Zia App Builderのビルドモードによるアプリケーションの作成

Zia App Builderのビルドモードによるアプリケーションの作成

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このページの内容
Zoho Zia App Builderの構築モードを使用して、プロンプトから実用的なユースケースと動作するコンポーネントを生成し、実際に機能するZoho Creatorアプリケーションを作成する方法を説明します。続行する前に、Zoho Zia App Builderの仕組みをご確認ください。
利用条件
  1. Zoho Ziaは、Zoho Creatorの有料プランでのみ利用できます。
  2. 特権管理者と管理者のみが、Zoho Ziaを設定し、[アプリケーションの作成]機能を有効にできます。
  3. 特権管理者、管理者、開発者は、Zoho Ziaを使用してAI支援アプリケーションを構築、管理できます。その他のユーザーは、割り当てられた権限に基づいて、ライブモードでアプリケーションにアクセスできます。
  4. LLMプロバイダーとしてZoho GenAIを使用して構築モードを利用する場合、ワークフローは自動生成されません。アプリケーションの作成後に、これらの機能を手動で設定してください。
  5. 英語以外の言語でもプロンプトを送信できますが、LLMプロバイダーとしてZoho GenAIを使用する場合、生成されるユースケースとアプリケーションは常に英語で作成されます。プロンプトと同じ言語でユースケースとアプリケーションを生成するには、外部LLMプロバイダーを使用してください。
  6. 利用可能なLLMはデータセンター(DC)によって異なります。サポートされているLLMと各DCでの利用可否については、Zoho Ziaのドキュメントを参照してください。

1. 前提条件

  1. Zoho Zia App Builderの構築モードでは、Zoho Ziaに設定された大規模言語モデル(LLM)プロバイダーを使用してプロンプトを処理します。標準のLLMプロバイダーとしてZoho GenAIが設定されており、代わりにOpenAI、Anthropic、Google、DeepSeek、SiliconFlowを設定できます。Zoho Ziaの設定は一度だけ行う処理で、Zoho Zia App Builderを含む、Zoho Ziaを活用したすべての機能が有効になります。Zoho Ziaの設定方法はこちら
セキュリティに関するヒント。
  1. Zoho GenAIのLLMはすべてのプロンプトをZoho内で処理しますが、外部LLMプロバイダーはそれぞれのシステム内でデータを処理します。外部プロバイダーを使用する場合は、機密情報や規制対象の情報を共有しないでください。
  2. Zoho Zia App Builderでは、Zoho CreatorのAI呼び出しやAPI呼び出しは消費されません。ただし、Zoho Zia App BuilderでZoho GenAIを使用すると、開発AIクレジットが消費されます。外部LLMプロバイダーの利用分は、各サービスプロバイダー側で計上されます。開発AIクレジットの使用量は、請求セクションで確認できます。
  1. Zoho Ziaの設定後、[アプリケーションの作成]機能の[アクセス]切り替えボタンを有効にし、使用するLLMプロバイダーに関連付けます。
Notes
メモ:使用するLLMプロバイダーと連携してZoho Ziaをすでに設定している場合は、[アプリケーションの作成]機能の[アクセス]切り替えボタンが有効で、そのLLMプロバイダーに関連付けられていることを確認してください。

