Zoho Peopleにおける差し込み文書テンプレート機能

Zoho Peopleにおける差し込み文書テンプレート機能

Zoho Peopleの差し込み文書テンプレートとは、プレースホルダー(差し込み項目)を含む文書テンプレートを指します。Zoho Peopleのフォームデータなど、連携されたデータソースのデータが自動的に挿入されるため、パーソナライズされた文書を一括で作成できます。

たとえば、従業員一人ひとりに個別の内定通知を作成する代わりに、以下の項目を含むテンプレートを1つ作成します。

  1. {{Employee Name}}
  2. {{Employee ID}}
  3. {{Department}}
  4. {{Joining Date}}
  5. {{Salary}}

差し込み処理を実行すると、システムはこれらの差し込み項目を各従業員の対応するデータに置き換え、個別の文書を生成します。

差し込み文書テンプレートのメリット
  1. 効率性:従業員ごとの情報を手動で入力することなく、複数の文書を一括で迅速に作成できます。
  2. 一貫性:従業員とのコミュニケーションにおいて、文体や形式の統一を維持できます。
  3. 個別化:標準化されたメッセージやコンテンツを各従業員に合わせて個別化することが可能です。
差し込み文書テンプレートを使用することで、内定通知書、採用通知書、昇進通知書、評価通知書、雇用歴証明書など、人事業務で頻繁に使用される各種書類をかんたんに作成できます。
提案
Zoho Peopleの差し込み文書テンプレート機能は、高機能オンラインワードプロセッサーであるZoho Writerとの連携により提供されています。 
情報
注意
差し込み文書機能を利用するには、クレジットが必要です。無料のZoho Writerアカウントには、月あたり1,000クレジット(最大1,000件の差し込み処理に対応)が付与されます。より多くの差し込み処理を行いたい場合は、Zoho Writerのプランをアップグレードするか、アドオンで追加クレジットを購入できます。詳細については、自動化クレジットの購入方法のヘルプ記事をご参照ください(クレジットの使用状況の確認方法も同ページに記載されています)。
差し込み文書テンプレートの作成方法に関するヘルプ動画

差し込み文書テンプレートの作成

差し込み文書テンプレートを使用することで、Zoho Peopleシステムや独自フォームのデータを活用し、従業員ごとに個別の情報を反映した文書を作成できます。
情報
差し込み文書テンプレートは、月1,000件まで無料で使用できます。この上限には、自動化、入社手続き、電子署名、フォームで生成される差し込み文書も含まれます。各データに対する差し込み処理は、1件としてカウントされます。詳細については、自動化クレジットの購入方法のヘルプ記事をご参照ください。

従業員フォームを使用して「採用通知書」を作成し、以下の操作を行う手順について説明します。

  1. 従業員データからの差し込み文書の作成
  2. 差し込み文書のメール送信
  3. 電子署名用の差し込み文書の送信
  4. フォームデータの差し込み文書のダウンロード
提案
電子署名フローでは、実行条件に応じて、差し込み文書テンプレートを電子署名用に自動送信できます。

Zoho Peopleで差し込み文書テンプレートを作成するには
  1. [設定]→対象のサービス(例:従業員情報)→[自動化]→[テンプレート]→[差し込み文書テンプレート]の順に移動します。
  2. [テンプレートを追加する]をクリックします。
    情報
    詳細については、メールの差し込み文書のヘルプ記事をご参照ください。
  3. 差し込み文書テンプレートを作成するフォームを選択します。この例では、従業員フォームから差し込み項目のデータを取得します。
  4. テンプレートの名前を入力します(例:採用通知書)。


  5. 差し込み文書の名前を入力します。差し込み項目を使用して、フォームから取得した従業員名や従業員番号などの情報をテンプレートに挿入できます。
  6. [保存する]をクリックします。
    Zoho Writerの画面に移動します。こちらで、以下の手順でテンプレートを作成します。
  7. テンプレートを最初から作成する場合は、[基本]を選択します。また、既存のテンプレート一覧から選択して自社のニーズに合わせてカスタマイズすることも可能です。

    情報
    Zoho Writerの[人事]タブには、雇用歴証明書、採用任命書、採用通知書、住所証明書、退職証明書などのテンプレートが用意されています。


  8. 差し込み文書の内容を入力します。利用可能な書式設定機能を使用して、画像ファイルや差し込み項目を挿入し、必要な情報を追加できます。
    1. メインまたはサブフォームの差し込み項目を追加するには、[項目]→[動的項目]→[差し込み項目]の順に移動し、追加する位置にカーソルを合わせて、差し込み項目をクリックします。
    2. 署名項目を追加するには、[項目]→[動的項目]→[署名項目]の順に移動し、追加する位置にカーソルを合わせて、[項目を挿入する]メニュー内の署名アイコンをクリックします。
  9. 差し込み文書テンプレートの作成またはカスタマイズが完了したら、[完了する]をクリックして保存します。


  10. 作成したテンプレートは、該当フォームの[自動化]セクション内で確認できます。

差し込み文書のテンプレートの複製

Zoho Peopleの差し込み文書テンプレートの複製機能を使用すると、既存の差し込み文書テンプレートを複製できます。複製されたテンプレートには、元のテンプレートのレイアウト、書式、差し込み項目、設定が引き継がれるため、管理者は文書を一から作り直すことなく、新しいテンプレートを作成できます。

複製時には、以下のいずれかの方法を選択できます。

  • 同じフォームで複製する:選択したフォームのテンプレートの完全な複製を作成します。
  • 別のフォームに複製(フォーム間の複製):既存のテンプレートを別のフォームに関連付けて、新しいテンプレートを作成します。複製元のフォームの差し込み項目を、複製先のフォームの対応する項目に置き換えることで、複数のフォームで同じ文書構造や書式設定を再利用できます。

