Zoho Creatorとの連携機能を利用すると、Zoho Creatorで作成したアプリをZoho CRM内で利用できます。その際、「Webタブ」と呼ばれる機能を用います。Webタブは、任意のWebページやアプリのURLを指定し、タブの1つとして表示できる機能です。この機能を用いることで、Zoho Creatorで作成したアプリのURLを、Zoho CRMのタブとして表示できます。なお、Webタブにはアクセス権限を設定することが可能です。また、連携機能においては、Zoho Creatorで作成したアプリ内のデータと、Zoho CRMの標準タブ(見込み客、連絡先、取引先など)のデータを組み合わせて利用できます。さらに、Zohoサービスはシングルサインオンに対応しているため、Zoho CRMアカウントにサインインしていれば、Zoho Creatorのアプリにもそのまま同じアカウントでアクセスできます。
Zoho Creatorで作成したアプリをZoho CRMで利用するための連携手順について、例を通じて見てみましょう。たとえば、出張費を管理するためのアプリをZoho Creatorで作成したとします。出張費を特定の取引先に関連付けて管理するため、このアプリでは、Zoho CRMの[取引先]タブからデータを取得して表示するように設定します。このように、Zoho Creatorとの連携機能を用いると、Zoho CRMと連携した形で利用できるアプリを、ドラッグ&ドロップのかんたんな操作で作成できます。また、要件に応じて、Zoho独自のスクリプト「Deluge」(デリュージ)を用いることで、より高度な処理を設定することも可能です。
以下では、Zoho CreatorアプリをZoho CRMで利用する際に必要な手順について、出張費管理アプリを例に説明します。
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
日々の営業活動を効率的に管理し、導入効果を高めるための方法を学びましょう。