発信
見込み客、連絡先、取引先、商談のタブから直接、MiiTel拡張機能を利用して発信を行うと、件名が表示されます。これら以外のタブから発信した場合には、発信者IDをMiiTelコールとして件名が表示されます。
メモ:応答か、不在であったかに関わらず、すべての発信は「発信」として記録されます。件名は、MiiTelウィジェットで通話が応答されたときに表示されます。
着信
一方、着信の場合は、着信を受けたタイミングでウィジェットのポップアップが起動します。着信があるとその電話番号を連絡先タブで検索し、対応する連絡先データとその通話が関連付けされます。つまり応答した場合に、発信者の情報を取得することとなります。
着信の追跡
- ユーザーが着信に応答しない場合、着信情報が記録されます
- 以下の場合、着信情報を記録できません。
- ユーザー全ての回線が混み合っている場合。
- 全てのユーザーステータスが「話し中」と設定されている場合。
- そのため、これらの場合の着信は追跡されません。
MiiTelでの通話が終了した後の処理
通話が完了すると、メモに通話記録が添付されます。
MiiTel によって分析がされた通話録音のURLが、詳細情報欄に追加されます。
インストール方法
MiiTel 拡張機能は、Marketplace から直接インストールすることができます。WindowsとMacで別々のバージョンが用意されているので、利用中のOSに対応するバージョンを選択します。
インストールが完了したら、この拡張機能をZoho CRM で設定する必要があります。インストール後、ウィジェット設定の下に、[JavaScript ウィジェット]というタブが表示されます。下の画像は新規ウィンドウの画面です。このウィンドウから、アクセスキー(Access Key)と企業 ID(Company ID)をコピーします。
APIキー(Zapikey)
インストールの工程でAPIキー(Zapikey)が生成されます。APIキーをコピーし、以下のタブに貼り付ける必要があります。以下はMiiTelの設定ページでAPIキー(Zapikey)があるタブです。
コピーしたAPIキー(Zapikey)は、MiiTelアカウントの以下の場所に追加します。
以下の画面に、コピーしたアクセスキーと企業IDを拡張機能設定ウィンドウに追加します。
メモ:アクセスキーや企業 IDの設定に不備がある場合は、以下のようなエラーが表示されます。
例 1:
MiiTel拡張機能にアクセスキーと企業 IDの両方が設定されていない場合
例2:
MiiTel拡張機能に誤った企業 IDが設定されている場合
例3:
MiiTel拡張機能に誤ったアクセスキーが設定されている場合
よくある質問
1) なぜユーザーは最大化ボタンをクリックしない方がいいのか?
Zoho CRM の画面サイズに対して、MiiTel拡張機能のウィジェットを最大化した時のサイズが大きすぎます。これは今後のアップデートで改善される予定です。
2)通話を予約できますか?
現時点では通話を予約することはできません。発信時には、MiiTel拡張機能を手動で操作する必要があります。
3)すべてのユーザーが話し中の場合、着信は記録されますか?
不在着信の記録は、ユーザーのステータスが"対応可能”でかつ着信に応答しなかった場合にのみ記録されます。
4)発着信は追跡されますか?
はい、MiiTel拡張機能を使った通話は、着信・発信ともに追跡されます。
5) MiiTel拡張機能は、シークレット/プライベートモードでは利用可能ですか?
いいえ、MiiTel拡張機能は、シークレット/プライベートモードでは利用できません。