ユーザーによるポータルへのアクセスを規制するためのルールの集まりを「権限セット」と呼びます。管理者は権限セットをユーザーのスコープに応じて異なる方法で設定することができます。これにより管理者は異なるタイプのユーザーに関連する適切な権限セットを割り当てることができます。カスタマー権限は唯一の事前定義権限となっています。Zoho Creatorはカスタム権限の作成も可能としており、特定の要件に応じた権限のカスタマイズを可能にしています。権限セットには3つの異なるカテゴリーの権限があります: モジュールレベル, レコードレベル, および 機能レベルです。
- モジュールレベル: モジュール(タブ)へのアクセスを有効または無効にします。
- レコードレベル: ビュー、作成、編集、削除の許可を有効または無効にします。
- 機能レベル: データのインポートおよびエクスポートなどの機能へのアクセスを有効または無効にします。
権限のリスト
セクション | 詳細 |
モジュールレベルの権限 | 各モジュールおよびそれらのレコードに以下のパーミッションを有効/無効にする。 - アクセスフォーム - モジュール(フォーム、レポート、ページ)へのアクセスを許可または拒否するための許可
- 表示 - アプリケーション内の各フォームのレコードを表示するアクセスを許可または拒否するための許可
- 作成 - アプリケーション内の各フォームにレコードを作成するアクセスを許可または拒否するための許可
- 編集 - アプリケーション内の各フォームのレコードを編集するアクセスを許可または拒否するための許可
- 削除 - アプリケーション内の各フォームからレコードを削除するアクセスを許可または拒否するための許可
- すべて表示 - アプリケーション内の各フォームからすべてのレコードを表示するアクセスを許可または拒否するための許可
- すべて変更 - アプリケーション内の各フォームからすべてのレコードを変更するアクセスを許可または拒否するための許可
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インポート権限 | 各モジュールからレコードをインポートするために必要な様々な権限を持つ組織全体のユーザー |
輸出許可 | 各モジュールからレコードを輸出するために必要なさまざまな許可 |