しかし、そうして導入した多数のアプリに、顧客の詳細情報や企業の収益情報なども含む大量のデータを保存する場合は、データへのアクセスに関するガイドラインを定めておくことが不可欠です。秘密の保持やデータへの不正アクセス防止のためには個人情報や機密情報の暗号化が必須であり、特に、基盤システムにさまざまなテクノロジーが使われる環境ではその重要性が高くなります。
Zoho Deskでは、不正アクセスを試みる攻撃者などから機密情報を守るために、顧客名、メールアドレス、電話番号などの標準項目のデータを暗号化できます。AES(Advanced Encryption Standard)という方式による暗号化を項目で有効にすることにより、標準項目に鍵をかけたような状態を実現できます。
たとえば、ある銀行が顧客にサービスを提供するために、口座名義、住所、電話番号など、顧客情報を収集しているとします。データの一部は、カスタマーサポートに使用するため、Zoho Deskに保存されます。このような場合、情報漏えいリスクの最小化と、データへの不正アクセス防止のために、銀行はZoho Desk内の標準項目に保存されているデータを暗号化することができます。
標準項目のデータを暗号化することのメリット
注意事項
制限事項
標準項目のデータの暗号化を開始する前に、以下の制限事項を十分にご確認ください。
標準項目のデータの暗号化は、レイアウト上で項目を作成したとき、または項目を編集しているときに有効にできます。
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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