Clearbit（Reveal）とClearbit（Enrichment）の両方を連携するメリット

2つのサービスの違いとしては、Clearbit（Reveal）では、IPアドレスに基づいてWebサイトの訪問者の会社情報を取得します。一方、Clearbit（Enrichment）では、メールアドレスに基づいて訪問者の会社情報を取得します。業務ニーズに基づいて必要な連携を選択できます。 

ClearbitとZoho SalesIQの連携は、Zoho SalesIQのベーシックプラン、プロフェッショナルプラン、エンタープライズプランで利用できます。Zoho SalesIQの15日間の試用期間中も連携機能を使用できますが、試用終了後に無料プランに切り替わると、連携は自動的に無効になります。

設定

1. Zoho SalesIQで［設定］→［連携］→［訪問者情報の補完］に移動し、［Clearbit Enrichment］をクリックします。
   
2. Clearbit（Enrichment）連携設定ページで、画面右上にある［追加する］ボタンをクリックします。
   
3. Clearbit（Enrichment）連携画面の［設定］タブが開きます。 
   
4. 次に、Clearbitアカウントにログインし、［API］タブに移動します。2つのAPIキーが表示されます。1つ目のAPIキーをコピーします。
   
5. Zoho SalesIQの画面に戻り、［設定］タブにキーを貼り付け、［更新する］をクリックします。
   
   
   
   

訪問者情報のZoho CRMへの登録 

Zoho SalesIQからZoho CRMにClearbitのデータを自動登録するには 

Clearbit（Enrichment）連携設定で項目を関連付けることで、ClearbitのデータをZoho SalesIQからZoho CRMに自動的に登録できます。初期設定では、Zoho CRMに登録することを選択したタブ（見込み客または連絡先）に応じて、項目が自動で関連付けられています。 

1. ［設定］→［連携］→［訪問者情報の補完］→［Clearbit Enrichment］に移動し、［訪問者情報のZoho CRMへの登録］をクリックします。 
   
2. ［訪問者情報のZoho CRMへの登録］設定の切り替えスイッチをクリックして有効にし、Clearbitで特定された訪問者情報をを登録するZoho CRMのタブを選択します。  
   
3. 一覧から、［見込み客］または［連絡先］のいずれかのタブを選択できます。 
   
4. タブに応じて関連付けられている標準項目を確認できます。その下部で、Zoho SalesIQ項目とZoho CRM項目を関連付けることができます。Zoho SalesIQで受信したClearbitのデータは、Zoho CRMのタブに登録されます。 
   
5. 項目をさらに追加するには、［さらに関連付ける］をクリックします。 
   
6. 関連付けられた項目の横にあるアイコンをクリックすると、［無効にする］か［削除する］ことができます。 
    

Clearbit（Enrichment）連携でこの機能を使用するには、Zoho SalesIQと連携が設定されているZoho CRMのアカウントが必要です。 

更新頻度の設定 

1. ［設定］→［連携］→［訪問者情報の補完］→［Clearbit Enrichment］に移動し、［高度な設定］をクリックします。
   
2. ［高度な設定］で、Clearbit Enrichmentの既存のデータを更新する頻度を選択します（毎週、30日、90日のいずれか）。 
   
   

更新頻度には、［30日］の設定をお勧めします。

1. Clearbitで会社や訪問者のデータが編集や削除された場合、Zoho SalesIQには更新時に反映されます。
   
2. 訪問者のデータがClearbitで削除された場合でも、［訪問者の履歴］の欄には、既存のデータが次の訪問時まで表示されます。
   

有効化／無効化

チャットウィンドウ

1. チャットウィンドウの右側に、Zoho SalesIQで取得したClearbitの情報が表示されます。表示される訪問者情報は、Clearbitから送信された内容に応じて異なります。
   
2. 会社情報と訪問者情報を選択し、表示内容を切り替えられます。
   
   
   
   

担当者のチャットウィンドウ

1. オンラインの訪問者追跡タブで、詳細を表示する訪問者をクリックします。
   
2. 担当者のチャットウィンドウの右下にある［Clearbit］タブで、Clearbitから取得した訪問者の情報や会社情報を確認できます。
   
3. 訪問者のメールアドレスや訪問者IDの情報を取得できない場合、該当の訪問者に関してはClearbitの会社や訪問者情報は表示されません。
   
   

