9. データのインポートが完了すると、Pipeline builderページが開き、ETLプロセスの一部として変換処理を開始できます。ステージを右クリックし、Prepare dataオプションを選択すると、DataPrep Studioページでデータの準備ができ、スムーズなデータ移動と統合が可能になります。変換処理の詳細についてはこちらをご覧ください。



10. データフローの作成と各ステージで必要な変換処理の適用が完了したら、ステージを右クリックして宛先を追加し、データフローを完了できます。

メモ: ETLパイプラインに宛先を追加した後は、まず手動実行でパイプラインをテストできます。手動実行で問題がないことを確認できたら、スケジュールを設定して、自動でパイプラインやデータの移動を行えます。実行形式の詳細は こちらをご参照ください。

スケジュール

スケジュール設定

1. パイプラインビルダーでScheduleオプションを選択します。

2. 繰り返し方法（毎時間、毎日、weekly、月間）を選択し、Perform 頻度 ドロップダウンで頻度を設定します。 Perform 頻度ドロップダウンの設定は、繰り返し方法によって変更されます。こちらをクリックして詳細をご覧ください。

情報: 範囲は2～100の間で設定できます。初期設定値は2です。

インポートする設定

インポートする設定オプションを使い、CRMタブからデータをどのようにインポートし、増分データを取得するかを設定できます。

メモ: パイプライン内のすべてのソースに対してインポートする設定を行う必要があります。インポートする設定を行わないと、スケジュールを保存できません。

5. インポートする設定を行うには、こちらをクリックリンクを選択してください。

ターゲット照合エラー概要

1. 未照合の列：このオプションでは、データ元およびターゲットで未照合のすべての列が表示されます。
   
   
   
   メモ:
   

   1. ターゲットで必須でない列は、利用可能な場合はデータ元の列と照合するか、無視することができます。
   2. データ元データをCRM以外のデータ元からインポートした場合、データ元に追加された列は初期設定ではエクスポート時に含まれません。ただし、必要に応じてそれらの列の名前を変更したり、照合して含めることも可能です。
   3. データ元データをCRMからインポートした場合、ターゲットに存在しないデータ元の列は、照合するか削除しないとエクスポートを続行できません。ただし、追加のシステム作成済み列はエクスポート時に無視されます。
   
   
   未照合の列オプションを使用する際は、必須列のみ表示オプションを切り替えて、ターゲット側で必須に設定されている列があるかどうかを確認し、含めることができます。また、必須列のみ修正してエクスポートを続行することも可能です。
   

   
   

   
   

1. データの種類不一致：このオプションでは、データ元からターゲットの列とデータ型が一致しない列が表示されます。
2. Data形式の不一致：このオプションでは、データ元からターゲットと異なる日付、datetime、および時間形式を持つ列が表示されます。
3. 制約の不一致：このオプションでは、ターゲットの列のデータの種類制約と一致しない列が表示されます。列に制約を追加する方法は、こちらをクリックしてください。
4. 必須列の不一致：このオプションでは、ターゲットで必須に設定されているが、データ元では必須になっていない列が表示されます。
   
   
   メモ: 必須列は、照合され必須に設定されていない限り、宛先にエクスポートすることはできません。上記のアイコンをクリックして、その列を必須に設定できます。また、必須として設定（not null）チェックボックスをデータの種類変更トランスフォーム内で使用して、列を必須に設定することも可能です。
5. データサイズ超過警告：このオプションでは、ターゲットで許可されている最大サイズを超えるデータを持つ列がフィルターされます。

部分的なエクスポート失敗が発生した場合、Rollback now機能を使ってZoho CRMへの変更を元に戻すことができます。エクスポートが成功した場合でも、必要に応じてロールバック可能です。

1. OutputタブのRollback nowリンクをクリックして、今すぐエクスポートをロールバックします。