スライダーブロックとは
スライダーブロックを使用すると、自動ガイドボットのやりとりにおいて、特定の範囲から値を選択してもらうことができます。たとえば、チャットでの顧客満足度の評価において、1~5段階の範囲からいずれかの評価を選択してもらうことが可能です。
スライダーブロックの設定可能な内容
スライダーブロックを使用すると、特定の範囲から値を選択してもらうことができます。選択可能な値の範囲を指定したい場合に役立ちます。スライダーブロックを使用するにあたって設定可能な内容は、以下のとおりです。
設定可能な内容
最小値:スライダーに表示する最小値を指定できます。この値を下回る値を選択することはできません。
最大値:スライダーに表示する最大値を指定できます。この値を上回る値を選択することはできません。
初期値:スライダーで値が選択される前(初期設定)の値を指定できます。
左側のラベル:スライダーの最小値に関するラベル(名前)を入力できます。
右側のラベル:スライダーの最大値に関するラベル(名前)を入力できます。

このブロックは、WhatsAppの経路では使用できません。
スライダーブロックの作成
1.フローの設計画面で[+](ブロックの追加)アイコンをクリックします。
2.[質問ブロック]の欄で、[スライダー]を選択します。

スライダーブロックの内容を保存せずに画面を閉じると、作成内容はすべて失われます。
3.[質問]の項目に質問内容を入力します。
4.[最小値]、[最大値]の項目に値をそれぞれ入力します。
5.[初期値]の項目に値を入力します。
6.[左側のラベル]、[右側のラベル]の項目にラベル名をそれぞれ入力します。
7.[ブロック名]の項目で、ブロックの名前を重複しないように入力します。なお、日本語は使用できませんのでご注意ください。
8.[入力内容を変数に設定]の項目には、上記で入力したブロック名が自動で入力されます。必要に応じて内容を変更できます。
9.[検証エラーのメッセージ]の項目に、エラーが発生した際に表示するメッセージを入力します。
10.プレビュー画面で、スライダーブロックがどのように動作するかを確認します。
11.完了後、[保存する]をクリックします。
すでに登録されているブロック名を入力すると、以下の画像のようにエラーが表示されます。
- このブロックを任意に設定する場合は、[ブロックをスキップする]の切り替えボタンを有効にします。ただし、この設定はWhatsApp、Telegram、Facebook Messengerの経路では利用できません(ブロックは入力必須に設定されます)。
- このブロックを最後に自動ガイドボットのフローを終了する場合は、[終了ブロック]の切り替えボタンを有効にします。
スライダーブロックの編集
必要に応じてスライダーブロックを編集できます。自動ガイドボットのフローが公開中、または下書きであっても編集可能です。編集するには、以下の手順を実施します。
1.対象のフローの編集画面を開きます。
2.編集するスライダーブロックをクリックします。
3.操作メニューで[ブロックを編集する]を選択します。
4.必要に応じてブロックを編集し、[保存する]をクリックします。
5.フローの編集画面で、[保存する]をクリックします。
6.フローを公開します。

- ブロックを編集している際に、公開中の自動ガイドボットのフローにおいてやりとりがリアルタイムで行われている場合、進行中のやりとりが終了または再開されるまでブロックの編集前のバージョンが適用されます。
- ブロックの変更後に変更内容を反映させるには、フローを再度公開する必要があります。
- 入力変数を変更すると、該当の入力変数が使用されているすべてのフローに対して変更内容が自動で適用されます。
スライダーブロックのコピー
既存のスライダーブロックをコピーし、フロー内の別の場所に追加できます。追加する際には、スライダーブロックの内容を編集することも可能です。コピーするには、以下の手順を実施します。
1.フローの編集画面で、コピーするスライダーブロックをクリックします。
2.操作メニューで[ブロックをコピーする]を選択します。クリップボードにスライダーブロックがコピーされます。
3.コピーしたスライダーブロックを追加する場所で、[+](ブロックの追加)アイコンをクリックします。
ブロックの作成画面の[クリップボードから]の欄に、コピーしたスライダーブロックが表示されます。4.対象のスライダーブロックをクリックし、必要に応じて編集します。完了後、[貼り付ける]をクリックします。

