日本(JP)
103.163.153.0/25
米国(US)
135.84.80.0/24
EU地域(EU)
185.20.211.0/24
31.186.226.0/24
インド(IN)
103.117.158.0/24
中国(CN)
163.53.94.0/27
オーストラリア(AU)
103.138.129.0/24
原因
|
説明
|
対策
|
ドメインに関する一時的なエラー
|
該当のメールアドレスのドメインが見つかりません。
|
ドメインが見つからない原因としては、ドメインが期限切れまたは使用停止の状態になっている、ドメインのDNSレコードが正しく設定されていない、メールアドレスのドメイン部分が誤って入力されているといった問題が考えられます。解決策としては、まず、ドメインが正しく入力されているかどうかをご確認ください。ドメインに間違いがない場合は、メール以外の手段で受信者に連絡し、ドメインの状態を確認してもらうことをお勧めします。
|
不在(勤務外)
|
受信者が、休暇などによりメールを確認できない状態です。
|
受信者のメールアカウントが不在状態に設定されている場合、不在であることを知らせる自動返信メッセージが送信されます。解決策としては、受信者が対応可能な状態になるのを待つか、自動返信メッセージに不在中の連絡先の記載があれば、そちらに連絡することをお勧めします。
|
認証の失敗
|
受信者のサーバーまたは送信者のリレーサーバー(メール中継サーバー)のセキュリティポリシーの制限によりメールがブロックされました。
|
Zoho CRMから、未認証のドメイン(SPF認証、DKIM認証を行っていないドメイン)を利用してメールを送信した場合、セキュリティ上の制限によってメールが不達となる可能性があります。この問題は、送信者のIPアドレスまたはドメインが、受信者の組織のセキュリティポリシーによって拒否された場合にも発生します。解決策としては、まずZoho CRMでドメイン認証が完了しているかどうかをご確認ください。ドメイン認証が完了している場合は、メールの受信者に連絡して、送信元のIPアドレスとドメインを許可対象(ホワイトリスト)に追加してもらってください。なお、許可するIPアドレスとしては、Zoho CRMのメールサーバーのIPアドレスおよび自社で利用しているリレーサーバーのIPアドレスの設定を依頼してください(リレーサーバーのIPアドレスの設定は、利用している場合にのみ必要です)。Zoho CRMのメールサーバーのIPアドレスは、この表の下部に記載されています。
|
メールアカウント/メールボックスの容量が一杯です
|
受信者のメールアカウント/メールボックスの容量が上限に達しています。
|
このような不達のメッセージは、受信者のメールアカウント/メールボックスの容量が上限に達したか上限に近い場合、または、メールの添付ファイルのサイズが受信者が利用しているメールサービスで定められている上限を超えている場合に表示されます。解決策としては、前者の場合、受信者に連絡して不要なメールなどを削除してもらい、容量を空けてもらうことをお勧めします。また、後者の場合、添付ファイルのサイズが大きすぎないかどうかをご確認ください。
|
ネットワークに関する一時的なエラー
|
リレーサーバーから受信者のメールアカウントにメールを送信できませんでした。
|
メールリレーとは、メールをあるサーバーから別のサーバーに転送して受信者に届ける仕組みです。送信者のリレーサーバーで転送に関する問題が生じた場合、不達原因はネットワークに関する一時的なエラーとして分類されます。解決策としては、利用中のリレーサーバーに問題がないかどうかを確認することをお勧めします。また、受信者に連絡して、利用中のメールサービス、ドメイン、社内システムなどに最近大きな変更や障害がなかったかどうかをご確認ください。
|
本文関連の問題
|
このメールは受信者のメールサーバーで迷惑メール(スパム)として設定されました。
|
メールが受信者によって手動で迷惑メール(スパム)に設定された場合や、受信者のサーバーの迷惑メールフィルターによって自動で迷惑メール(スパム)として判定された場合、不達原因は本文関連の問題として分類されます。解決策としては、なぜメールが迷惑メール(スパム)として判定されたかを検証することをお勧めします。迷惑メール(スパム)判定の原因としては、メール本文の内容、メール内のURL、添付ファイルの種類などの問題が考えられます。また、Zoho CRMで、SPFやDKIMによるドメイン認証を行うことで、迷惑メール判定の可能性を低減できます。
|
その他
|
原因不明のエラーにより、受信者のメールアカウントに配信できません。
|
