テスト環境(サンドボックス)におけるZoho Survey連携の利用
今日では、多くの企業が、顧客のニーズ、興味・関心、満足度などの理解を深めようとアンケート調査に力を注いでいます。アンケートの作成、配信ツールであるZoho Surveyを利用すると、そのような調査も簡単に実施できます。市場の潜在的なニーズの発掘から購入後のフォローアップに至るまで、さまざまな用途でのデータの収集や分析が可能です。
さらに、Zoho CRMとZoho Surveyの連携機能を利用すると、Zoho Surveyで作成したアンケートをZoho CRMの画面から見込み客や連絡先などに配信できます。また、Zoho CRMの見込み客/連絡先の詳細ページでアンケートの送信履歴や回答を確認したり、回答内容を各データの項目値に反映させたりすることが可能です。これにより、顧客対応の際にアンケートの回答状況を参考にし、対応の質を向上できます。なお、Zoho Surveyの詳細については、
こちら をご参照ください。
この記事では、Zoho CRMのテスト環境(サンドボックス)において、Zoho Survey連携を設定する方法についてご紹介します。テスト環境で連携機能の設定に問題がないかどうかをよく検証してから本番環境に移行することで、組織内のユーザーはスムーズにZoho Survey連携の利用を開始できます。
関連情報:
Zoho Survey連携の概要 サンドボックス(テスト環境)の概要
メモ:
1件のZoho Surveyアカウントに対して、Zoho CRMアカウント(本番環境またはテスト環境のアカウント)を1件のみ連携できます。また、関連事項として、以下の点にご留意ください。
- Zoho CRMのテスト環境(サンドボックス)でZoho Survey連携がまだ設定されていない場合、Zoho Survey連携を新たに設定し、検証できます。
- 本番環境でZoho Survey連携がすでに設定されている場合、テスト環境の作成や再構築を行っても、連携設定は本番環境からテスト環境にコピーされません。
- Zoho Survey連携の設定内容がテスト環境から本番環境に適用されると、テスト環境からは連携設定が削除されます。
- 本番環境でZoho Survey連携がすでに設定されている場合、テスト環境では、本番環境とは異なるZoho Surveyアカウントとの連携を設定し、検証を行うことができます。
- 本番環境でZoho Survey連携がすでに設定されている場合、テスト環境の連携設定を本番環境に適用することはできません。
- テスト環境、または、Zoho Survey連携がすでに設定されている本番環境で、Zoho Survey連携を設定したい場合、以下の手順を実施します。
- Zoho Survey連携を設定したいZoho CRMアカウント(テスト環境または本番環境)で既存のZoho Survey連携の設定を完全に無効にします。
- 該当のZoho CRMアカウントでZoho Surveyアカウントとの連携を設定します。この際、連携先のZoho Surveyアカウントとしては、他のどのZoho CRMアカウント(本番環境/テスト環境)とも連携されていないアカウントを指定する必要があります。
利用条件
この機能を通じて、以下の操作を行うには、管理者権限が必要です。
- Zoho CRMのテスト環境(サンドボックス)でのZoho Survey連携の設定
- テスト環境から本番環境への連携設定の適用
Zoho CRMのテスト環境(サンドボックス)でZoho Surveyの連携設定を追加するには:
-
画面右上の 設定アイコン→[データ管理]→[サンドボックス] の順に移動します。
- Zoho Survey連携を追加する サンドボックス をクリックします。
- [サンドボックスに移動する] をクリックします。
-
テスト環境(サンドボックス)のアカウントで 設定アイコン→[マーケットプレイス]→[Zoho] の順に移動します。
- [Zoho Survey] の欄で [設定する] をクリックします。
- [続ける]→[利用を開始する] をクリックします。
- Zoho CRMアカウントと同じメールアドレスに関連付けられているZoho Surveyアカウントがない場合は、 ポータル名 を入力し、 [次へ] をクリックします。なお、すでにZoho Surveyアカウントを持っている場合、この手順は不要です。
-
連携するZoho Surveyアカウントの ポータル と 部門 を選択します。
- [次へ] をクリックします。
- [ユーザーを追加する] をクリックし、Zoho Survey連携へのアクセスを許可する ユーザー を選択して [割り当てる] をクリックします。
-
アンケートの配信先(回答者)のデータが登録されている タブ を選択します。
- [完了する] をクリックします。
メモ:
別のユーザーが管理しているポータルを連携したい場合:
-
連携先のZoho Surveyアカウントのポータルの選択画面で [別のユーザーのポータルを設定する] をクリックします。
