概要
利用条件
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機能領域
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目的
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ツール
(MCP管理者による設定が必要) |
ツールは、Zoho MCPサーバーを通じてAIクライアントが利用できる、各種Zohoサービスや外部アプリケーションの機能を表します。各ツールは、接続されたアプリケーション内で実行できる特定の操作を表します。たとえば、データの作成や更新、情報の取得、ワークフローの実行などです。
MCPサーバーを設定する際、Zoho MCP管理者は、アプリケーションの要件やセキュリティ上の考慮事項に基づいて、連携するアプリケーションと公開するツールを選択できます。
各ツールには、実行する操作、必要な入力、想定される応答が定義されています。AIクライアントはこの情報を使用して適切なツールを特定して実行できるため、アプリケーションの内部実装やAPIを理解しなくても、そのアプリケーションを操作できます。
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認証と認可
(MCP管理者による設定が必要) |
認証と認可のレイヤーにより、MCPサーバーが接続先のアプリケーションを操作するために必要な権限を持っていることが保証されます。AIクライアントがアプリケーションからデータを取得したり、操作を実行したりするには、事前に適切なスコープでアプリケーションへのアクセスをMCPサーバーに認可する必要があります。
Zoho MCPでは、認可を設定する方法として次の2つがサポートされています。
オンデマンド認可:ユーザーごとに認可する方式です。MCPサーバーに接続する各ユーザーは、ツールを使用する前に、自分のアカウント認証情報を使用してOAuth認可フローを完了する必要があります。
接続による認可:MCPサーバーの設定時に、接続を通じて事前に認可を設定します。これは組織単位の認可方式です。管理者が一度認可し、取得したOAuthアクセストークンと更新トークンを信頼できるメンバーと共有することで、各ユーザーによる個別の認証なしでMCPツールにアクセスして実行できるようになります。
Zoho MCP管理者は、Zoho MCPサーバー設定ページの接続セクションで認可方式を設定できます。初期設定では、オンデマンド認可が設定されています。
認可の設定後、Zoho MCPの認証レイヤーによってアプリケーションに関連付けられた認証情報が管理され、AIクライアントが承認済みの操作のみを実行できるようになります。アクセスが取り消された場合や認可が無効になった場合、ユーザーはツールを使用する前にアプリケーションを再認可する必要があります。 |
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要求ハンドラー
(内部処理) |
要求ハンドラーは、MCPクライアントから受信した要求を処理します。要求の構造を検証し、必要な入力が揃っていることを確認して、要求を処理する適切なツールを特定します。
要求が検証されると、要求ハンドラーはその要求をAPIトランスレーターに渡します。要求に不足している入力、無効な入力、またはサポートされていない入力が含まれている場合、要求ハンドラーはアプリケーションを実行せずにエラー応答を返します。 |
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APIトランスレーター
(内部処理) |
APIトランスレーターは、標準化されたMCP要求をアプリケーション固有のAPI要求に変換します。アプリケーションごとに使用するAPI、エンドポイント、要求形式、データ構造が異なる場合があるため、受信した要求を対象アプリケーションで必要なAPI形式にマッピングします。
その後、コネクターが対応するアプリケーションAPIを呼び出し、要求された操作を実行します。 |
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応答フォーマッター
(内部処理) |
対象アプリケーションでAPI要求が実行されると、アプリケーションから操作結果を含む応答が返されます。応答フォーマッターはこの応答を処理し、標準化されたMCP準拠の形式に変換してからMCPクライアントに返します。
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| カテゴリー | ツール | 機能 |
|---|---|---|
| アプリケーションとワークスペースの管理 | getApplications | 認証済みのZoho Creatorアカウントにあるアプリケーションの完全な一覧を取得します。名前やリンク名など、アプリケーションの詳細も含まれます。 |
| getApplicationsByWorkspace | 指定したワークスペースに関連付けられているすべてのアプリケーションの詳細を取得します。 | |
| getWorkspaces | 認証済みユーザーがアクセスできるワークスペースの一覧を取得します。 | |
| getApplicationSummary | 指定したZoho Creatorアプリケーションの概要を取得します。 | |
| duplicateApplication | 既存のアプリケーションのコピーを、フォーム、レポート、ワークフロー、設定を含めて作成します。 | |
| deleteApplication | Zoho Creatorアプリケーションと、それに関連付けられているリソースを削除します。 | |
| updateApplicationStatus | Zoho Creatorアプリケーションを有効または無効にします。 | |
| getGalleryApps | 利用可能なギャラリーの構築済みアプリケーションの詳細を取得します。 | |
| installGalleryApp | Zoho Creatorにあらかじめ用意されている、指定したギャラリーアプリケーションのインストールを開始します。 | |
| getGalleryAppInstallationStatus | ギャラリーアプリケーションのインストール状況を取得します。 | |
| getSections | アプリケーションメニューに設定されているすべてのセクションと、各セクションに含まれるコンポーネントを取得します。各コンポーネントについて、コンポーネントの種類(フォーム、レポート、ページ、チャットエージェント)や表示名などの詳細が返されます。 | |
