不達(バウンス)の理由

不達(バウンス)の理由

キャンペーンとして配信したメールが不達になると、不達の理由が記載されたメールを受信します。不達の理由は単純なものが多いですが、対処に迷う場合は以下の詳しい説明を参考にしてください。

不達は、恒久的な不達(ハードバウンス)と一時的な不達(ソフトバウンス)の2種類に分けられます。

恒久的な不達(ハードバウンス)は、恒久的な問題が原因でメールが宛先に届かなかったケースです。時間をおいても問題が解消される見込みはないため、恒久的な不達となった宛先のメールアドレスはその時点で[不達になった連絡先]リストに追加されます。メールの再配信は試行されません。また、恒久的な不達の頻繁な発生は、配信元の信頼性を大幅に低下させる恐れがあります。恒久的な不達(ハードバウンス)の詳細については、こちらのヘルプ記事をご参照ください。

一方、一時的な不達(ソフトバウンス)は、一時的な問題が原因でメールが宛先に届かなかったケースです。ある程度の時間をおくと問題が解消される可能性があるため、一度不達となってもメールの再配信が試行されます。一時的な不達(ソフトバウンス)の詳細については、こちらのヘルプ記事をご参照ください。

恒久的な不達か、一時的な不達かはエラーコードで判断できます。恒久的な不達の場合はエラーコードの先頭が「5.」、一時的な不達の場合は「4.」です。つまり、エラーコードが「5.x.x」であれば恒久的な不達、「4.x.x」であれば一時的な不達です。エラーコードは一般ユーザーの目には留まりにくいですが、不達の原因を調査するうえで大きな手掛かりとなります。

恒久的な不達(ハードバウンス)の理由

以下に、恒久的な不達(ハードバウンス)の理由をいくつか説明します。

恒久的な不達の理由


説明

メールアドレスが存在しない

キャンペーンメールの宛先として指定した連絡先のメールアドレスが存在しません。

ドメインが存在しない

連絡先が、GmailやYahooメールなどのフリーメールアドレスではなく、独自ドメインのメールアドレスを使用している場合、そのドメインが存在しません。

受信者(宛先)のメールアドレスが無効、または間違っている

宛先として指定した連絡先のメールアドレスが正しく入力されていないか、メールアドレスに間違いがあります。

受信者側のメールサーバーで配信を恒久的にブロックされている

キャンペーンメールの配信に使用している配信元のドメインが、受信者側のメールサーバーによってブロックされています。

受信者のメールアドレスが削除されたか、無効化されている

宛先として指定した連絡先ののメールアドレスが、すでに有効ではなくなっています。

受信者側のポリシーの制限によって拒否された

配信したキャンペーンメールが、受信者側のサーバーに設定されているポリシーによって拒否されました。

受信者側のサーバー上でユーザーが見つからない

受信者側のメールサーバーで、メールの宛先として指定されているメールボックスやメールアドレスを見つかりません。

配信したメールが恒久的な不達となった場合の対処方法は、そのメールアドレス(連絡先)を配信リストから削除する以外にありません。配信元の信頼性を保つために、不達となる配信を繰り返さないことが大切です。恒久的な不達の場合、時間がたっても状況が変わることはないため、時間をおいて再配信してもメールが宛先に届くことはありません。

一時的な不達(ソフトバウンス)の理由

以下の表に、一時的な不達の理由を説明します。

一時的な不達の理由

説明

解決方法

メールボックスの容量超過(割り当てられている容量の超過)

受信者のメールボックスの容量がいっぱいになっている

受信者にメールボックスの容量を空けるように依頼するか、時間をおいてメールを再配信します。

メールアカウントの一時的な停止や無効化

受信者のメールアカウントが一時的に停止された、または無効化された

受信者のメールアカウントが一時的に使用できない状態になっている可能性があります。受信者にメールアカウントの復旧を依頼するか、時間をおいてメールを再配信します。

受信者側のメールサーバーの停止

受信者側のメールサーバーが到達不可能な状態になっている

受信者側のメールサーバーが停止しているか、到達不可能な状態になっている可能性があります。再配信が自動的に試行されます。受信者側の管理者に問題の状況を伝え、対応を依頼します。

短時間での大量配信(一定期間におけるメール件数上限の超過)

