データのインポート方法を見る前に、DB2データベースへの接続に必要な前提条件を確認しましょう。
DB2の前提条件
DB2への接続を進める前に、以下の条件が満たされていることをご確認ください。
1. Zoho DataPrepサーバーにデータベースの読み取り権限を付与してください。
2. データベースの正しいログイン情報をお持ちであることを確認してください。ベストプラクティスとして、対象データベースにZoho DataPrepサーバーから、各データベースに対応したネイティブのデータベース管理ソフトウェアを利用して接続できるかお試しください。
DB2からデータをインポートする方法
1. 既存のパイプラインを開くか、
新規パイプラインを作成します。「
ホーム」ページ、「
パイプライン」タブ、または「
ワークスペース」タブから操作し、
データ追加オプションをクリックしてください。
情報:パイプラインビルダーの上部にあるデータインポート
アイコンをクリックすることでも、複数のソースからパイプラインにデータを取り込めます。
2. 次の画面で、対象となるデータベースを選択するか、左側のペインからデータベースカテゴリをクリックしてください。
3. 新しい外部連携をConnectionドロップダウンから選択します。既存の外部連携がある場合は、Connectionドロップダウンから必要な接続を選択できます。
4. Connection 名前セクションで、接続に名前を付けます。
5. Zoho Databridgeはローカルデータベースからのデータインポートを支援するツールです。Databridgeは、任意のローカルデータベースからデータをインポートする際に必須です。
メモ: 初めてZoho Databridgeをダウンロードする場合は、
こちらでインストール方法をご確認ください。
6. Databridgeをマシンにインストールした後、DatabridgeドロップダウンからDatabridgeを選択します。
メモ: データをインポートしたいデータベースと同じネットワーク内にインストールされているDatabridgeを選択してください。
7. Database 種類ドロップダウンでDB2を選択し、Database server host 名前とPort番号を入力します。
8. Database 名前を入力し、認証が必要な場合はユーザー名とパスワードを入力します。
メモ: データベースサーバーがSSLを利用して暗号化データを提供するように設定されている場合は、
SSLチェックボックスも選択できます。
9. データベース設定を保存し、接続を使用してデータベースに接続します。
メモ: この接続設定は自動的に保存され、今後データベースからインポートする際に利用できます。認証情報は安全に暗号化され保存されます。
10. インポートするテーブルを選択します。
11. できること または SQL クエリを使用してデータをインポートすることもできます。
クエリを使用してデータベースからインポートした場合、増分フェッチオプションは利用できません。ローカルデータベースからの増分フェッチの詳細はこちらをご覧ください。
12. インポートするボタンをクリックします。
13
. データフローの作成と各ステージで必要な変換の適用が完了したら、ステージを右クリックして出力先を追加し、データフローを完了できます。
メモ: パイプラインに出力先を追加した後、まず手動実行でパイプラインを実行してみてください。手動実行で問題がないことを確認したら、その後スケジュールを設定してパイプラインを自動化できます。各種実行方法の詳細はこちらをご参照ください。
スケジュール、バックフィル、Manual 更新する、Webhook、または Zoho Flow を設定する際、インポートする設定はすべてのソースで必須となります。インポートする設定を行わないと、実行内容を保存できません。
こちらをクリックして、インポートする設定方法の詳細をご覧ください。
14. 実行を設定した後、パイプラインジョブが実行時刻に作成されます。ジョブのステータスや詳細は、Job 概要で確認できます。
こちらをクリックして、Job 概要の詳細をご覧ください。
DB2 接続を編集するには
DataPrepは、データの外部連携情報を保存することで、毎回認証情報や頻度、接続時間などを入力する手間を省きます。保存されたデータ接続は、接続を編集オプションからいつでも編集や新しいパラメーター・認証情報への更新が可能です。
1. 新規データセット作成時、保存済みデータ外部連携を左側パネルのデータ元を選択セクションでクリックします。
2. 保存済みデータ外部連携は、データインポート画面から直接管理できます。三点リーダー(3つの点)アイコンをクリックすると、共有、編集、接続概要の表示、接続の削除が行えます。
3.
接続を編集オプションをクリックすると、保存済み接続のパラメーターや認証情報を新しい内容で更新できます。