右上隅のターゲットマッチングアイコンをクリックし、「表示ターゲット」オプションを選択します。ターゲットマッチングが完了していることを確認してください。未完了の場合はエクスポートが失敗するおそれがあります。こちらをクリック すると、ターゲットマッチングの詳細をご覧いただけます。

メモ: ターゲットマッチングの失敗は、エクスポート失敗と同じではありません。ターゲットマッチングは、データが実際にエクスポートされる前に実行されます。これにより、エクスポートの失敗原因となるスキーマやデータモデルのエラーを事前に検出し、エクスポート失敗を防ぎます。

ターゲットマッチングでは、照合済みの列や未照合の列に異なるアイコンや提案が表示されます。これらの提案をクリックすることで、既存の列をターゲット列に素早く照合することができます。エラー修正を簡単に行えるよう、CRM内のターゲットタブがデータのターゲットとして紐付けられます。DataPrep Studioページ内で、データとテーブルのマッピングおよび不一致がある箇所のエラーを確認できます。エラーアイコンにカーソルを合わせて内容を確認し、クリックして個別にエラーを解決できます。

メモ: 初期設定ですべての列がグリッドに表示されます。ただし、すべての列リンクをクリックすることで、必須オプションにフィルターをかけることができます。

ターゲット照合エラー概要

ターゲットマッチング時のエラーについて、以下に説明します。

1. 未照合列：このオプションでは、データ元およびターゲットで一致していないすべての列が表示されます。
   
   
   
   メモ:
   

   1. ターゲットの非必須列は、利用可能な場合はデータ元列と照合するか、無視できます。
   2. データ元データをCRM以外のデータ元からインポートした場合、データ元に存在する追加列は初期設定ではエクスポート時に含まれません。ただし、必要に応じて名称を変更し、照合することで含めることができます。
   3. データ元データをCRMからインポートした場合、ターゲットに存在しないデータ元の列は、照合するか削除しないとエクスポートを続行できません。ただし、追加列（システム作成済み）はエクスポート時に無視されます。
   
   
   未照合列オプションを利用する場合、「必須列のみ表示」オプションを切り替えることで、ターゲットで必須と設定されている列があるかどうかを確認し、それらを含めることができます。また、必須列のみ修正してエクスポートを続行することも可能です。
   

   
   

   
   

1. データの種類不一致：このオプションでは、データ元のデータ型がターゲットの列と一致しない列が表示されます。
2. データ形式不一致：このオプションでは、データ元の列のうち、日付・日時・時間のフォーマットがターゲットと異なる列が表示されます。
3. 制約不一致：このオプションでは、ターゲット列のデータ型制約に一致しない列が表示されます。列に制約を追加する方法については、こちらをクリックしてください。
4. 必須列不一致：このオプションでは、ターゲットで必須に設定されているが、データ元では必須に設定されていない列が表示されます。
   
   
   メモ: 必須列は照合され、必須として設定されていない限り、宛先にエクスポートできません。列を必須に設定するには、アイコンをクリックするか、「必須として設定（null不可）」チェックボックスをデータの種類変更変換内で使用してください。
5. データサイズ超過警告：このオプションでは、ターゲットで許容されている最大サイズを超えるデータが含まれる列をフィルタリングします。

3. エラーを修正した後、パイプラインビルダーページに移動し、パイプラインを実行してデータをエクスポートできます。手動実行が正常に動作することを確認したら、パイプラインの自動化スケジュールを設定可能です。実行タイプの詳細はこちらをご参照ください。

4. 部分的なエクスポート失敗が発生した場合、変更内容の取り消しやZoho CRMへの反映をキャンセルするには今すぐロールバック機能を選択できます。エクスポートが成功している場合でも、必要に応じてロールバック可能です。ロールバックの詳細については次のセクションをご覧ください。

部分的なエクスポートに失敗した場合、Rollback機能を使ってCRMタブで実行された変更を元に戻したり、キャンセルしたりできます。Rollbackは、挿入されたデータの削除、更新済みデータの変更の取り消し、削除されたデータの復元をサポートします。Rollbackエクスポートについての簡単な動画をご覧ください。

部分的なエクスポートに失敗した場合、Rollback now機能を使ってZoho CRMで行った変更を元に戻すことができます。エクスポートが成功した場合でも、必要に応じてロールバックを行うことができます。

 

 

1. OutputタブのRollback nowリンクをクリックし、今すぐエクスポートをロールバックします。

3. ロールバックの進行状況が表示されます。ロールバック実行中は他の操作を行わないでください。ロールバック処理は、一度開始すると元に戻すことができません。

重要：

1. ロールバックできるのは最新のエクスポートのみです。つまり、Rollback data syncリンクは、処理済みデータで出力された直近のエクスポートのみ表示されます。

2. ロールバック処理は一度開始すると元に戻すことができません。ロールバック実行中は他の操作を行わないでください。