受信者側のサーバーで設定されている、一定期間内のメール件数の上限に達した

短時間のうちに大量のメールを配信したことが原因の場合があります。IPウォームアップ(配信件数を徐々に増やして、配信元IPアドレスの信頼性を高めていく措置)を実施するか、時間をおいてメールを再配信します。メールを一定の件数ずつに分けて配信することもできます。

メッセージのサイズ上限の超過

配信可能なメッセージの容量を超えている(例:25MBを超えているなど)

添付ファイルが原因の場合があります。画像や動画など、容量の大きなファイルを添付する場合は、ファイルを圧縮するか、添付するファイルの数を減らすことをお勧めします。また、Zoho WorkDriveのようなストレージサービスにファイルをアップロードし、リンクを使用してファイルを共有する方法もあります。

DNSの一時的な問題

受信者のドメインのDNSレコードにアクセスできない

受信者のドメインのDNSレコードに問題がある可能性があります。時間をおいて、メールを再配信します。問題の特定と解決のためには、受信者側で信頼性の高いDNSリゾルバー(名前解決のためのDNSクライアント)を使用するように依頼します。

メール本文の内容が原因のブロック

メールの本文に不適切な語句や不審なリンクが含まれている

キャンペーンメールに使用されている語句やリンクが、受信者側のメールサーバーに設置されている迷惑メールフィルターによって不適切と判断された可能性があります。メールの本文に、不適切と判断される恐れのある語句、短縮URL、安全性の低いサイトへのリンクなどを含めないようにします。詳細については、こちらのヘルプ記事をご参照ください。

DMARC/SPF/DKIM認証の失敗

メールの認証が失敗した

キャンペーンの配信に使用された配信元ドメインの認証が適切に行われていなかったために、受信者側のメールサーバーによる配信元の確認ができなかった可能性があります。SPFDKIMDMARCに関する情報がすべて正しく公開されていることを確認します。

迷惑メールフィルターによる拒否

迷惑メールフィルターによって迷惑メールと判定された

受信者側のメールサーバーに設置されている迷惑メールフィルターによって、メールの配信が拒否される場合があります。これを避けるには、配信に使用するドメインの信頼性を高める、不適切と判断される恐れのある内容を本文に含めない、配信元ドメインの認証を適切に行うなどの対応策が必要です。

迷惑メールフィルターによる拒否

添付ファイルが不正であると判定された

キャンペーンに添付したファイルが安全ではないと判断された可能性があります。安全ではないと判断される恐れのあるファイルは除外し、配信前にウイルスチェックを実行します。

受信者側のメールサーバーに設定されている配信者ポリシーへの不適合

受信者側のメールサーバーに設定されているルールによって、配信者が拒否された

受信者側のメールサーバーに配信者に関するポリシーが設定されている場合、そのポリシーに適合しない配信者からのメールは拒否されることがあります。受信者側の管理者に、不達となったメッセージの詳細を伝え、必要であれば許可リストへの登録を依頼します。

メール中継の一時的な失敗

メッセージのSMTP中継が拒否された

メールを中継するSMTPサーバーによってメッセージの中継が拒否された可能性があります。SMTPサーバーの設定が適切かどうかを確認します。配信者側の設定に問題がない場合は、受信者側の管理者に問い合わせます。

グレーリスト

受信者側のメールサーバーで、未知の差出人からの初めてのメッセージの受信が保留されている

受信者側のメールサーバーによって未知の差出人からのメッセージだと判定されると、受信が一時的に保留される場合があります。再配信が自動的に試行されます。できる限り同じIPアドレスから継続的にメールを配信します。

接続の時間切れ、一時的なネットワーク障害

ネットワークの問題により、メールが配信されなかった

ネットワークやファイアウォールの状態が原因の場合があります。ネットワークやファイアウォールに問題がないかどうかを確認してから、再配信します。

タイムアウトエラー

SMTPサーバーのタイムアウトが発生した

メールを中継するSMTPサーバーにおいて、タイムアウトの時間が短く設定されていることが原因の場合があります。SMTPタイムアウトの時間を長くし、サーバーが応答するかどうかを確認します。

配信の期限切れ

再試行が可能な時間内に配信が完了しなかった

適切な時間内に再配信を実行します。ネットワークやサーバーの問題を解消します。