Zoho Deskでは、一覧内のすべての問い合わせに対して、割り当て、移動、削除などの一括処理を実行できます。たとえば、ある担当者に割り当てられている問い合わせの一覧があるとします。この担当者は来週から休暇を取得するため、該当の一覧に含まれるすべての問い合わせをチーム内の別のメンバーに割り当て直す必要があるとします。再割り当てが必要な問い合わせの件数を確認すると、100件を超えていることが判明しました。このような場合、一覧内のすべての問い合わせに対する一括処理機能を利用すると便利です。

 

一覧に表示する問い合わせの件数を50件に増やし、問い合わせを50件ずつ一括で割り当てることもできますが、この方法では一度に処理できるのは最大50件です。50件を超える問い合わせを処理する場合、同じ処理を繰り返す必要があります。このページでご紹介する機能を利用すると、一覧に100件あるいは1,000件を超える大量の問い合わせが含まれていても、一覧内のすべての問い合わせに対して一括で処理を実行できます。 

一括処理の主なメリットは以下のとおりです。

一覧内のすべての問い合わせに対して実行できる一括処理は以下のとおりです。

実行中の処理がない場合、一括処理はすぐに実行されます。別の処理が実行中である場合は、処理の予約が設定され、実行中の処理が完了し次第実行されます。

一括処理の履歴ページでは、一括処理の実行履歴の詳細を確認できます。一覧では、完了した一括処理だけでなく、進行中の一括処理も表示可能です（実行中と待機中）。実行日時、処理の種類、実行したユーザー、一覧名、部門名、現在のステータスなど、さまざまな情報を確認できます。 

一括処理の操作を確定した後、処理が待機中（実際に実行される前）である場合は、一括処理を取り消すことができます。一括処理を取り消すことができるのは、一括処理を実行したユーザーまたは組織の管理者です。 

一括処理の履歴ページの［完了］タブでは、完了したすべての一括処理に関する詳細を確認できます  （処理件数、実行日時、処理内容、問い合わせの担当者、部門、実行ステータスなど）。