの苦情率は、常に0になります。配信リストの十分な健全性を保持する方法については、 ベストプラクティス に従うことができます。
メールプロバイダーからのフィードバックループは、配信リストやメール配信方法の分析に役立ちます。キャンペーンレポートに注目し、苦情率を減らす措置を講じることをお勧めします。
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
日々の営業活動を効率的に管理し、導入効果を高めるための方法を学びましょう。