2. Zoho Zia App Builderを使用してアプリケーションを作成するには

  1. Creatorアカウントのダッシュボードに移動します。初期設定では、[ソリューション]モジュールが表示されます。
  2. ダッシュボードの右上にある[+ソリューションを作成]をクリックし、[アプリケーション]カードを選択してアプリケーションの作成を開始します。
  3. [Ziaを使用して作成] カードを選択し、Zia App Builderを開きます。
  4. Notesメモ:Zia連携をまだ設定していない場合は、[設定]を[Ziaを使用して作成]カードでクリックします。表示されたポップアップで、[Ziaの設定を開く]をクリックします。Ziaのページに移動し、そこでZiaを設定して、アプリケーションの作成を有効にできます。
    Info情報:初期設定では、[ビルド]モードが選択されます。アプリケーションの内容を調整して設計する場合は、[計画]モードに切り替えます。Zia App Builderの計画モードを使用してアプリケーションを作成する方法
  5. プロンプト項目にテキスト、添付ファイル、またはその両方を使用してアプリケーションの要件を入力し、Enterキーを押すか、[送信]アイコン()をクリックします。Zia App Builder向けの効果的なプロンプトを作成する方法
    1. テキスト:最適な結果を得るため、作成するアプリケーションの詳細を入力します。
    2. ファイル:添付アイコン()をクリックし、PRD、BRD、RFP、関連するプロセス図など、アプリケーションの目的を説明するファイルやアプリケーションのフローを視覚的に示すファイルを添付します。
    3. Notesメモ。
      1. 入力できるテキストは最大1,000文字です。
      2. ファイルとして添付できるのは、ドキュメント1件または画像3件までです。
      3. 対応しているファイル形式は次のとおりです。
        1. 画像:PNG、JPG、JPEG、WEBP
        2. ドキュメント:PDF、TXT
      4. Zoho Ziaがニーズに合ったユースケースを生成できるように、プロンプトには詳細な要件を記載したテキストとファイルの両方を含めることをお勧めします。
  6. AIが生成したユースケースと、そのユースケースに必要なテーブルを含む、可視化されたデータモデルを確認します。次の操作を実行できます。
    1. アプリケーションに関連する新しいユースケースをAIで生成して追加するには、[生成]をクリックします。
    2. 任意のユースケースを入力するには、[カスタム追加]をクリックします。
    3. アプリケーションの要件に合わないユースケースを削除するには、そのユースケースにカーソルを合わせ、ごみ箱アイコン()をクリックします。
      1. Notes
        メモ:初期設定では、5件のユースケースが生成されます。ユースケースは生成または追加でき、合計で最大10件まで登録できます。
  7. 表示されたデータモデルに基づいて作成処理を開始するには、[アプリケーションを作成]をクリックします。入力データを受け取って保存するフォーム、データを表示するレポート、主要な指標やパフォーマンス指標を表示するダッシュボードが作成され、視覚的に魅力的なアプリケーションのスタイルが設定されます。
    1. Notes
      メモ:作成されるフォーム、レポート、ダッシュボードの数は、ユースケースによって異なります。
  8. 作成処理が完了したら、[アプリケーションにアクセス]をクリックします。アプリケーションがライブモードで開き、アプリケーションのダッシュボードが表示されます。アプリケーションには、テスト用のサンプルデータが含まれています。

2.1. 他のサービスへのテーブルの接続による連携フォームの作成

データモデル内のユースケースによっては、データを同期するために、別のZohoサービスや外部サービスへの接続が必要になる場合があります。この要件に対応するため、Zia App Builderは、関連する接続を使用して、これらのテーブルを対象サービスにリンクすることを提案します。テーブルが正常にリンクされると、作成されるアプリケーション内で連携フォームに変換されます。
Notes
メモ:ユースケースに該当する要件が含まれている場合、Zia App Builderは次の対応サービスを検索します:Zoho CRM、Zoho Recruit、Zoho Projects、Zoho People、Zoho BugTracker、QuickBooks。
テーブルをサービスにリンクする際に発生する可能性があるいくつかのケースを見てみましょう。
シナリオ
説明
操作手順
1. Zoho Zia App Builderが、テーブルを関連サービスに自動で接続する。
特定のユースケースでは、データを同期するために、テーブルを追加のサービスにリンクする必要があります。Zoho Zia App Builderが、[マイクロサービス]タブ内で、関連サービスへの有効かつ認証済みの接続を検出すると、そのテーブルの接続を自動で確立します。また、データソースを使用して、そのサービス内の適切なタブにリンクします。アプリケーションの作成後、テーブルは連携フォームとして機能します。
Notes
メモ:関連サービスへの接続が複数ある場合、Zoho Zia App Builderはいずれか1つに無作為に接続します。
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2. Zoho Zia App Builderが候補となるサービスを表示するが、テーブルをいずれのサービスにも接続できない。
特定のユースケースでは、データを同期するために、テーブルを追加のサービスにリンクする必要があります。App Builderには関連サービスが表示されますが、[マイクロサービス]タブ内の接続が次のいずれかの状態であるため、サービスには接続されません。
  1. 無効:接続の機能が有効ではありません
  2. 未接続:接続が認証されていません
  3. 利用不可:このサービスへの接続が作成されていません。
このような場合は、Zoho Zia App Builderから接続を作成またはリンクできます。その設定は[マイクロサービス]タブに同期されます。接続が確立されると、Zoho Zia App Builderはデータソースを使用して、そのサービス内の適切なタブにリンクします。アプリケーションの作成後、テーブルは連携フォームとして機能します。
Notes
メモ:テーブルがサービスに接続されていない場合、アプリケーションの作成後、そのテーブルはCreatorの標準項目を備えた通常のフォームとして機能します。
1. 対象のテーブルの右上にある[接続]ドロップダウンをクリックします。