- コピーしたスライダーブロックは、何回でも貼り付けることができます。不要になった場合は、[クリップボードから]の欄で[×](クリアする)アイコンをクリックします。
- スライダーブロックをコピーすると、該当のスライダーブロックの設定内容もすべてコピーされます。コピーしたスライダーブロックを追加する前に、必要に応じて内容を編集できます。重複するブロック名は使用できないため、コピーしたブロック名の末尾には「_copy」が自動で追加されます。この名前を変更することも可能です。
- スライダーブロックをコピーした後に対象のスライダーブロックを削除すると、クリップボードにコピーされたスライダーブロックも削除されます。
スライダーブロックの削除
1.対象のフローの編集画面を開きます。
2.削除するスライダーブロックをクリックします。
3.操作メニューで[ブロックを削除する]を選択します。
4.表示される確認画面で、[はい、削除します]をクリックします。

フローの編集画面で[元に戻す]をクリックすると、削除したスライダーブロックを復元できます。
5.フローの編集画面で、[保存する]をクリックします。
6.フローを公開します。

- ブロックを削除している際に、公開中の自動ガイドボットのフローにおいてやりとりがリアルタイムで行われている場合、進行中のやりとりが終了または再開されるまでブロックの削除前のバージョンが適用されます。
- ブロックの削除後に変更内容を反映させるには、フローを再度公開する必要があります。
他の内容に関連付けられているブロックを削除しようとすると、エラーが表示されます。以下の画像は、エラーの表示例です。
経路が関連付けられているブロック
他のフローへの移動(ジャンプ)が設定されているブロック

利用例
オンラインストアで生活雑貨を販売する組織があるとします。この組織のオンラインストアでは、チャットを通じて商品に関する問い合わせを行うことができます。この組織では、新たにチャット上で条件を指定して商品を検索できるようにしました。この場合、スライダーブロックを使用することで、顧客は値段の範囲を指定して商品を検索することができます。
フロー内でのスライダーブロックの設定例
以下の画像は、上記の利用例の内容をもとに自動ガイドボットのフローを作成したものです。
ボットにより、次のメッセージが表示されます:Please select the price range for your phone cover:(スマートフォンのカバーの価格範囲を選択してください)
フローの作成画面:
自動ガイドボットのウィジェット画面:

範囲を選択した後のウィジェット画面:
スライダーブロックの設定に関するヒント
- 最小値と最大値を設定する際には、値の範囲が適切になるようにしましょう。最小値が小さすぎたり、最大値が大きすぎたりしないようにすることで、値を選択しやすくなります。
- 最小値、最大値の各ラベルには、わかりやすい名前を入力しましょう。例:最小価格、最大価格
- 初期値を選択する際には、平均値や中央値を指定しましょう。最小値や最大値などの極端な値を初期値に設定することは避けましょう。
- スライダーの範囲が適切になるように値を設定しましょう。上記の利用例の場合、実際の商品の最小値や最大値をもとにスライダーの範囲を指定することで、スライダーの範囲を適用に設定することができます。
- スライダーの使用目的や値の選択目的について説明することをお勧めします。これらの説明は、スライダーブロックの作成画面の[質問]の項目に入力できます。
制限事項
- スライダーの最小値は、0~999999999の間にする必要があります。
- スライダーの最大値は、0~999999999の間にする必要があります。
- スライダーの初期値は、0~999999999の間にする必要があります。
対応している経路
スライダーブロックが対応している経路は、以下のとおりです。
- WhatsApp
- Telegram
- Facebook Messenger
- LINE
- Instagram
- ビジネスメッセンジャー
1件のフロー内に追加できるブロック数の上限は、500件です。ブロックをさらに追加する場合、移動ブロックを使用して新しいフローに接続するか、不要なブロックを削除してください。