Zoho Peopleで差し込み文書テンプレートを複製するには

  1. [設定]→サービスを選択→[自動化]→[テンプレート]→[差し込み文書テンプレート]の順に移動します。



  2. [複製する]をクリックします。


  3. フォームを選択します。同じフォームのテンプレートを複製することも、同じサービスの別のフォームに複製することも可能です。
    異なるフォーム間で複製を行うには、すべての差し込み項目を手動で関連付ける必要があります。

  4. 新しいテンプレート名と文書名を入力します。
  5. [保存する]をクリックします。
  6. テンプレートファイルの編集画面が開きます。元のフォームの差し込み項目をすべて削除し、選択したフォームの対応する差し込み項目を挿入します。必要に応じて書式を更新し、[完了する]をクリックして、複製したテンプレートを保存します。


    このテンプレートで、選択した複製先フォームの差し込み文書を生成できます。

フォームデータの差し込み文書の作成

フォームデータの差し込み文書を作成するには、次の手順を実行します。 
  1. 差し込み項目を使用して文書を作成するには、差し込み文書テンプレート作成のヘルプ記事をご参照ください。
  2. 上記の手順でフォームデータを確認すると、[従業員情報]サービスで作成した[採用通知書]テンプレートを表示できます。
  3. 従業員の採用通知書を作成するには、[処理]→[従業員情報]→[従業員]の順に移動します。
  4. 該当するデータを選択し、[差し込み文書テンプレート]をクリックします。複数の従業員データを同時に選択することで、一括して通知書を作成/送信することが可能です。
  5. 差し込み文書テンプレートの一覧から、使用するテンプレート(例:採用通知書)を選択します。
    テンプレートは必要に応じて編集することができます。
  6. [差し込む]をクリックすると、
    差し込み文書が開きます。
  7. 選択した従業員データを反映した差し込み文書を作成するには、[差し込み文書をプレビューする]をクリックします。


  8. 画面右側の従業員名一覧から該当する名前をクリックすると、その従業員向けの差し込み文書を確認できます。


  9. 作成された差し込み文書では、以下の操作が可能です。
    1. 差し込み文書の印刷:すべての差し込み文書を印刷できます。 
    2. 差し込み文書のダウンロード:生成されたすべての差し込み文書をPDF形式でダウンロードできます。
    3. データのメール送信:従業員に差し込み文書をメールで送信できます。メール送信の詳細設定については、こちらのヘルプ記事をご参照ください。
    4. 電子署名用の送信:差し込み文書を電子署名用に、送信できます。
      文書を電子署名用に送信するには、組織で電子署名サービスとの連携を有効にしておく必要があります。

電子署名用の差し込み文書の送信

提案
文書を電子署名用に送信するには、組織で電子署名サービスとの連携を有効にしておく必要があります。詳細については、電子署名サービスとの連携のヘルプ記事をご参照ください。
フォームデータから電子署名用の差し込み文書を送信するには
  1. [処理]→ 対象のサービス →[データを選択する]→[署名用に送信する]の順にクリックします。
    [署名用に送信する]は、電子署名サービスとの連携が有効な場合のみ表示されます。


  2. 上記の例で「採用通知書」を電子署名用に送信する場合は、[処理]→[従業員情報]→[従業員]の順に移動します。
  3. 該当するデータを選択し、[署名用に送信する]をクリックします。
  4. ファイルアップロードセクションで、差し込み文書テンプレートの「採用通知書」を選択します。詳細については、差し込み文書テンプレートを使用した電子署名フォームの送信のヘルプ記事をご参照ください。
  5. 電子署名用に送信した文書を表示するには、[詳細]アイコンをクリックし、[電子署名の文書]を選択します。または、[処理]→[ファイル]→[電子署名の文書]の順に移動して、電子署名文書を確認することもできます。
提案
詳細については、電子署名:文書の取り下げまたは電子署名期限の延長のヘルプ記事をご参照ください。

フォームデータの差し込み文書のダウンロード

フォームデータの差し込み文書をダウンロードするには
  1. [処理]→ 対象のサービス(例:従業員情報) →[フォーム](従業員)の順に移動し、該当するデータをクリックして開きます。
  2. データの右上にある[詳細]アイコン→[差し込み文書テンプレートをダウンロードする]をクリックします。
    差し込み文書テンプレートのダウンロード画面が表示されます。
  3. 一覧から該当するテンプレート(採用通知書)を選択します。
  4. ダウンロード形式として、[PDF]または[DOCX]のいずれかを選択します。
  5. 文書名を入力します。文書名には動的項目を入力することも可能です。
  6. [ダウンロードする]をクリックします。
    該当するデータの差し込み文書がダウンロードされます。

差し込み文書テンプレートのインポート

既存のテンプレートをインポートするには、以下の手順を実行します。
  1. ホーム画面から、[設定]→ 対象のサービス →[自動化]→[テンプレート]→[差し込み文書テンプレート]の順に移動します。
  2. [テンプレートを追加する]で、ドロップダウンをクリックし、[テンプレートをインポートする]を選択します。
  3. テンプレートをインポートするフォームを選択します。
  4. デスクトップまたはクラウドサービスからテンプレートファイルを添付します(.doc、.docx、.pdf、.zdoc形式に対応しています)。
  5. テンプレート名と文書名を入力します。
  6. [保存する]をクリックします。
    テンプレートが保存され、使用できるようになります。





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