Zoho Oneは、全てのクラウドアプリケーションに対してシングルサインオンを提供していますが、従業員はデバイスにログインするために別の認証情報セットを使用する必要があります。デバイス認証を有効にすると、macOS、Windows、Linuxなどのワークスペースデバイス、および組織内のアプリケーションを単一の認証情報セットを使用して登録し、管理することができます。端的に言えば、複数のデバイスを１つの暗号化方法で認証できるのです。これは、Zoho Oneのパスワードをデバイスのログイン情報と同期することで達成されます。

 

デバイス認証のライフサイクルは、新しいデバイスの有効化から始まり、その後デバイスを登録します。登録後、ユーザーはIT管理者により、組織の要件に基づきデバイスに割り当てられたり割り当て解除されたりします。

 

IT管理者は、Zoho Oneから直接、デバイスの割り当て/割り当て解除、デバイスの非活性化/活性化、権限の変更、パスワードのリセット、パスワードの同期など、重要なアクションを実行できるため、大幅な時間を節約することができます。

デバイスのセットアップと登録が完了したら、そのデバイスにユーザーを割り当てることができます。デバイスにユーザーが割り当てられた後、彼らは同じ認証情報を使用してデバイス及び全てのZoho Oneアプリにアクセスできるようになります。詳細

 

ユーザーがデバイスを使用しなくなった場合、または組織を離れた場合は、そのデバイスからユーザーの割り当てを解除することができます。そうすれば、彼らはデバイスへのアクセスを失います。後で異なるユーザーにデバイスを再割り当てすることができます。詳細

登録されているデバイスが故障している場合、損傷を受けた場合、紛失された場合、置き去りにされた場合、盗まれた場合、または使用されなくなった場合、そのデバイスを非活性化することができます。デバイスが非活性化されると、再活性化されるまでどのユーザーもアクセスすることはできません。詳細

 

組織にとって不要になった登録デバイスは、Zoho Oneから削除することができます。一度デバイスが削除されると、Zoho Oneの管理下から永久に削除されるため、再活性化することはできませんが、デバイスは再登録することが可能です。詳細

 

企業のオーナーがユーザーの権限を決定し、それが管理者であるか標準であるかを定めます。組織のニーズに応じて権限は変更されることがあります。

 

登録済みデバイスに上記のアクションを実行した際、デバイスが接続できない状態やオフラインになった場合、アクションは完了せず、状況が適切になった時に後で実行されるようスケジュールされます。これらは保留中のアクションと呼ばれ、デバイスが再び接続可能またはオンラインになると優先して完了されます。詳細