OKRを有効にする

1. [設定] > [OKR] に移動します。
   
2. [はじめに] ページで、組織の会計年度または暦年の開始月、もしくは標準のOKR開始月を選択します。
   
   
   
3. [次へ] をクリックします。
   
4. 必要に応じて、[タブ管理者] を有効にし、管理者ロールを持つ任意のユーザーをOKR管理者として選択します。OKR管理者はOKRデータと設定へのフルアクセス権を持ちますが、その他の管理者には管理権限は付与されず、OKRサービスでは選択されたロールに切り替えられます。
   
   
   
5. [OKRを設定] をクリックします。

OKRの設定

一般

1. [設定] > [OKR] > [Configuration] > [一般] タブに移動します。
   
   
   

2. 組織の会計年度または暦年に基づいてOKRの開始月を選択し、組織目標の効果的な追跡と評価を行えるようにします。組織のOKRは、選択した開始月を起点とした12か月単位で追跡されます（以下の画面を参照）。

   

   例:
   
   

3. 組織の運用に合わせてOKRの進捗ステータスを選択します。[Progress] または [Deviation] のいずれかを選択できます。
   

1. Progress: Progressは、目標値に対してOKRがどの程度達成されているかを示します。たとえば、目標が計画値100%のうち80%達成されている場合、進捗は80%として記録されます。このオプションを選択すると、OKRのステータスは達成率（%）に基づいて分類され、各目標やキーリザルトがどの程度達成に近いかを把握できます。
   

2. Deviation: Deviationは、計画された進捗と実際の進捗とのギャップを測定します。たとえば、OKRが計画値100%に対して80%達成されている場合、乖離は20%となります。このオプションを選択すると、OKRのステータスは乖離率（%）に基づいて分類されます。たとえば、「20%の乖離」を「オン・トラック」と定義した場合、その範囲内のOKRは「オン・トラック」と表示されます。
   

4. 選択したステータス種別に基づき、Progress または Deviation に応じてステータス名をカスタマイズします。
   
   

5. OKR管理者を有効にし、管理者ロールを持つユーザーをOKR管理者として選択します。OKR管理者はOKRデータと設定へのフルアクセス権を持ちます。その他の管理者には管理権限は付与されません。
   
   
6. [拠点別OKR] を有効にし、従業員の特定の勤務拠点ごとにOKRを定義・追跡できるようにします。
   
   

目標（Objectives）

1. [設定] > [OKR] > [Configuration] > [Objectives] に移動します。
2. [アクセス権限] セクションで、目標を追加できるユーザーの必須権限を設定します。
   
1. 従業員（本人）: 自分自身の目標のみ追加できます。
   
2. 上長: 自分自身および直属の部下の目標を追加できます。
   
3. 部署責任者: 自分自身および所属部署の目標を追加できます。
   
4. 拠点管理者: 担当する勤務拠点の目標を追加できます。拠点管理者の権限の詳細については、拠点管理者 を参照してください。
   
   
   
3. 承認を有効にします。
   
1. 目標の追加: 有効化して設定すると、従業員が目標を追加しようとするたびに承認プロセスが実行されます。
   
2. 目標のアラインメント: 有効化して設定すると、従業員が目標を部署・拠点・組織レベルの目標にアラインしようとするたびに承認プロセスが実行されます。
   
   承認ワークフローの設定方法については、承認 - 概要 & 利用ケース を参照してください。
   
   
   
4. 重み付けを有効にする: このオプションでは、各目標に重みを割り当てることができます。目標の重み付けにより、組織内での目標の重要度を区別できます。たとえば、重みが90の目標は、重みが30の目標よりも重要度が高いとみなされます。
   

キーリザルト（Key Results）

キーリザルトは、目標に向けた進捗を示す測定可能な成果であり、目標を具体的で実行可能なステップに分解したものです。キーリザルトの重み付けを有効／無効にしたり、キーリザルトの追加やチェックインに承認を必須としたり、キーリザルトを従業員に割り当てる権限を設定したりできます。

重み付けを有効にする: このオプションでは、各キーリザルトに重みを割り当てることができます。重みは、他のキーリザルトと比較した際の重要度を示します。たとえば、重みが90のキーリザルトは、重みが30のキーリザルトよりも重要度が高いとみなされます。

承認: 承認を有効にすると、キーリザルトが目標に追加されたとき、または従業員がキーリザルトをチェックインしたときに、承認ワークフローが起動します。

承認ワークフローの設定方法については、承認 - 概要 & 利用ケース を参照してください。

権限: 従業員が自分で追加したキーリザルトを、直属の部下や組織内の他の従業員に割り当てられるように設定できます。

OKR管理者

管理者ロールを持つユーザーをOKR管理者として選択できます。OKR管理者はOKRデータと設定へのフルアクセス権を持ちます。その他の管理者には管理権限は付与されず、選択されたZoho Peopleロールに切り替えられます。

OKR管理者を設定するには、次の操作を行います。

1. [設定] > [OKR] > [権限] に移動し、[タブ管理者] を有効にします。
   
   
   
2. [OKRサービス管理者] 項目で、管理者ロールを持つユーザーをOKR管理者として選択します。これらのユーザーは、Zoho People内のOKRサービスにフルアクセスできます。
3. [その他の管理者のロール] で、その他の管理者を切り替える先のロールを選択します。
   

自動化

OKRの自動化では、メール通知、チェックリストとタスク、Webhook、カスタム関数などの処理をトリガーするワークフローを設定できます。また、メールおよびレターテンプレートの作成と管理、詳細なワークフローログの表示によるトラッキングと管理も可能です。

参考情報:

ワークフロー自動化

- メール通知

- チェックリストとタスク

- Webhook

- カスタム関数
テンプレート:

- メールテンプレート

- レターテンプレート

ワークフローログ