差し込み項目

差し込み項目

差し込み項目とは?

相手に合わせて内容を変更する項目を、差し込み項目と呼びます。各訪問者に応じて異なる値を挿入できます。「%」の記号と文字を入力すると、差し込み項目が表示されます。

差し込み項目のメリット:

  1. 差し込み項目を使用すると、Webサイトの訪問者に応じた内容のメッセージを送信できます。たとえば、訪問者の名前やタイムゾーンに応じた挨拶ができます。これにより、顧客の関心をより効果的にひくことができ、訪問者とのやりとりを促進できます。




差し込み項目を使用できる場所:
  1. 定型メッセージ
  2. 返信メッセージ
  3. 自動チャット招待

Zoho SalesIQの差し込み項目の一覧

差し込み項目
内容
%visitor.name%
Webサイト訪問者の名前
%visitor.id%
Webサイト訪問者の参照用番号(ID)
%visitor.email%
Webサイト訪問者のメールアドレス
%visitor.phone%
Webサイト訪問者の電話番号
%visitor.department%
訪問者がチャットを開始した部門名
%visitor.question%
チャットを開始する際の訪問者の質問
%visitor.ip%
Webサイト訪問者のIPアドレス
%attender.name%
チャット対応中の担当者名
%visitor.pagetitle%
訪問者がチャットを開始したページのタイトル
%visitor.pageurl%
訪問者がチャットを開始したページのURL
%visitor.referrer%
Webサイト訪問者の参照元
%visitor.state%
訪問者の都道府県
%visitor.city%
訪問者の市区町村
%visitor.country%
Webサイト訪問者の国
%visitor.timezone%
Webサイト訪問者のタイムゾーン
%visitor.latitude%
Webサイト訪問者の緯度
%visitor.longitude%
Webサイト訪問者の経度
%visitor.operating.system%
Webサイト訪問者が使用しているOS(オペレーティングシステム)
%visitor.browser%
Webサイト訪問者が使用しているブラウザー
%visitor.browser.version%
Webサイト訪問者が使用しているブラウザーのバージョン
%web.embed.name%
Webサイト訪問者が開始したチャットが埋め込まれているWebサイト
%platform%
Webサイト訪問者が使用するシステムのプラットフォーム
%screen.resolution%
Webサイト訪問者が使用するシステムの画面の解像度
%search.engine%
Webサイト訪問者が使用した検索エンジン
%search.query%
Webサイト訪問者が使用した検索語(キーワード)
%attender.email%
チャットに対応した担当者のメールアドレス
%smart.timenow%
時間帯(例:朝、夕方)


定型メッセージで差し込み項目を使用するには

定型メッセージは、よく使う文章を保存しておいて再利用するための機能です。担当者の時間を節約し、チャット対応の質を保つのに役立ちます。
定型メッセージに差し込み項目を追加するには、次の手順を実行します:
  1. [資料]→[定型返信]に移動し、[追加する]ボタンをクリックします。
  2. [メッセージ]欄に、保存したいメッセージを入力します。
  3. メッセージ内に差し込み項目を含めるには、「%」を入力します。自動補完(オートコンプリート)機能を通じて使用可能なすべての差し込み項目の候補一覧が表示されます。対象の差し込み項目を選択します。
  4. 部門を選択して、[保存する]をクリックします。 
メモ:埋め込みのメッセージ設定やAPIでも、同様に差し込み項目を使用できます。

例:
訪問者の時間帯に合わせた挨拶メッセージを保存するには、定型メッセージの[追加する]ボタンをクリックし、「%smart.timenow%」の差し込み項目とメッセージを入力して、[保存する]ボタンをクリックします。



返信メッセージで差し込み項目を使用するには

返信メッセージに差し込み項目を含めるには:
  1. [設定]→[カスタマイズ]→[ブランド]→[(ブランド名)]→[フロー管理]の順に移動します。
  2. メッセージ欄に、差し込み項目とメッセージを追加します。 
  3. メッセージ内に「%」を入力すると、使用可能なすべての差し込み項目の候補一覧が表示されます。
  4. 待機中のメッセージ、担当者が取り込み中のメッセージ、お礼メッセージ、開始の挨拶などに差し込み項目を追加できます。


自動チャット招待での差し込み項目の使用

  1. [設定]→[自動化]→[自動処理]→[追加する]ボタンの順に移動します。
  2. 対象のブランドを選択します。
  3. 訪問者の条件を設定します。
  4. 自動処理の実行タイミングを設定します。
  5. 処理の一覧で[チャットへの招待を送信する]を選択し、チャットの招待を送信する差出人名または組織名を入力します。
  6. メッセージ欄に、招待と一緒に送りたいメッセージを入力します。こちらで「%」と入力すると、使用可能なすべての差し込み項目の候補一覧が表示されます。希望する差し込み項目を選択して、メッセージの作成を完了します。
  7. [次へ]をクリックします。


例:
この例では、「%visitor.name|お客さま%」と設定しました。この場合の挨拶メッセージには、訪問者名が識別された場合は訪問者名が表示され、識別されない場合は代わりに「お客さま」が表示されます。  



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