登録解除は、残念なことですが、そこから貴重な情報を得ることもできます。多くの人がメールキャンペーンの登録解除をした場合は、マーケティングのアプローチを変えるべきというサインです。このガイドは、相次ぐ登録解除を乗り切るために役立ちます。

登録解除とは

• 誰かが 登録解除した場合、 配信リストまたはオンラインサービスへの登録をキャンセルしたことを意味します。 この原因には、迷惑メール行為、興味の喪失、アクシデントなどが含まれます。
  

• CAN-SPAM （米国における迷惑メール防止法）により 、 マーケティング担当者は必ず「登録解除」ボタンをすべてのプロモーションメールに含める必要があります 。
  

• Zoho Campaignsでは、メールのフッターに登録解除リンクを追加しています。 興味のない連絡先は、リンクをクリックするだけで、安全に登録解除できます。Zoho Campaignsでは、今後このユーザーに誤ってメールを配信することがないよう徹底します。  
  

• カスタムテンプレートを使用している場合、 必ず登録解除の 差し込み用タグ $[LI:UNSUBSCRIBE]$ を追加してください 。 この手順を省くと、キャンペーンを続けようとした際に、差し込み用タグを含めるように促すメッセージが表示されます。
  

登録解除ボタンを含める理由

• CAN-SPAM法の遵守は必須です。
  
• もし、簡単に登録解除ができる方法がない場合、連絡先に残された選択肢は、 「 迷惑メールとして報告する 」 のみになる可能性があります。一歩進んで、そのようなキャンペーンを報告する連絡先がいる可能性があります。
  
• 連絡先は、あなたのメッセージに興味がないのかもしれません。顧客の意思を尊重することが、自分のブランドのためにもなります。
  
• 登録解除の傾向に基づき、 貴重な情報を得ることができます。
  

メモ：
Zoho Campaignsでメールキャンペーンの内容を作成する際にメールテンプレートを選択すると、以下の画像のように、メールのフッターに登録解除リンクが自動で追加されます。

ただし、メールテンプレートからヘッダーとフッターのテーマを削除した場合、この標準の登録解除リンクは削除されます。そのため、このような場合には、以下の画像のように、メールテンプレートの下部に登録解除リンク用の差し込みタグ（$[LI:UNSUBSCRIBE]$、または、$[LI:ORG_OPTOUT]$）を個別に追加する必要があります。該当のタグを追加しない場合、メールのヘッダーとフッターは、標準のヘッダーとフッターに自動的に置き換えられます。

登録解除をした場合どうなるのか

連絡先が「登録解除」オプションをクリックすると、即座に連絡先のメールアドレスが 「配信対象外」 リストに追加されます。今後、アカウントから、これらの連絡先に対してメールを配信できなくなります。 連絡先が再度メールを受け取りたい場合は、ユーザー登録をして、 再登録を選択する必要があります。

連絡先は、次のいずれかの方法で再登録できます ：

1. 再登録オプションが含まれている、登録解除の確認メールを開きます 。
   
2. 以前組織から届いたいずれかのメールを開き、フッターのリンクから、再度ユーザー登録をします。
   

アカウントの停止

アカウントの停止の原因となる、一定の条件があります。登録解除率は、 この条件の1つです。 登録解除率が超過すると、 アカウントが一時的または恒久的に停止される可能性があります。

CAN-SPAM

CAN-SPAM（米国迷惑メール防止法）は、2003年に米国で制定された迷惑メールに対する規制を定めた法律です。 この法律の不履行には重大なペナルティが課せられ、場合によっては犯罪行為とみなされます。 最も注意すべき要件は、 登録解除プロセスを簡単にし、 オプトアウト要求を即座に履行することです。

この法律には、他にも重要な側面があります 。

• 受信者が簡単に配信元や配信元ドメインを識別できるように、「配信元」や「宛先」、ルーティングインフォメーションのようなヘッダー情報は正確でなければなりません。
  
• 件名にはメッセージの内容を反映し、 配信元の意図を伝えなければなりません。
  
• メッセージには、 有効な住所 が含まれている必要があります。