CRM for Everyoneは、現在、早期アクセスの形式で提供されています。申請に基づき、一部のユーザーのみが利用可能です。CRM for Everyoneを実際にお試しになりたい方は、
こちらのページからアクセスを申請してください(英語のページが表示されます)。Zoho CRM単独で使う場合のCRM for Everyoneと、Zoho CRM PlusまたはZoho Oneの一部として使う場合のCRM for Everyoneは同じものですか?
はい、どちらの形で使用する場合も、CRM for Everyoneの機能に違いはありません。CRM for Everyoneは、Zoho CRMの新バージョンであり、Zoho CRMと別の新しいサービスとして提供されるわけではありません。現在のZoho CRMに操作性の改善や機能の拡張を施したものが、CRM for Everyoneです。
CRM for Everyoneによる改善と拡張
- 直感的に操作できる画面:より多くの人がZoho CRMを活用できるように、画面の操作性が改善されています。
詳細については、こちらのヘルプ記事をご参照ください。 - チームタブ:組織タブとは別に、チーム専用のタブを作成できます。チームタブは、チームでの共同作業を効率化するのに役立ちます。詳細については、こちらのヘルプ記事をご参照ください。
- データ一覧のグラフ表示:データを、ひと目で理解できるグラフを使って表示できます。Zoho CRMの各タブ上でパターンや傾向を手早く分析し、その結果をすぐに意思決定や営業戦略の最適化に活用できます。詳細については、こちらのヘルプ記事をご参照ください。
- チームスペース:各チームのニーズに合わせて、チーム専用の作業環境を作成できます。詳細については、こちらのヘルプ記事をご参照ください。
- やりとりの履歴タブ:顧客(連絡先や見込み客)とのやりとりの全履歴を1か所にまとめて時系列で確認できます。顧客のこれまでの経緯をすべて把握することで、その顧客に最適な対応を取ることが可能になります。詳細については、こちらのヘルプ記事をご参照ください。
CRM for Everyoneに切り替えると、すっきりとした画面で効率的にZoho CRMを使用できるようになりますが、現在のバージョンと比べて主要機能に変更はありません。CRM for Everyoneは、Zoho CRM単独で使っても、Zoho CRM PlusまたはZoho Oneの一部として使っても、機能に違いはありません。操作画面もほぼ同じですが、メニューバーの表示に少し違いがあります。Zoho CRM PlusまたはZoho Oneでは、一部の機能が画面左側のメニューバーではなく、ダッシュボード画面上部のメニューバーに表示されます。
Zoho CRM、Zoho CRM Plus、Zoho Oneの操作画面の違いについては、
こちらのヘルプ記事をご参照ください。
CRM for Everyone(操作画面の新バージョン)の目的は?
CRM for Everyone(操作画面の新バージョン)の目的は、組織内の全部門で共通のCRMシステムを使い、全員が協力して顧客に対応できるようにすることです。CRM for Everyoneは、コミュニケーションの壁を取り除き、多くの人が同じシステム上で作業できるようにし、共同作業を促進します。また、セキュリティやプライバシーは確保しつつ、各チームが自分たちで柔軟に管理作業を行うことも可能にします。
なお、CRM for Everyoneには、以下のような新しい機能も追加されています。
- チームスペース(ヘルプ記事、よくある質問)
- チームタブ(ヘルプ記事、よくある質問)
- データ一覧のグラフ表示(ヘルプ記事、よくある質問)
- やりとりの履歴タブ(ヘルプ記事、よくある質問)
これらの新機能が操作画面に一体的に組み込まれたCRM for Everyoneでは、さまざまな作業を効率的に管理できます。今回の更新により、操作画面が多くの人にとってより操作しやすく、分かりやすく表示されるようになります。
CRM for Everyoneの操作画面では、メインのメニューバーはどこにありますか?
メインのメニューバーは、画面の左側に配置されています。左端に縦に並んでいるアイコンをクリックすると、それぞれのメニューに応じた詳細ページが表示されます。これまで画面上部のメニューバーにあった機能も、この左側のメニューから使用できます。
CRM for Everyoneの操作画面でもWebタブを使用できますか?
はい。CRM for Everyoneの操作画面でもWebタブを使用できます。
タブグループとチームスペースの違いは何ですか?