- 管理者のメールアドレス の入力欄に、該当のポータルの管理者のメールアドレスを入力します。
- [承認を申請する] をクリックします。
テスト環境(サンドボックス)でのZoho Survey連携の操作
Zoho Survey連携の利用方法については、以下のヘルプ記事をご参照ください。
- Zoho Survey連携の概要
- Zoho Survey連携の設定
- アンケートの作成
- アンケートの送信とアンケート回答の表示
メモ:
テスト環境(サンドボックス)からメールによるアンケート配信の操作を行っても、 宛先(受信者)のメールアドレスに対して実際にメールが配信されることはありません 。アンケートにアクセスして回答するテストを行うには、Zoho CRMで宛先の顧客の詳細ページを開き、メールの関連リストの欄からアンケートのリンクをクリックします。
Zoho Survey連携の設定をテスト環境(サンドボックス)から本番環境に適用するには:
- 画面右上の 設定アイコン→[データ管理]→[サンドボックス] の順に移動します。
- 連携設定の適用元の サンドボックス を選択します。
-
[変更内容の一覧] で [連携] の欄にある [Zoho Survey] のチェックボックスを選択します。
- [変更を本番環境に適用する] をクリックします。
- 表示された確認画面の内容を確認し、 [続ける] をクリックします。
- 適用の開始 に関する確認画面で、 [続ける] をクリックします。
メモ:
以下の場合、テスト環境の連携設定を本番環境に適用することはできません。
- 本番環境ですでにZoho Survey連携が設定されている
- テスト環境から本番環境に変更内容を適用する権限がない
- テスト環境(サンドボックス)においてZoho Survey連携と関連する項目が他の機能によって利用されている。たとえば、Zoho Survey連携を通じて作成された項目がワークフロールールやブループリントの設定で利用されていて、この設定内容が本番環境に適用されていない場合が挙げられます。連携機能が本番環境に適用されると、Zoho Survey連携とその関連項目はテスト環境(サンドボックス)から削除されます。しかし、Zoho Surveyの項目がワークフロールールやブループリントの設定で利用されている場合は、該当の項目が削除されるとワークフロールールやブループリントが機能しなくなるため、エラーが発生します。
Zoho CRMのテスト環境(サンドボックス)からZoho Surveyの連携設定を削除するには:
- 画面右上の 設定アイコン→[データ管理]→[サンドボックス] の順に移動します。
- Zoho Survey連携を削除する サンドボックス をクリックします。
- [サンドボックスに移動する] をクリックします。
- テスト環境(サンドボックス)のアカウントで 設定アイコン→[マーケットプレイス]→[Zoho] の順に移動します。
- [Zoho Survey] の欄で [管理] をクリックします。
-
[無効にする] をクリックします。
- 表示された画面で、以下のいずれかを選択します。
- [データを保持する] :[キャンペーン]タブでZoho Survey連携を利用して作成したアンケート配信(キャンペーン)のデータは保持されます。この場合、連携機能は、無効化後にあらためて有効にすることができます。
-
[データを完全に削除する] :[キャンペーン]タブでZoho Survey連携を利用して作成したアンケート配信(キャンペーン)のデータの種類は、[オフライン]に変更されます。この場合、連携設定は完全に削除されます。連携機能をあらためて利用したい場合は、もう一度最初から設定を行う必要があります。
- [了解しました。無効にします。] をクリックします。
メモ:
- 本番環境への適用後に、テスト環境(サンドボックス)でZoho Survey連携の設定を更新することはできません。
- テスト環境(サンドボックス)を再構築すると、該当のテスト環境からZoho Survey連携が削除されます。
- テスト環境(サンドボックス)を無効にしても、該当のテスト環境からZoho Survey連携は削除されません。
- テスト環境(サンドボックス)を削除すると、該当のテスト環境で設定されていたZoho Survey連携も削除されます。
テスト環境(サンドボックス)からZoho Survey連携を設定すると、連携機能用の項目が自動で作成されます。これらの項目をもとにワークフローやブループリントの設定が行われている場合は、Zoho Survey連携を本番環境に適用する際に該当の設定も含めて適用する必要があります。Zoho Survey連携を本番環境に適用する際に該当の設定を含めない場合、エラーが発生します。これは、連携機能を本番環境に適用すると、連携機能に関する項目がテスト環境(サンドボックス)から削除され、該当の項目が設定されているワークフローやブループリントが機能しなくなるためです。この問題を防ぐため、連携機能を本番環境に適用する際に、連携機能の項目が関連付けられている設定が含まれていない場合、注意メッセージが表示されます。