訪問者の履歴

1. ［訪問者の履歴］タブで、対象の訪問者のデータをクリックします。画面上部に、会社名または訪問者名、位置情報が表示されます。
   
2. Zoho SalesIQデータの欄に、［行動］タブと［訪問者の詳細］タブが表示されます。
   
3. クリックすると、Clearbitによる［訪問者情報］と［会社情報］が表示されます。訪問者の詳細情報は、Clearbitから受信する情報によって異なります。
    

Zoho SalesIQでは、Clearbitのデータが定期的に取得されて更新されます。訪問者のデータがClearbitで削除や編集された場合でも、［訪問者の履歴］の欄には、既存のデータが次の訪問時まで表示されます。

訪問者の優先度付け  

1. オンラインの訪問者追跡タブで、画面右上にあるアイコン［カスタマイズする］をクリックします。
   
2. 条件や基準を変更するリングをクリックします。
   
3. 基準として、［Clearbitの会社］または［Clearbitの訪問者］のいずれかを選択します。
   
4. 基準に対する行動を選択します。
   
5. 基準に対して、定義済みの条件項目を選択します。
   
6. 条件に設定する値を入力します。
   
7. リングのルールを設定した後、画面右上に表示される［次へ］をクリックして、次のリングのルールを設定します。
   
8. すべてのリングを設定した後、［保存する］をクリックします。
   

1つのリングに対して複数の条件を設定することもできます（最大5件）。リングをクリックすると表示される、［かつ］や［または］のボタンをクリックすると、条件を追加できます。1つのリングに対して条件を1件のみ設定する場合、条件をダブルクリックします。

訪問者の割り当て

1. ［設定］→［自動化］→［訪問者の割り当て］に移動し、画面右上にある［追加する］ボタンをクリックします。 
   
2. 割り当てルールを設定するブランドを選択します。 
   
3. ［訪問者の条件］の設定画面で、基準として［Clearbitの会社］または［Clearbitの訪問者］のいずれかを選択します。
   
4. 選択した基準に対して、定義済みの条件項目を選択し、値を入力して条件を設定します。［次へ］をクリックします。 
   
5. ［訪問者の割り当て設定］で、いずれかを選択し、［次へ］をクリックします。  これにより、担当者への訪問者の割り当て方法が設定されます。［担当者への割り当て］画面で、担当者を選択します。
   
6. ［プレビュー］画面で、設定したルールの内容を確認できます。 
   
7. 割り当てルール名を入力します。 
   
8. 最後に、［実行する］ボタンをクリックします。
    
   
   

チャットの割り当て

1. ［設定］→［自動化］→［チャットの割り当て］に,移動し、画面右上にある ［追加する］ボタンをクリックします。 
   
2. 割り当てルールを設定するブランドを選択します。 
   
3. ［訪問者の条件］の設定画面で、基準として［Clearbitの会社］または［Clearbitの訪問者］のいずれかを選択します。
   
4. 選択した基準に対して、定義済みの条件項目を選択し、値を入力して条件を設定します。［次へ］をクリックします。 
   
5. ［訪問者の割り当て設定］で、いずれかを選択し、［次へ］をクリックします。これにより、担当者への訪問者の割り当て方法が設定されます。［担当者への割り当て］画面で、担当者を選択します。
   
6. ［プレビュー］画面で、設定したルールの内容を確認できます。 
   
7. 割り当てルール名を入力します。 
   
8. 最後に、［実行する］ボタンをクリックします。 
   
   
   
   

自動処理の実行条件の設定

1. ［設定］→［自動化］→［自動処理］に移動し、画面右上に表示されているる［追加］ボタンをクリックします。
   
2. 自動処理を設定するブランドを選択します。
   
3. ［条件の選択］の項目で、［Clearbitの会社］や［Clearbitの訪問者］から基準を選択します。
   
4. 基準に対して、定義済みの条件項目を選択します。
   
5. 自動処理の実行タイミングを設定します。
6. ［自動処理の種類］の設定画面で、いずれかを選択して、値を入力し、設定します。