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メモ:
他のAIと同様に、生成されたスクリプトは必ずしも正確とは限りません。ただし、信頼性を最大限に高めるため、継続的に改善を行っています。
生成されるスクリプトは、学習状況に応じて変化します。そのため、同じプロンプトでも、生成するタイミングによって異なるスクリプトが生成される場合があります。
Ziaアシスタンスは、対話形式のプロンプトから要件を理解し、Delugeエディター内でDelugeスクリプトを直接生成できます。Ziaアシスタンスでは、GenAIを活用した自然言語処理(NLP)や機械学習などの高度な技術により、複雑なスクリプトをより簡単かつ効率的に作成できます。Delugeのベストプラクティスに従うことで、潜在的なエラーを減らし、開発プロセス全体を改善します。また、最適化された信頼性の高いスクリプトにより、迅速な実装が可能になります。
利用条件
- Zoho Creatorの有料プランで利用できます
- 米国(.com)、ヨーロッパ(.eu)、インド(.in)、オーストラリア(.au)、中国、カナダ(.ca)の各データセンターで利用できます。
- 利用できるLLMはデータセンター(DC)によって異なります。対応しているLLMと各DCでの利用可否については、Ziaのドキュメントを参照してください。
1. 概要
Ziaアシスタンスは、自然言語処理(NLP)を使用する、高度で信頼性とコスト効率に優れたモデルであるGenAIを搭載しています。対話形式のプロンプトから要件を解釈し、Zoho CreatorでDelugeスクリプトを生成します。Ziaは、ワークフローや関数内のDelugeエディターから直接利用でき、Delugeスクリプトの作成をリアルタイムで支援します。これにより、スクリプト作成プロセスを迅速かつ効率的に進められます。Ziaは、アプリケーションのメタデータを分析し、フォーム間の既存の関連付けを考慮した最適なスクリプトを生成します。また、関連するワークフローや関数でサポートされていないタスクを除外するため、Delugeコードをより簡単にエラーなく作成できます。
Zoho CreatorのDelugeエディターでZia Delugeアシスタンスを利用するには、次の初回設定を完了する必要があります。
- APIキーの作成 - Ziaでは複数のAPIが使用されるため、LLMのプロバイダーとしてZoho GenAIを使用する場合を除き、使用するGenAIアカウントでAPIキーを作成する必要があります。
- Ziaの設定とDelugeアシスタンスの有効化- Zoho Creator内でDelugeアシスタンスを有効にするには、生成したAPIキーを使用してZiaを設定する必要があります。
メモ:Ziaのビルドエージェントを使用して、ワークフロー、関数、その他のアプリケーションコンポーネント用のDelugeスクリプトを生成することもできます。ビルドエージェントは、自然言語のプロンプトを使用してアプリケーションコンポーネントを作成、変更できる、AI搭載の開発アシスタントです。
2. 前提条件
Ziaの設定
AIを使用してDelugeスクリプトを生成するには、Ziaを設定する必要があります。これは初回のみ必要な設定で、完了するとZoho CreatorアカウントですべてのZia機能を利用できるようになります。Ziaには、初期設定でZoho GenAIのLLMプロバイダーが設定されているため、追加の設定は必要ありません。別のプロバイダーを使用する場合は、対応している任意のLLMプロバイダー(OpenAIまたはAnthropic)とZiaを連携できます。
Ziaの設定方法はこちら。
Delugeアシスタント機能の有効化
1. [操作]→[Zia]→[機能]に移動します。[機能]タブに、利用可能なすべてのZia機能が表示されます。
2. [機能へのアクセス]セクションで、
Delugeアシスタンスの横にある[アクセス]ボタンをオンにして有効にします。この機能に使用する設定済みのLLMプロバイダーを選択します。
このボタンは初期設定では無効になっています。有効にすると、ZiaとGenAIの機能を組み合わせてスクリプトを生成できます。
メモ:Ziaのフォーム作成機能を有効または無効にしたり、使用するLLMプロバイダーを設定したりできるのは、スーパー管理者のみです。
3. 操作の流れ
4. ビジネスでの活用例
例1:招待メールを送信するスクリプトの生成
組織が営業活動を管理するために使用している、Zoho Creatorの営業管理アプリケーションを例に説明します。顧客との関係を強化するため、新しい顧客が追加されるたびに招待メールを自動送信できます。従来は、「
成功時」の処理を含むワークフローを設定し、
メール送信タスクを使用してスクリプトを作成する必要がありました。Ziaアシスタンスを使用すると、このプロセスを効率化できます。自然言語のプロンプトを入力するだけで、Ziaがワークフローとアプリケーションのメタデータを分析し、必要なスクリプトを生成します。
この例では、「成功時」のワークフロー処理内でスクリプトが作成されているため、Ziaがinputキーワードを使用してフォームの項目に適切にアクセスしています。また、生成されたスクリプトには、メール本文のサンプルも含まれています。
- 新しい顧客データがフォームに追加されたら、顧客のメールアドレス宛てに招待メールを送信する。
例2:2つの日付項目間の日数の計算
組織内でタスクを計画、割り当てるために必要なプロジェクト情報を保存する「プロジェクトの詳細」フォームを備えた、Zoho Creatorのプロジェクト管理アプリケーションを例に説明します。プロジェクトを予定どおりに進めるには、「プロジェクトの詳細」フォームにある開始日から終了日までの期間について、週末と祝日を除いた稼働日数を計算することが重要です。そのためには、特定のタスクの正確な稼働日数を算出するDelugeスクリプトが必要です。Zia AIアシスタントを使用すると、次のようにプロンプトを入力するだけで、このスクリプトを簡単に生成できます。
- Start_dateからEnd_dateまでの稼働日数を計算するスクリプトを作成する。
情報:Start_dateとEnd_dateは、2つの日付項目の項目リンク名です。
5. AIを使用したスクリプトの生成
メモ:すべてのワークフローや関数のDelugeエディターから、Ziaを使用してスクリプトを生成できます。ここでは、Ziaを使用したスクリプトの作成方法を説明するため、例として
成功時のワークフロー処理にあるDelugeエディターを使用します。
- 目的のイベントで実行するワークフローを作成し、[新しい処理を追加]→[Delugeスクリプト]をクリックして、次の動画のようにDelugeエディターを開きます。
- エディター内の[Zia]アイコン(
)をクリックして、Ziaアシスタントのチャット画面を開きます。