| データ操作 | getCreatorRecords | 指定したZoho Creatorレポートからすべてのデータを取得します。 |
| getRecordByID | データIDを使用して、Zoho Creatorレポートから特定のデータを取得します。 | |
| addRecords | 指定したフォームに1件以上のデータを追加します。 | |
| updateRecords | レポート内で、指定した条件に一致するデータを更新します。 | |
| updateRecordByID | データIDを使用して、レポート内の特定のデータを更新します。 | |
| deleteRecords | レポート内で、指定した条件に一致するデータを削除します。 | |
| deleteRecordByID | データIDを使用して、指定したレポート内の特定のデータを削除します。 | |
| フォームと項目の設定 | getForms | 指定したアプリケーション内のすべてのフォームのメタデータを取得します。 |
| getFormMetadata | すべての項目、リンク名、項目のプロパティ、ボタンを含む、詳細なフォームのメタデータを取得します。 | |
| getFields | 指定したフォーム内の項目の一覧を取得します。 | |
| getPages | アプリケーション内のすべてのページのメタデータを取得します。 | |
| getReports | アプリケーション内のすべてのレポートのメタデータを取得します。 | |
| getReportMetadata | レポート名、レポートのリンク名、レポートの種類、基となるフォームなど、レポートの詳細なメタデータを取得します。レポートで有効になっている処理も取得します。 | |
| プロセスと承認の自動化 | executeStatelessFormButton | ステートレスフォームに設定されているボタンを実行します。ステートレスフォームでは、フォームから送信されたデータは保存されず、主にワークフローやカスタム処理の実行に使用されます。 |
| executeReportCustomAction | レポートに関連付けられているカスタム処理を実行します。カスタム処理では、通知の送信、データの更新、連携機能の呼び出し、Delugeスクリプトの実行、レポートに設定されているその他のワークフロー処理の実行などが可能です。 | |
| getBlueprintTransitions | 特定のデータで利用可能なブループリントの遷移を取得します。このツールでは、データの現在のブループリントのステージと、そのステージから実行できる遷移が返されます。 | |
| executeBlueprintTransition | 特定のデータに対してブループリントの遷移を実行します。 | |
| getApprovals | アプリケーションで申請された承認リクエストと現在のステータスを取得します。このツールでは、関連するデータ、フォーム名、承認者、申請情報などの詳細が返されます。承認処理は、アプリケーションの承認ワークフローで設定されます。 | |
| executeApprovalAction | 指定したデータに対して、承認ワークフローに設定されている承認処理を実行します。ユーザーの入力に基づき、承認、却下、または承認ワークフローに設定されているその他の処理など、適切な承認処理を実行します。 | |
| 共同作業とコメント | addComment | レポート内の指定したデータにコメントを追加します。 |
| getComments | レポート内の指定したデータに関連付けられているコメントを取得します。 | |
| addReplyToComment | データの既存のコメントに返信を追加します。 | |
| deleteComment | データに追加されている指定のコメントを削除します。 | |
| AIとチャットエージェント | getChatAgentMetadata | 表示名、リンク名、設定、チャットエージェントが実行できる処理、会話設定など、チャットエージェントのメタデータを取得します。 |
| invokeChatAgent | ユーザーの入力に基づいて処理を実行するチャットエージェントを呼び出します。 |
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環境管理
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addAppToEnvironment
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開発、ステージ、本番の各環境にアプリケーションのインスタンスを作成します。
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getAppEnvironmentStatus
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アプリケーションの各環境(開発、ステージ、本番)の現在の状態を取得します。レスポンスには、設定状況、最終公開ステータス、ステージ環境に本番環境と比べて未反映の変更があるかどうかが含まれます。
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getAppStageChanges
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開発環境で行われた変更のうち、ステージ環境に反映できるすべての変更の一覧を取得します。
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getEnvironmentVersionHistory
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指定したアプリケーションについて、ステージ環境と本番環境での公開履歴を取得します。レスポンスには、バージョン番号、公開日、変更数、変更を公開したユーザーの情報が含まれます。
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getProductionChanges
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ステージ環境にある変更のうち、本番環境に展開できるすべての変更の一覧を取得します。アカウント所有者名の下にある、利用可能なアプリケーションの変更を取得します。
