位置情報

位置情報

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Zoho Formsの位置情報機能を使用すると、フォームの所有者は回答者の地理的位置を収集できます。この機能は、出退勤の記録、サービス要求の送信、ジオフェンスを利用したアプリケーションなど、位置情報に基づくデータが必要なビジネスに特に役立ちます。

位置情報オプションを有効にすると、回答者がフォームを送信した際に、その位置を経度と緯度の座標とともに取得できます。 初期設定では、この機能は無効になっており、位置情報は取得されません。
Info
位置情報は個人データであり、個人の特定につながる可能性のある情報です。そのため、ユーザーに対し、位置情報が必要な理由と、そのデータが後続の処理でどのように使用および処理されるかを明確に説明することをお勧めします。GDPR(一般データ保護規則)では、データ主体(ここではユーザー)には情報提供を受ける権利があります。

Zoho Formsでは、位置情報を収集するだけの場合と、フォームへのアクセスを制限する場合に応じて、2つの方法で位置情報機能を利用できます。  

1. 任意の場所から

このオプションでは、位置情報を検出できない場合でも、ユーザーは任意の場所からフォームにアクセスして送信できます。位置情報が検出された場合は、フォームの回答とともに自動的に保存されます。位置情報が任意である場合や、すべての地域からの送信を許可する場合に適しています。
必要に応じて、位置情報を正常に取得できた場合にのみフォームへのアクセスを許可する設定を有効にできます。位置情報を取得できない場合、フォームにはアクセスできず、回答者に警告メッセージを表示できます。

2. ジオフェンス内から

このオプションでは、指定した1つ以上の地理的範囲(ジオフェンス)内にいるユーザーのみがフォームにアクセスできます。ジオフェンスとは、特定の地域を囲むように設定できる仮想的な境界です。この境界外にいるユーザーはフォームを送信できません。オフィスの敷地内やイベント会場など、特定の範囲内からの送信に制限する必要がある場合に適しています。

各ジオフェンスには、次の項目を設定できます。
  1. 場所
  2. 1~1,000マイル/キロメートルの半径
  3. ジオフェンスを識別するためのラベル(例:本社、倉庫)

フォームを送信した各ユーザーの位置情報を保存する設定も、必要に応じて有効にできます。データの記録、送信内容の信頼性の確認、位置情報に基づくデータの分析に役立ちます。

また、次の項目をカスタマイズできます。
  1. 回答者の位置情報を取得できない場合に表示するエラーメッセージ。
  2. 回答者が指定されたジオフェンスの外にいる場合に表示するアクセス拒否メッセージ。

Zoho Formsで位置情報を有効にするには

位置情報機能を有効にして回答者の位置情報を取得するには、次の手順を実行します。
  1. [設定]→[送信とストレージ]→[位置情報]に移動します。
  2. [位置情報へのアクセス]で、[有効にする]を選択します。
  3. 次の2つの位置情報オプションのいずれかを選択します。
    1. 任意の場所から

      From any Location

      1. [任意の場所から]オプションを選択します。
      2. 回答者の位置情報を正常に取得できた場合にのみフォームへアクセスできるようにするには、[位置情報を取得できた場合にのみフォームへのアクセス/送信を許可する]を有効にします。
      3. [位置情報を取得できない場合のメッセージ]をカスタマイズできます。このエラーメッセージは、位置情報を取得できない場合に回答者へ表示されます。
        Notes
        メモ:フォームを埋め込んだ際に位置情報が取得されるようにするには、iframe/JavaScriptコードで「allow geolocation」属性が有効になっていることを確認してください。
    2. ジオフェンス内から

      1. [ジオフェンス内から]オプションを選択します。
      2. [+ジオフェンスを追加]をクリックします。

        From Geofenced Areas

      3. 表示された[ジオフェンス]のポップアップで、地図をクリックするか場所を検索して、対象の場所を追加します。
      4. [半径]をマイルまたはキロメートルで入力します(範囲:1~1,000)。
      5. 必要に応じて、後からジオフェンスを識別できるように[場所名]を入力します(例:「倉庫」、「本社」)。
      6. [完了]をクリックして、ジオフェンスを追加します。

