Zoho CRMの複数ブループリント拡張機能では、1件のデータに対して適用されている複数のブループリントを並行して管理できます。拡張機能を有効にすると、データに対して適用されているブループリントの一覧がデータの詳細ページにウィジェットとして追加されます。拡張機能を設定するにあたって、ブループリントの対象となる項目のタブ(子タブ)を作成します。メインのブループリントの対象となる親タブに対して、これらの子タブを関連付けます。子タブでブループリントを設定した後、拡張機能のウィジェットの設定ページに移動します。移動先のページで、親タブと子タブの参照関係を設定し、対象となる項目を選択します。設定の完了後、データの詳細ページに拡張機能のウィジェットが表示され、該当のデータに適用されているブループリントの情報が表示されます。
この拡張機能に対応しているタブは、以下のとおりです。
1. 見込み客
2. 商談
3. 連絡先
4. 取引先
5. タスク
6. 予定
複数ブループリント拡張機能の設定対象となるタブは、親タブ、関連タブ、カスタムタブの3種類です。これらのタブのデータをもとに、データの詳細ページに各ブループリントの情報が表示されます。
親タブは、対象のデータが保存されているタブを表します。たとえば、営業の取引ステータスを把握したい場合、[商談]タブを親タブとして設定できます。
親タブのデータは、関連タブの基準データとして扱われます。このデータを基準として、ブループリントの遷移を進めたり、各ブループリントのステータスを確認したりすることが可能です。複数ブループリント拡張機能では、親タブに設定されているブループリントだけでなく、承認手続きや各種書類への証明などのこのデータに関連する他のブループリントの情報をひと目確認できます。
また、親タブでは、Multi-Blueprint拡張機能の設定情報なども管理できます。商談のステージや契約書の進捗状況などの項目を重要度の高い項目を設定することが可能です。
例:
[契約書]タブには、[署名済み]、[確認済み]、[承認済み]などの項目があります。
これらの項目のデータをもとに、複数のブループリントの情報を1件のウィジェットに表示することができます。表示するには、以下の手順を実施します。
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