2. 使用するサービスの横にある[接続]を、[利用可能なサービス]の一覧でクリックします。

テーブルをサービスに接続した後、別の利用可能なサービスにリンクしたり、別のデータソースを選択したりできます。
シナリオ
操作手順
1. 別の関連サービスへの変更:必要に応じて、テーブルを別のサービスにリンクできます。その場合、最初に既存の接続を切断してから、テーブルを対象のサービスにリンクします。
1. 対象のテーブルの右上にある[接続]ドロップダウンをクリックし、既存のサービスの横にある[切断]をクリックして連携を解除します。
2. 必要なサービスの横にある[接続]を、[利用可能なサービス]でクリックして連携します。
2. 接続で使用する別の関連データソース(タブ)への変更:サービス内の別のタブがユースケースに適している場合は、テーブルをそのタブにリンクできます。必要なデータソースを接続に追加して使用します。
1. 対象のテーブルの右上にある[接続]ドロップダウンをクリックし、[接続済みデータソース]の下にある[+新しいデータソースを作成]をクリックします。
2. [データソースを作成]ポップアップで必要なタブを選択し、[作成]をクリックしてリンクします。

3. 注意事項

  1. Zoho Zia App Builderでは、Creatorが提供する各種機能をテストできるように、アプリケーションの作成時にサンプルデータが追加されます。実際の要件に合わせてアプリケーションを使用する前に、サンプルデータを手動で削除してください。
  2. AIによってアプリケーションの作成プロセスが強化されますが、AIが生成したユースケースと、それに基づいて作成されたアプリケーションの正確性および妥当性を確認することが重要です。これにより、適切な動作とユーザーのニーズへの適合性を確保できます。
  3. Zoho GenAIのLLMでは、すべてのプロンプトがZoho内で処理されますが、外部のLLMプロバイダーでは、それぞれのシステム内でデータが処理されます。外部プロバイダーを使用する場合は、機密情報や規制対象の情報を共有しないでください。
  4. アプリケーションの作成時に生成または追加できるユースケースは、最大5件です。
  5. AIが生成したユースケースと独自のユースケースは、関連するアプリケーションの作成にまとめて使用されます。そのため、生成されたすべてのユースケースが作成時に使用されるとは限りません。ユースケースを再生成するか、そのままAI支援アプリケーションの作成に進むことができます。
  6. アプリの説明に基づいて関連するデータテーブルが自動生成され、それをもとにアプリが構築されます。
  7. 次の項目の種類はサポートされていません。AI支援によるアプリケーションやフォームの作成時には表示されず、Zoho Ziaを使用した項目の生成時にも候補として提示されません。
    1. 高度な項目:書式ありテキスト、画像、サブフォーム、署名、ファイルのアップロード、音声、動画、数式
    2. 特殊項目:セクション、メモ、ユーザー、連携
    3. AI項目:予測、感情分析、キーワード抽出、OCR、物体検出
  8. アプリケーションとともに生成されるサンプルデータは、テストのみを目的としています。すべて架空のデータであり、実在するものとの関連付けや推測を行わないでください。
  9. LLMプロバイダーとしてZoho GenAIを使用するビルドモードでは、ワークフローは自動生成されません。アプリケーションの作成後に、これらの機能を手動で設定してください。
  10. プロンプトは英語以外の言語でも送信できますが、LLMプロバイダーとしてZoho GenAIを使用する場合、生成されるユースケースとアプリケーションは常に英語で作成されます。プロンプトと同じ言語でユースケースとアプリケーションを生成するには、別のLLMプロバイダーを使用してください。
  11. Zoho Zia App Builderのビルドモードでは、Zoho CreatorのAI呼び出し、API呼び出し、開発用AIクレジットは消費されません。
  12. Zoho Zia App Builderの使用時には、APIのレート制限が適用されます。この制限は、ユーザーまたはクライアントが指定期間内にサービスへアクセスできる回数をLLMプロバイダーが制限するもので、利用プランや使用するモデルによって異なります。
    1. OpenAIのレート制限
    2. Google Geminiのレート制限
    3. Anthropicのレート制限
    4. DeepSeekのレート制限
    5. SiliconFlowのレート制限
  13. アプリケーション作成プロセスの精度を高めるため、送信したプロンプトに加えて、システムが補足プロンプトを追加します。これらのシステムプロンプトもAIの利用量に加算されます。
  14. 複数のAI機能を短時間に連続して使用すると、設定したプロバイダーのレート制限を超える場合があります。その結果、エラーが発生したり、AI機能が一時的に利用できなくなったりすることがあります。
  1. Zoho Zia App Builderを使用したAIによるアプリケーション作成の仕組み
  2. Zoho Zia App Builderのプランモードを使用したアプリケーションの作成
  3. CreatorのZoho Zia機能について
  4. Zoho Ziaの支援によるフォームの作成
  5. AI支援フォームの項目候補の生成
  6. Zoho CreatorのZoho Zia App Builderで使用する効果的なプロンプトの作成