        Add Geofence

      7. ジオフェンスをさらに追加するには、上記の手順を繰り返します。
      8. [概要]には、名前、場所、半径など、設定済みのすべてのジオフェンスが表示されます。
        ジオフェンスを編集または削除するには、対象のジオフェンスにカーソルを合わせます。

        Geofence Summary

      9. 送信ごとに位置情報を保存するには、[フォーム回答者の位置情報を収集して保存する]を有効にします。
      10. 次の2つのエラーメッセージもカスタマイズできます。
        1. 位置情報を取得できない場合のメッセージ:位置情報を取得できない場合に、このエラーメッセージが回答者に表示されます。
        2. 位置情報がジオフェンス外にある場合のメッセージ:位置情報が指定されたジオフェンスの外にある場合に、このエラーメッセージが回答者に表示されます。
        Info位置情報データの保存方法と使用目的をユーザーに説明し、位置情報データの収集に関するプライバシー規制を遵守してください。
  4. [保存]をクリックします。
Notes
メモ
  1. ジオフェンスを使用したフォーム送信は、有料プランでのみ利用できます。
  2. 1つのフォームにつき最大10件のジオフェンスを追加できます。

位置情報を取得するフォームの埋め込み

位置情報機能を使用するフォームを埋め込む場合は、フォームがユーザーの位置情報にアクセスできるようにする必要があります。そのためには、Webサイトにフォームを埋め込む際に使用するiframeまたはJavaScriptコードに、特定の属性(allow='geolocation')を追加します。

allow='geolocation'属性は、ユーザーがフォームに入力する際に、フォームからユーザーの位置情報へアクセスして取得するために不可欠です。この属性がない場合、ブラウザーによって位置情報へのアクセスがブロックされ、回答者の位置情報を収集できない、または地域による制限を適用できないことがあります。

  1. iframeを使用してフォームを埋め込む場合は、<iframe>タグにallow='geolocation'属性を追加する必要があります。
    例:<iframe src='https://forms.zohopublic.com/form-url'width='100%' height='600' frameborder='0' allow='geolocation'></iframe>
  2. JavaScriptを使用してフォームを埋め込む場合は、コードに次の内容が含まれていることを確認してください。
    f.setAttribute('allow', 'geolocation;');
Notes
メモ:
  1. フォームの位置情報機能を有効にすると、Zoho Formsによって必要なallow='geolocation'属性がiframeまたはJavaScriptの埋め込みコードに自動的に追加されます。ただし、フォームを埋め込んだ後に位置情報機能を有効にした場合は、位置情報属性を含む更新済みのコードを使用してフォームを再度埋め込む必要があります。
  2. Webサイト作成サービスによっては、iframeまたはJavaScriptコードが複数のiframe内に読み込まれることがあります。この場合、位置情報を収集できない可能性があります。解決するには、位置情報を適切に取得する方法について、利用しているWebサイト作成サービスの提供元にお問い合わせください。

すべての回答での位置情報の確認

[すべてのエントリー]セクションに特定の列を追加するには、右上の横三点リーダーアイコンをクリックし、[追加項目]オプションをクリックします。
Include additional fields


[追加項目]のポップアップで、[送信者の位置情報]、[送信者の緯度]、[送信者の経度]を有効にします。

Select location, latitude, longitude

レポートでの位置情報の詳細表示

レポートで位置情報の詳細を表示するには、

  1. フォームの[レポート]に移動します。対象のフォームのレポートをまだ作成していない場合は、新しいレポートを作成します。
  2. レポートビルダーで、[列の表示/非表示]をクリックし、[送信者の位置情報][送信者の緯度][送信者の経度]を選択します。