Zoho CRMのタブグループとチームスペースは、機能の範囲が異なります。
タブグループは、タブを整理するために、関連するタブをグループとしてまとめて表示する機能です。業務に合わせてタブを柔軟にグループ化することで、必要なタブにすぐにアクセスできるようにします。タブグループではタブの表示/非表示や表示順を設定できるので、ユーザーは必要なタブだけが表示された画面で効率良く作業を進められます。管理者は、管理作業を統一的かつ簡単に行えるようになり、組織編制や異動になどに応じた権限の変更もスムーズになります。タブグループの作成と管理は、[設定]→[カスタマイズ]→[タブと項目]から行います。この設定画面で、グループに含めるタブと、割り当てるユーザーや役職を指定できます。タブグループの機能をひと言でいうと、タブのフォルダーのようなものです。タブグループを作成して、権限の設定や管理を行うことで、操作性や生産性の向上につなげることができます。
チームスペースは、Zoho CRM内に、チームの共同作業の場を作る機能です。物理的な会社でも、部門ごとに作業スペースを設置することがありますが、それと同じように、Zoho CRM上にバーチャルで作る作業スペースが「チームスペース」です。業務別、場所別、プロジェクト別などのチームごとに、そのチームの作業や要件に合わせて専用のチームスペースを作ることができます。各チームスペースは、チームが共同作業を行う場であるため、そのカスタマイズや管理はそのチームスペースの管理者が担当します。これは、実際の会社でも、各部門の作業スペースは各部門で管理するのと同じです。また、チームスペースを作成する権限は、管理者権限を持つユーザーだけでなく、チームスペースの管理権限を持つユーザーにも付与されます。
Zoho CRMのチームスペースは、タブグループより高度な機能であり、チーム専用の作業環境を作って、チームの共同作業を円滑化、効率化することを目的としています。タブグループの主な機能はタブを仕分けして整理して見やすくすることであり、チームスペースも同じような機能を持っています。しかし、チームスペースは、単にタブをまとめるだけではなく、チーム専用の作業環境として役立ちます。チームがその環境内で自分たちの作業に集中し、必要なデータの入手や効果的な共同作業をスムーズに行えるようにします。このような作業環境を作ることで、コミュニケーションや作業管理の方法を改善し、チーム内の生産性をアップします。チームスペースは、Zoho CRMでの共同作業を力強く支える機能です。
最後にあらためてこの2つの機能の概要をまとめると、タブグループはZoho CRM内の関連するタブをまとめて表示する機能、チームスペースはZoho CRM内にチームが共同作業を行う専用の場所を作る機能です。
CRM for Everyoneの操作画面(操作画面の新バージョン)に切り替えるには?
現在の操作画面上に、CRM for Everyone(新バージョン)の機能と操作画面を紹介するポップアップ画面が表示されます。そこに表示されるボタンをクリックすると、切り替えることができます。なお、ポップアップ画面が消えてしまっても、プロフィールの詳細欄からいつでも切り替えることができます。切り替えるには、プロフィール画像をクリックし、詳細欄の上部に表示される、バージョン切り替え用メニューを使用してください。
操作画面を、CRM for Everyone(新バージョン)から、以前に使用していたバージョン(旧バージョン)に戻すことはできますか?
はい。一度新しいバージョンに切り替えても、いつでも以前のバージョンに戻すことができます。画面の左下に表示されているプロフィール画像をクリックすると、プロフィールの詳細欄が表示されます。その上部に表示される、バージョン切り替え用メニューをクリックすると、画面を以前のバージョンに戻すことができます。
操作画面を以前のバージョンに戻す操作を行った場合、以前のバージョンに戻るのは自分の画面だけですか? それとも、組織全員の画面が以前のバージョンに戻りますか?
操作画面を以前のバージョンに戻す操作を行った場合、以前のバージョンに戻るのは、その操作を行ったユーザーの画面だけです。組織内の他のユーザーは、引き続き、新しいバージョンを使用します。ただし、他のユーザーも、自分自身で自分の画面を以前のバージョンに戻すことができます。
今回の操作画面の変更は、これまでのZoho CRMの機能に何か影響を与えますか?
いいえ。新しい操作画面は、これまでのZoho CRMの機能には何も影響を与えません。ただし、CRM for Everyoneの新しい操作画面は、より操作しやすく改善されており、機能も増えています。