- 下から表示される画面にプロンプトを入力します。プロンプトに基づいて、Zia Delugeアシスタントが関連するスクリプトを生成します。

- [コピー]アイコン(
)をクリックしてスクリプトをコピーするか、Ziaからエディターにドラッグ&ドロップします。
生成されたスクリプトを確認し、そのままワークフローで使用するか、要件に合わせて変更できます。アプリケーションの本番モードでワークフローを実行し、スクリプトが正しく機能するかテストすることをお勧めします。開発をより効率的に行うには、環境を有効にし、
開発環境またはステージング環境の本番モードを使用してスクリプトをテストできます。
メモ:
- Delugeエディターを終了すると、Ziaアシスタントのチャット画面内のプロンプトと回答は消去されます。
- [高評価]または[低評価]ボタンを使用して、生成されたスクリプトに関するフィードバックを送信できます。フィードバックを送信すると、Ziaの性能向上のため、プロンプトとスクリプトが当社と共有されます。
5.1. プロンプトのガイドライン
- プロンプトを入力する際は、明確で適切な表現を使用することをお勧めします。攻撃的または不明瞭な表現を使用すると、回答が不正確になる可能性があります。たとえば、フォームの項目に保存されている特定のメールアドレス宛てにメールを送信する場合、フォーム名、メール項目名、メールアドレスを選択する条件、件名の内容をプロンプトに明記すると、より精度の高い正確なスクリプトを生成できます。
- プロンプトと併せて、コンポーネント名、リンク名、項目名、または項目リンク名を指定すると、作成済みのコンポーネントを効果的に活用して、正確なスクリプトを生成できます。
- 適切に構成されたプロンプトの例。
- 「商品の配送状況を追跡するため、[注文]フォームの[メール]項目にあるアドレス宛てにメール通知を送信するスクリプトを作成してください。」
- 「コレクション変数内の要素を更新し、更新後の変数を返すスクリプトを作成してください。」
6. API使用量の管理
選択したLLMプロバイダーの月間API使用量を確認するには、次の手順を実行します。
- [操作]→[Zia]→[使用状況]に移動し、ボタンをクリックします。選択した生成AI開発者プラットフォームのログインページにリダイレクトされます。ログインすると、生成AIプロバイダーの[ダッシュボード]で、組織の月間API使用量を確認できます。

7. 制限事項
- 他の生成AIと同様に、生成されたスクリプトが正確でない場合があります。ただし、この点については継続的に改善を進めています。
- 生成されるスクリプトは適応型であるため、同じプロンプトでも、機械学習の進捗状況に応じて、生成される回答が異なる場合があります。
- Deluge Ziaアシスタンスでは、プロンプトや要件に基づき、レコードの削除や重要なデータの変更などを行うスクリプトを生成できます。意図しないデータの消失や変更を防ぐため、実行前に生成されたコードを十分に確認することをお勧めします。
- スクリプト生成の精度を高めるため、入力したプロンプトに加えて、システムから補足プロンプトが追加されます。これらのシステムプロンプトも生成AIの使用量に加算されます。
- ユーザーが入力できるプロンプトは、1分あたり最大20件です。
- Zia Delugeアシスタンスは、ページスクリプトおよびアプリケーションIDEでは利用できません。
- Zoho Ziaが生成するスクリプトには、Zoho Creatorアカウント内のカスタム関数の呼び出し、アプリ変数、接続、ユーザー情報は含まれません。
8. 留意事項
- Zoho GenAIでは、すべてのプロンプトがZoho内で処理されます。一方、外部のLLMプロバイダーでは、各社のシステム内でデータが処理されます。外部プロバイダーを使用する際は、機密情報や規制対象の情報を共有しないでください。
- Delugeアシスタンスでは、Zoho GenAIまたは外部のLLMプロバイダーを使用するよう設定できます。Zoho GenAIでは、CreatorのAI呼び出しやAPI呼び出しは消費されません。外部のLLMプロバイダーには独自のAPIレート制限があり、プロバイダー、利用プラン、モデルによって異なります。各プロバイダーのレート制限については、それぞれの公式ドキュメントを参照してください。
- OpenAIのレート制限
- Google Geminiのレート制限
- Anthropicのレート制限
- DeepSeekのレート制限
- SiliconFlowのレート制限
メモ:複数のアプリを一度に作成しようとすると、レート制限エラーが発生する場合があります。たとえば、複数のアプリを短時間に連続して作成すると、15RPMの上限を超えてエラーが発生する可能性があります。
これらの上限には余裕がありますが、アプリを短時間に連続して作成する場合など、頻度の高い操作に影響する可能性があります。
- CreatorのZoho Zia機能の概要
- Zoho Ziaアシスタンスを使用したフォームの作成
- AI支援フォームの項目候補の生成