LINEのチャット開始ボタンの設置
LINEは、日本国内で最も使用されているメッセンジャーアプリです。Zoho DeskではLINEユーザー向けに、自社のWebサイト上にLINEのチャット開始ボタンを設置できます。これにより、Webサイト訪問者は、自分が使い慣れたツールで、営業/サポート担当者に質問やフィードバックなどを伝え、やりとりを行うことができます。この記事では、Zoho DeskでWebサイトにLINEのチャット開始ボタンを設置する方法をご紹介します。
WebサイトにLINEのチャット開始ボタンを設置するメリット
- サイト訪問者が、自分の使い慣れたアプリで、必要なときにいつでも質問したり感想を伝えたりできる
- サイト訪問者の待ち時間が短縮することにより、顧客満足度を向上できる
LINEのチャット開始ボタンを設置する方法
チャット開始ボタンを設置するには、Messaging APIのチャネルIDが必要です。チャネルIDを入力すると、アカウント専用のチャットのリンクが生成されます。
サイト訪問者がLINEアプリでのチャットを開始する方法には、以下の3種類があります。
- リンク
- QRコード
- 独自のチャット開始ボタン(コードの埋め込みにより設置)
すべての方法について、まず、以下の手順でLINEの経路設定の画面に移動する必要があります。
- 画面右上に表示されている設定アイコン()をクリックします。
- [経路]→[インスタントメッセージ]に移動します。
- [LINE]を選択します。
- [設定する]をクリックします。
- ボタンを設定したい経路を選択します。
- 対象の経路の上にマウスのカーソルを合わせて、[LINEの埋め込みコードを生成する]をクリックします。
1.リンク
顧客が、自動生成されたLINEのチャット用リンクをクリックすると、LINEアプリが開き、すぐにチャットを開始できます。顧客がチャット画面を開いた際に、メッセージ入力欄にあらかじめメッセージ例が入力された状態にすることもできます。
2.QRコード
[QRコード]を選択すると、QRコードが自動で作成されるので、[ダウンロードする]をクリックして画像をダウンロードします。後は、ダウンロードしたQRコードの画像を、自社サイトに掲載するだけです。また、QRコードを店頭に掲示して、顧客が店頭からすぐに担当者とのLINEのやりとりを開始できるようにすることも可能です。
3.チャット開始ボタン
最も使用される方法です。独自のボタンを作成するには、以下の手順を実行します。
手順1:インスタントメッセージの設定でボタンの外観を選択します。
- ボタンのサイズを選択します。
- コンパクト
- 標準
- ボタンの背景色を選択します。
- メイン
- サブ
- ボタンのテキストを入力します(Webサイトでボタン上に表示されます)。
- ボタンの角の丸み度合い(半径)を選択します。
画面の右側にボタンのプレビューが表示されます。設定が完了したら、コードは出来上がりです。
手順2:コード欄をクリックして、ボタンのコードをコピーします。
手順3:コピーしたコードを、WebサイトのHTMLファイル内に貼り付けます。
これで完成です。更新内容が反映されると、Webサイト上のQRコードからLINEのやりとりを開始できるようになります。