不達原因が上記のいずれにも該当しない場合、不達の原因はその他として分類されます。解決策としては、メールの受信者に連絡して、送信元のIPアドレスとドメインを許可対象(ホワイトリスト)に追加してもらうことをお勧めします。なお、許可するIPアドレスとしては、Zoho CRMのメールおよびサーバーのIPアドレス自社で利用しているリレーサーバーのIPアドレスの設定を依頼してください(リレーサーバーのIPアドレスの設定は、利用している場合にのみ必要です)。Zoho CRMのメールサーバーのIPアドレスは、この表の下部に記載されています。
また、Zoho CRMでメールアドレスの不達設定を解除する前に、受信者側の問題を解消しておくことをお勧めします。問題が解消されないまま、メールを送信し続けると、送信元のメールアドレスの到達率が低下する可能性があります。
|
原因
|
説明
|
差出人の拒否
|
受信者のメールアカウントで送信元(差出人)のドメインがブロックされています。
|
不適切なドメイン
|
受信者のメールアドレスのドメインは存在しないか、無効です。
|
不適切なメールアドレス/メールアカウント
|
受信者のメールアドレスは存在しないか、無効です。
|
ポリシー関連
|
受信者のサーバーまたは送信者のリレーサーバーのポリシー制限によってメールを送信できません。
|
プロトコルに関するエラー
|
メールの送受信の処理やSMTPサーバーに技術的な問題が発生しています。
|
メールリレーの制限
|
送信者側のリレーサーバーで送信者の認証に失敗しました。
|
転送に関するエラー
|
受信者のメールサーバーで転送エラーが発生しました。メールサーバーの設定に問題がある可能性があります。
|
迷惑メール(スパム)の可能性
|
メールが受信者のサーバーで迷惑メール(スパム)として処理されました。
|
その他
|
受信者のメールアカウントが利用できない状態であるか、上記以外の問題が発生しています。
|
Zoho CRMに顧客リスト(見込み客/連絡先のデータ)をインポートする際、インポート用ファイルの不備によりデータ形式のエラーが発生することがあります。顧客リストをインポートする際には、次の点を必ずご確認ください。
メールの不達で最も多い理由の1つに、顧客リストの情報が古くなっていることが挙げられます。
古くなった顧客リストとは、次のような状況のメールアドレスを含む顧客リストのことです。
上記のいずれの場合も、メールが不達になる可能性が高くなります。したがって、顧客リストは定期的に確認して更新することをお勧めします。前回の一括メール送信から長時間が経過している場合は、次回の一括メール送信時に、顧客リストの内容をあらかじめご確認ください。
無料のWebメールアドレス(フリーメールアドレス)を[差出人]アドレスとして使用する場合、メールが不達になる可能性が非常に高くなります。
無料のWebメールアドレスによっては迷惑メール防止のための対策がとられていますが、それにかかわらず、 Zoho CRMで これらのメールアドレスを使用してメールを送信する場合、メールが不達になる可能性が非常に高くなります。たとえば、Zoho CRMで example-id@yahoo.com を使用してメールを送信すると、受信サーバーでは、該当のメールが直接Yahooからのものではなく、別のアプリケーションから送信されたものであることが認識されます。この場合、受信サーバーがメールを拒否する可能性があり、その結果、送信したメールは不達になります。
したがって、Zoho CRMで顧客に向けて一括メール送信をする場合は、無料のWebメールアドレスではなく、自社の独自ドメインのメールアドレスを使用することを強くお勧めします。
顧客リストのメールアドレスが、信頼できない複数の提供元からバラバラに収集したものである場合、偽物または無効である可能性があります。このようなリストは使用しないことをお勧めします。また、適切にデータを取得して登録した顧客についても、メールの受信を希望するかどうかをあらかじめ本人に確認してから、一括メール送信を行うことを強くお勧めします。
顧客リストの情報を最新の状態に保つため、定期的にメールアドレスの有効性をご確認ください。時間の経過に伴い、長期間使用されていないメールアドレスはメールサービス側でアカウントが停止され、無効になる場合があります。このような無効なメールアドレスに対してメールを送信した場合に、メールは不達になります。したがって、リストから無効なメールアドレスを必ず削除する必要があります。
メールの不達率を確認するには、Zoho CRMの標準機能である、メールの[不達のレポート]をご確認ください。メールの不達に関するレポートは、
[レポート]
→
[メールのレポート]
→
[不達のレポート]
の順に移動して、確認できます。
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
日々の営業活動を効率的に管理し、導入効果を高めるための方法を学びましょう。