これらの接続は特権管理者/Admin/Developersによって作成され、各ログインユーザーによって認証されます。
管理者接続とは異なり、これらの接続ではすべてのログインユーザーごとに個別の認証を保持でき、実行したユーザーの認証に基づいて連携を実行できます。管理者または開発者は、
組み込みコネクター(
Zoho Backstageを除く。Zoho Backstageは
管理者接続のみをサポート)または
カスタムコネクターを使用してログインユーザー接続を作成できます。これにより、ユーザーはアプリケーションの
ライブモードから直接接続を認証できます。これらの接続により、アプリケーション内で外部サービスを連携し、特定のデータや機能への認証済みアクセス権を持つ個々のユーザーに認証を付与できます。
プライマリアカウント
ログインユーザー接続を使用して
データソースや
スケジューラーを作成するには、連携サービスを1つのアカウント経由で処理するためのプライマリアカウントが必要です。たとえば、CreatorアプリケーションからZoho CRMに毎日データを自動送信するスケジューラーのワークフローを考えてみます。このような場合、スケジューラーはユーザーや管理者の操作を必要とせずに独立して実行されます。スケジューラーは、プライマリアカウントの認証を使用してタスクを実行します。
データソースの場合、接続を通じて
Zoho CRMの[取引先]タブにデータを送信する
Zoho CRM連携フォームを例に考えてみましょう。データソースを作成するには、プライマリアカウントが必要です。この場合、連携フォームは、プライマリアカウントの指定された
Zoho CRMタブ内の項目に基づいて作成されます。各ログインユーザーはこの接続を個別に認証し、連携フォームにデータを追加できます。追加されたデータは、そのユーザーの
Zoho CRMの指定タブに追加されます。
管理者がログインユーザー接続を初めて認証すると、そのアカウントがプライマリアカウントとして指定されます。ただし、必要に応じて、管理者はプライマリアカウントの状態を変更し、別の管理者のアカウントに割り当てる権限を持っています。接続の作成時にすべての環境で同じ認証を使用するよう選択していない場合は、
環境ごとに異なるプライマリアカウントを設定できます。
アカウントをプライマリとして設定する方法については、
こちらをクリックしてください。
メモ:ポータルユーザーと共有ユーザーも、アプリケーションのライブモードからログインユーザー接続を直接認証できます。アプリケーションのライブモードで接続にアクセスする方法の詳細については、
こちらをクリックしてください。
ユーザー接続を作成する際は、OAuth認証情報の管理方法を選択する必要があります。Zohoでは、次の2つの接続モードを提供しています。
5.1. Zoho管理の認証情報
Zoho管理のOAuth認証情報では、Zoho Creatorによって作成および管理されるOAuthアプリケーションを使用します。この標準の接続方法では、クライアントID、クライアントシークレット、リダイレクトURL、その他のOAuthコンポーネントなどのOAuthクライアント設定とライフサイクルを手動で管理する必要がありません。OAuthアプリケーションは自動的に管理・保守されるため、最小限の設定で一般的な連携を簡単に認証できます。また、ユーザー単位の同意とアクセス制御も維持されます。この方法は、次のような場合に適しています。
たとえば、Zoho CreatorアプリがZoho Sheetsにアクセスする必要がある場合、開発者は接続を作成する際にZoho管理の認証情報を選択します。OAuthアプリと設定はZohoが処理し、ユーザーはサインインして権限を付与するだけで済みます。管理者がクライアントIDやシークレットを用意する必要はありません。
5.2. クライアント認証情報
カスタムOAuth認証情報を使用すると、GoogleやMicrosoftなどのサードパーティサービスに直接登録して作成・管理するOAuthアプリケーションを使用できます。Zoho管理の認証を使用する代わりに、独自のクライアントID、クライアントシークレット、コールバックURL、その他必要なOAuth設定情報を指定します。
この方法は一般的に独自の認証情報の使用(BYOC)と呼ばれ、認証の設定や管理方法を組織がより細かく制御する必要がある場合に選択されます。Zoho管理の認証情報と同様に、ユーザーは接続設定時に自分のアカウントへのアクセスを認証する必要があります。
この方法は、次のような場合によく使用されます。
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OAuthアプリケーションを直接所有および管理する場合
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カスタマイズまたは制限された認証スコープを定義する必要がある場合
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社内のセキュリティ、コンプライアンス、規制ポリシーに合わせる必要がある場合
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トークンのライフサイクル、アクセス権限、監査要件を管理する必要がある場合
BYOCはZoho管理の認証情報に比べて設定の手間がかかりますが、柔軟性とガバナンスが高く、認証動作を組織の基準に合わせることができます。そのため、エンタープライズ環境や厳格に管理された環境に特に適しています。