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publishStageChanges
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指定したアプリケーションの開発環境からステージ環境に変更を公開します。
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publishProductionChanges
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指定したアプリケーションのステージ環境から本番環境に変更を公開します。
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removeAppFromEnvironment
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開発、ステージ、本番のすべての環境から指定したアプリケーションを削除します。
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利用状況と監視
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getUsageSummary
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指定した環境について、データ、ストレージ、ユーザー、アプリケーション、AI呼び出し、データソース、APIなどのアカウント利用指標に関する現在の利用状況と上限を返します。
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getUsageTrend
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対象の環境について、データ、ストレージ、ユーザー、アプリケーション、AI呼び出し、データソースなど、指定した利用指標の日次または月次の利用データを取得します。
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| ユーザーの意図 | アプリケーション | 呼び出されるツール | 実行される処理 |
|---|---|---|---|
| オンボーディング要求の作成 | Zoho Creator | addRecords | 従業員オンボーディング要求フォームに、John Smithの詳細を含む新しいデータを作成します。 |
| オンボーディング活動の割り当て | Zoho Creator | executeReportCustomAction | オンボーディングのワークフローを実行し、人事、IT、社内の各チームにタスクを割り当てます。 |
| 従業員の連絡先の作成 | Zoho CRM | createRecords | Zoho CRMの[連絡先]タブに、John Smithの連絡先データを作成します。 |
| ITチームへの通知 | メール | sendEmail | ITチームにオンボーディング通知を送信します。 |
| 社内チームへの通知 | メール | sendEmail | 関連する社内チームにオンボーディング通知を送信します。 |
| 承認の開始 | Zoho Creator | getApprovals executeApprovalAction |
オンボーディング要求に設定されている承認プロセスを取得して開始します。 |
| ユーザーへのステータスの提示 | AIクライアント | 該当なし | すべてのアプリケーションからの応答を集約し、オンボーディングのステータスをユーザーに提示します。 |
| 用語 | 説明 |
| Zoho MCP | AIクライアントが自然言語のプロンプトを使用して、Zohoアプリケーションや外部の業務アプリケーションを安全に操作できるようにする連携プラットフォームです。 |
| MCPサーバー/Zoho MCPサーバー | アプリケーションの接続、ツールの公開、認可の管理を行い、AIクライアントがアプリケーションの機能を呼び出せるようにする、Zoho MCP内の設定可能なゲートウェイです。 |
| MCPクライアント | 適切なツールを特定して呼び出し、Model Context Protocol(MCP)に従って要求を整形し、MCPサーバーに送信して、その応答をAIクライアントに返す、AIクライアント内の通信コンポーネントです。 |
| GenAIクライアント/AIクライアント | AIクライアントとは、ユーザーが生成AIを操作し、コンテンツ作成、データ分析、コーディング、ワークフローの自動化など、さまざまなタスクを実行できるようにするアプリケーションです。AIクライアントには、ChatGPT、Claude、Geminiのほか、Cursor、Windsurf、Visual Studio CodeなどのAI対応IDEがあります。 |
| GenAIアシスタント | 生成AIモデルを使用して、ユーザーが入力した自然言語のプロンプトを理解し、要求されたタスクを実行するAI搭載の対話型アシスタントです。 |
| AIオーケストレーター | ユーザーのプロンプトを解釈して必要な処理を判断し、適切なツールを呼び出して要求されたタスクを完了するAIクライアントです。 |
| ツール | MCPサーバーを通じて公開される個別のアプリケーション機能です。各ツールは、データの取得、データの作成、情報の更新、ワークフローの実行など、特定の処理を表します。 |
| Zoho Flow | 自動化されたワークフローを通じてZoho製品と外部アプリケーションを接続する、ノーコードの連携プラットフォームです。外部アプリケーションをMCPサーバーと連携するために使用できます。これらの外部アプリケーションは、Zoho MCPでは直接サポートされません。 |
| サーバーURL | AIクライアントとサーバー間の接続を確立するために、MCPサーバー用に生成される固有のエンドポイントです。 |
| APIキー | MCPサーバーに関連付けられた固有の認証キーです。サーバーURLに組み込まれ、AIクライアントからの要求を認証するために使用されます。 |
| Zoho MCP管理者 | MCPサーバーの作成と管理、アプリケーションとツールの設定、認可の確立、接続されたアプリケーションに対するAIのアクセス制御を行う権限を持つユーザーです。 |